提供元:BANYAN TREE HOTELS & RESORTS
http://www.banyantree.com/ja/em-seychellesセーシェル共和国は、アフリカ大陸の東、約1300qのインド洋に浮かぶ大小115の島々からなる国。青々と生い茂る熱帯雨林に海岸沿いを真っ白に縁取る砂浜、どこまでも続く青い海……。手つかずの大自然が魅力で、ロマンティックなリゾート地として、欧米を中心にハネムーナーの人気も集めています。
写真:竹内 あや
地図を見る大自然に身を浸し、時間の流れを忘れてのんびり過ごす――。これが最大の楽しみ方ですが、セーシェルにはそんな願いを叶えるリゾートホテルが充実。なかでも首都ヴィクトリアのあるマヘ島、第2の島プララン島には、隠れ家的リゾートが点在しています。
そんなリゾートに滞在しながらスノーケリングを楽しんだり、海辺でのんびり過ごしたり……。よりアクティブに過ごしたい場合には、離島巡りや国立公園巡り、島に点在する村を訪れてみるのもいいでしょう。
写真:竹内 あや
地図を見るマヘ島またはプララン島からの日帰りであれば、島巡りツアーに参加するのがおすすめ。スノーケリングセットの貸し出しやランチなどがセットになっているものがほとんどで、周辺のセント・アン海洋国立公園やラ・ディーグ島、キュリーズ島、カズン島、アリデ島などを訪れることができます。
美しい珊瑚礁で知られるセント・アン海洋国立公園では、スノーケリングのほか、底が透明になったボートやカヤックで海中の世界を観察することが可能。ほかにも、今も牛車の走る人口約2000人ののどかなラ・ディーグ島、美しいマングローブの林とウミガメの産卵地として知られるキュリーズ島など、魅力的な島が点在しています。
写真:竹内 あや
地図を見るなお、マヘ島、プララン島、ラ・ディーグ島の3島間の移動であれば、高速艇が頻繁に行き来しているので、個人で行くことも可能。所要時間もマヘ、プララン島間が約1時間、マヘ、ラ・ディーグ島間が1時間30分、プララン、ラ・ディーグ間においてはわずか15分と気軽に利用できるのも魅力的です。
写真:竹内 あや
地図を見るプララン島には、世界自然遺産に登録されているヴァレ・ド・メ自然保護区があり、世界的に珍しい双子ヤシ(ココ・デ・メール)が群生する古代の森を散策することができます。その独特な実の形から“禁断の果実”とも称され、さまざまな伝説を生み出してきた“世界最大の種”を探しに足を運んでみるのもいいかもしれません。
写真:竹内 あや
地図を見る双子ヤシに加え、セーシェルにはこの地域ならではの多くの動植物が生息しています。セーシェル固有種の巨大なアルダブラゾウガメもそのうちのひとつ。約10万頭が生息し、世界自然遺産にも登録されているアルダブラ環礁は保護下にあるため、なかなか一般人が訪れることはできませんが、セーシェルにはほかにもゾウガメに出会える場所がいくつかあります。ときにはリゾート内の敷地でお目にかかることも! 首都ヴィクトリアの植物園でも出会えます。
また、セーシェル諸島の最北端に位置するバード島は、その名のとおり海鳥たちの繁殖地として知られる島。5〜10月にかけて、面積6㎢ほどの小さな島が数百万羽のセグロアジサシで埋め尽くされます。ほかにもセーシェルには、ほかでは見られないブラック・パロットやセーシェル・ルリバト、セーシェル・ヒヨドリなどの固有種が生息しています。
写真:竹内 あや
地図を見るセーシェルの魅力は、その美しいビーチと自然だけではありません。多文化が混交して生まれたクレオール文化もそのひとつ。英語、フランス語と並んで公用語であるクレオール語が、フランス語とアフリカのバントゥー語を基本に、英語やヒンディー語、マダガスカル語などが混ぜってできた言葉であるように、料理にも各国の影響が色濃く表れています。
米を主食にフレンチやカレーをベースにしたものが多く、どれも日本人の口に合うものばかり。宿泊先のリゾートホテルではもちろん、町なかのレストランや食堂で味わえます。
写真:竹内 あや
地図を見る食文化に興味があれば、首都ヴィクトリアのマーケットを訪れてみるといいでしょう。インド洋で取れた魚介やセーシェルらしいココナッツ、南国フルーツのほかに、インドを感じさせる香辛料やチャツネ、中国的な醤油などがずらりと並んでいます。
首都ヴィクトリアは伝統的なクレオール建築の建物も多く、そぞろ歩きが楽しい場所。上記のマーケットに加え、セーシェルの植生について学べる自然史博物館や植物園、ヒンディー寺院やセーシェルのナショナルモニュメントのひとつである時計塔などの見どころがあります。
また、マヘ島には地元アーティストたちの工房やギャラリーも数多く、絵画やステンドグラス、彫刻など、さまざまな作品を目にすることができます。一軒一軒はこぢんまりとしていますが、その個性的な作品を求めて足を運んでみるのも面白いでしょう。
写真:竹内 あや
地図を見る直行便のない日本からセーシェルへは、中東またはヨーロッパの主要都市を経由して行くのが通常ですが、実は南アジア経由が便利!ということをご存じですか? たとえば日本からの直行便があるスリランカを拠点にすれば、+αの感覚で“夢の楽園”セーシェルへの旅が実現できてしまうのです!
スリランカの首都コロンボからセーシェルへは、わずか4時間のフライトで到着。つまり、ショートトリップ感覚で組み込むことができるのです。なんと、プラス1日からでも十分に可能。朝便を利用して午前中にセーシェルに到着し、1日のんびりとビーチリゾートでゆったりし、翌日昼頃現地を出発なんてスケジュールも“あり!”なのです。
セーシェルでの滞在を存分に満喫したいのであれば、さらに何泊かをプラス。スリランカでは観光巡りを重点的に、セーシェルではとにかく“何もしない贅沢”を満喫するといった楽しみ方もいいかもしれません。
遠い異国のようでありながらも、実はショートトリップ感覚で実現できる夢の楽園セーシェルへ。その魅力は、リゾートライフとビーチだけではありません。その地理ゆえに今に息づく固有の動植物や各国の歴史が混交した文化など、たくさんの魅力が詰まっています。
コロンボでの乗り継ぎ時間を考えると、スリランカ観光の後にセーシェルを組み合わせるのが理想的。セーシェル発コロンボ行きの便は正午近くなので、リゾートでゆったり朝食をいただき空港へ。コロンボでの待ち時間も2時間ほどで、スムーズに日本着便へと乗り継げます。
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(2024/12/1更新)
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