写真:西藤 カオル
地図を見るバゲットが世界的にも有名なフランスのパン屋さんVIRON(ヴィロン)が、2013年6月21日に高級食パン専門店『セントル ザ・ベーカリー』を銀座にオープンしました。
こちらのお店では、国産小麦の「角食パン」、北米産小麦の角型「プルマン」、山型の「イギリスパン」の食パン3種類を提供。入口の正面がイートインコーナー、その隣がお持ち帰り用のショップとなっています。
人気はイートインコーナーの、食パンの食べ比べができるメニュー「セントル トーストセット」。こちらのセットの面白いところは、食パンの食べ比べのみならず、欧州製のポップアップトースターを自由に選んでテーブルで使用することができること。これが女性に人気となり、グルメ情報番組などで取り上げられることもしばしば。
今回は、オープンから半年くらいとはいえ、混雑をさけるために平日の昼間に訪問。11時前(開店は10時)には既に10数人の列が!!
写真:西藤 カオル
地図を見るイートインコーナーに案内され、テーブルにつくとここが食パン専門店だと忘れそうになるようなテーブルセッティングが目に入ります。内装も北欧インテリアで統一され、照明にはルイスポールセン、椅子はフリッツハンセンを使用するなどのこだわりよう。とってもオシャレでテンションがあがります!
さて、メニューを見てみましょうか。
ありました!「セントル トーストセット」
パン2種にミルクがつくこのセットは、シンプルに3種類。ジャムセット(1260円)/バター食べ比べセット(1050円)/ジャム+バターセット(1575円)
パンは、「山型のイギリス食パン」「北米産小麦の角食パン」「国産小麦の角食パン」の中から2種選べますが、追加料金で3種にすることも可能。ミルクは自社の北海道美瑛牧場産の低温殺菌だから濃くてまろやか〜。
バター好きな私は、バター食べ比べセットを、パン3種でいただきました。バターも3種類で「エシレ」「北海道美瑛牧場産」「国内メーカー」(写真:上から順)となっています。美瑛牧場のバターの黄色が映えますが、夏季は牛が青草を食べて育つため、より黄色が濃く草の香りが味わえるとのこと。季節ごとに試してみたくなりますね。
写真:西藤 カオル
地図を見るトーストセットの面白さはココからが本番です。店内展示の各国およそ10種20台ほどの中から、お気に入りのポップアップトースターを選びテーブルで焼くことができるのです。人気のデュアリット、ラッセルホブス、デロンギ、などオシャレで可愛いトースターに目移りします。
店員さんオススメのものを使うも良し、見た目重視で選ぶも良し。使ったことのないトースターでも、焼き具合の目印シールをお店がつけてくれているので、いい目安になり安心です。
さて、ここで変わり種のトースターを紹介します。それはフランス製のマギミックス。なんと焼けているところが透けて見えちゃうトースターなのです!トーストに焦げが出来始める瞬間をみることなんて、まずないですよね。これはオススメします。(調べたところ4〜5万はするものでした!)
写真:西藤 カオル
地図を見るちなみに11時からのランチタイムだけ、食パン以外にもサンドイッチが注文可能になるのでご紹介しましょう。
こちらは種類も豊富でオムレツサンドイッチ(840円)から、ビフカツサンドイッチ(6300円)まで10種類程。6300円のサンドイッチとは、ちょっとびっくりしますが、ステーキに使われるような上質の黒毛和牛ヒレ肉を、丹精につくられた極上ソースをからめるという手間暇のかかった一品とのこと。サンドイッチ(6切れ)にして、1切れあたり1000円相当になるというなんとも豪華なメニューです。
今回は、オーソドックスにBLTサンドイッチ(1260円)をいただきました。サンドイッチのメニューにあわせて使用するパンも異なり、こちらではイギリスパンでした。割としっかりめな焼き具合です。サンドイッチに使用しなかった「パンのみみ」もカップに入って添えられます。こちらはトーストしていないもので、かみしめるとほのかな甘さも感じられます。
写真:西藤 カオル
地図を見るイートインコーナーの右側ショップでは、食パンを購入することができます。焼き上がったばかりのパンがズラッと並ぶ光景は壮観。小麦粉の香りに購買意欲に拍車がかかってしまいます(笑)。販売されているパンは食パンが3種類のみで、国産小麦のゆめちからを使用した「角食パン」(840円)、北米産小麦の角型「プルマン」(840円)、山型の「イギリスパン」(735円)となています。料金は2斤(1本)サイズのものです。
現在はほとんどが焼きたてとなり、(パン好きな方だとお分かりだと思いますが)カットすることができず、しばらくは基本2斤サイズの販売になることが多いようです。日常のパンより少々お高めですが、キメの細かさ、ずっしり感はその違いを食べる前から予感させてくれます。オススメは、まず焼かずに食べてみてください。粉の旨みを感じられるような、ふんわりだけでなく密度の高いもっちり感、そしてほのかな甘さを実感できると思いますよ!
※写真は国産小麦ゆめちからの角食パン
日々変化する東京、最先端「銀座」のニューフェイスはいかがでしたか?たかが食パン、されど食パン。パン好きならずとも気になるお店です。
こちらのお店は、東京駅(八重洲中央口)からも徒歩圏内という立地なので、グルメな人への“新しい東京土産”としても重宝すると思います。
◆セントル ザ・ベーカリー (CENTRE THE BAKERY)
東京都中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル 1F
10:00〜19:00
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この記事を書いたナビゲーター
西藤 カオル
東京在住。趣味は、自転車・イベント巡り・美味しいもの探索。連れにつられてモータースポーツ観戦も始めました。毎年の鈴鹿、海外はイタリアGP、モナコGPを現地観戦。鈴鹿では5日間テント生活もするアウトドア…
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