写真:モノホシ ダン
地図を見る「七夕のゆうべin四天王寺」の会場である四天王寺は、お寺なのに鳥居があります。この石鳥居は神仏習合の名残りです。またこの石鳥居付近は、1615年(慶長20年)の「大阪夏の陣」で、大坂城を死守する豊臣方と徳川方の最後の決戦の地ともなりました。
写真:モノホシ ダン
地図を見る参道の両側の「仙台たなばた」の吹き流しエリアでは、風に揺られて気持ちよさそうにたなびく吹き流しを楽しみましょう。吹き流しは織姫に供えられた織り糸を表現したもので、織姫にちなみ裁縫の上達を願うものです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る伽藍入口の「極楽門」は以前は西大門と呼ばれていました。よく見ると門の四ケ所の柱にコマ状の小さな車輪「転法輪」がついているのが分かります。
これは御釈迦様の教えが転じて伝わるのを輪にたとえたものです。参詣者はこの門をくぐるときに車輪を回して通りましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る極楽門をくぐると大人気の「笹トンネル」が待っています。全長約27m、約400本の笹の天井を3万球のLEDで飾り、天の川をイメージしたものです。
一方通行になっていて基本は立ち止まるのは禁止ですが、いちばんの見どころとあって写真を撮影する人が多いです。LEDの点灯時間は19時から24時までです(最終日は20時まで)。
写真:モノホシ ダン
地図を見る笹トンネルでは、願いを込めた短冊を吊るしましょう。参加料は1枚100円です。ちなみに短冊の色は青・赤・黄・紫・白の「五色」ありますが、これは初め五色の糸を飾っていたからです。現在のように五色の短冊が使われるようになったのは江戸時代になってからです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る伽藍内に入ったら五重塔前で行われている「鎮魂の灯火」に火を灯しましょう。鎮魂の灯火は東日本大震災で亡くなられた方の哀悼の意と地域の早期復興を祈念するものです。ローソクは2種類、100円と200円(花柄)があります。
<鎮魂の灯火の基本情報>
開催期間:2023年7月7日(金)〜8日(土)
開催時間:17:00〜21:00
写真:モノホシ ダン
地図を見る五重塔はライトアップされて周囲には荘厳な空気が漂います。現在の五重塔は8代目で、高さは39.2mの鉄筋コンクリート製です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る五重塔を中心とした堂塔伽藍のライトアップを楽しみましょう。五重塔と仁王門、その彼方にあべのハルカスも望むことができます。なお仁王門付近の特設ステージでは「七夕ふれあいコンサート」も開催されます。
<七夕ふれあいコンサートの基本情報>
開催期間:2023年7月8日(土)〜9日(日)
開催時間:16:30〜20:30(8日)、16:30〜19:30(9日)
写真:モノホシ ダン
地図を見る人混みで疲れたら回廊内で休憩しましょう。この付近は人も少なく落ち着いた雰囲気に包まれていておすすめです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るなお境内の東重門付近一帯では「星空観望会」が開かれます。織姫、彦星、土星の3天体を中心に本格的な天体望遠鏡で観察するというものです。参加費は無料です。
<星空観望会の基本情報>
開催期間:2023年7月7日(金)〜8日(土)
開催時間:20:00〜22:00(天候により中止の場合あり)
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに笹トンネルを含む西重門付近一帯では、フード、ゲーム、物販などのテントが立ち並ぶ縁日スペースとなります。涼を呼ぶミストとともに、ご当地グルメやヨーヨー釣り、くじ引きなどを楽しみましょう。
<七夕縁日の基本情報>
開催期間:2023年7月7日(金)〜9日(日)
開催時間:15:00〜21:00
いかかでしたか。「七夕のゆうべin四天王寺」は、開催3日間で約10万人の来場者がある大阪最大級の七夕祭りです。
なお、イベント期間中は梅雨の真っ最中ですので、晴れていても突然、天候状況が変化しゲリラ豪雨に見舞われることもしばしばです。必ず傘などの雨具を持ってお出掛け下さい。
2023年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/19更新)
- 広告 -