涼風ただよう「風鈴まつり」京都・正寿院はハートの窓だけじゃない

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涼風ただよう「風鈴まつり」京都・正寿院はハートの窓だけじゃない

涼風ただよう「風鈴まつり」京都・正寿院はハートの窓だけじゃない

更新日:2018/05/15 10:02

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

SNSで話題沸騰中の京都「正寿院(しょうじゅいん)」は猪目窓と呼ばれるハート形の窓があるお寺として一躍有名になりました。しかし毎年夏に「風鈴まつり」が行われることから、もともとは風鈴の寺として有名!真夏に涼を求めて参拝する人が絶えない正寿院の「風鈴まつり」をご紹介します。

ハートの猪目窓で一躍有名!「正寿院」

ハートの猪目窓で一躍有名!「正寿院」

写真:bow

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京都のお茶の里、宇治田原町にある「正寿院」は近年インスタグラムを中心にハートの形の窓「猪目窓(いのめまど)」があるお寺として爆発的に有名になった寺院。奇しくもハートの形をしているという宇治田原町を代表する人気スポットと化しています。

正寿院は京都の風鈴寺として有名

正寿院は京都の風鈴寺として有名

写真:bow

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正寿院は今やすっかりハートの窓のお寺というイメージが先行していますが、鎌倉時代の仏師・快慶作とされる木造不動明王坐像などの貴重な文化財があることで知られています。

また、正寿院は別名風鈴寺とも呼ばれています。夏になると「風鈴まつり」が行われ境内にたくさんの風鈴が吊られ、涼風ただようその景色を楽しもうと多くの参拝客が訪れます。

正寿院は京都の風鈴寺として有名

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2018年度の「風鈴まつり」は7月1日〜9月18日まで開催。境内には実に2000個という風鈴がところ狭しと吊られ、風が吹く度に透き通るような涼しい音色の大合奏を楽しめます。

山間部に位置する宇治田原町は京都市内と比較しても数度温度が低く、猛暑から逃れるにはピッタリ。風鈴の奏でる音色によって更に体感温度を低く感じることでしょう。

正寿院は京都の風鈴寺として有名

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風鈴の大合奏にココロ癒されよう

動画:bow

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実際に風鈴が奏でる音も動画でご覧ください。涼を呼ぶその音色、不思議とその音を聞くだけでも涼しく感じるのは、古来から人間は音と密接な関係を築いてきたからでしょう。

そもそも風鈴はお寺にある「風鐸(ふうたく)」という青銅製の鐘が原型とされています。この風鐸は厄除け・魔除けの意味あいでお寺のお堂や塔の四方に吊るされていて、強い風が吹けば音が出る仕組みになっています。古来、強い風が流行り病などの災いを運ぶと考えられていたため、この風鐸の音が聞こえる範囲は災いが起こらない聖域とされていました。

その風鐸が気温や湿度が上がって雑菌が繁殖しやすくなる暑い季節の魔除け・暑気払いの為の道具として一般に定着していったのが風鈴といわれているのです。これだけの数の風鈴に囲まれるということはさぞかし厄除け・暑気払いの効果があることでしょうね。

風鈴の大合奏にココロ癒されよう

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正寿院「風鈴まつり」は五感で楽しもう

正寿院「風鈴まつり」は五感で楽しもう

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正寿院の「風鈴まつり」は清涼感ただよう音色を楽しむだけではなく、人間の五感「眼耳鼻舌身」で真夏に涼を感じてもらおうという思いから始められました。

視覚に当たる「眼」では全国47都道府県のご当地風鈴をその目で見ること。そして聴覚の「耳」では風鈴の音を聞くこと。本堂にはご当地風鈴として、全国47都道府県から集められた様々な風鈴がお出迎え。個性豊かな風鈴たちに一つずつ音を聞いてみたくなることでしょう。ここは遠慮せずにその音を楽しんでみましょう。

正寿院「風鈴まつり」は五感で楽しもう

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そして嗅覚の「鼻」では豊かな自然と茶畑の香りを楽しむこと、味覚の「舌」では日本の緑茶発祥の地・宇治田原で本場のお茶を味わうこと。拝観受付が終わったら本堂では夏の時期ならではの水出しの爽やかで香り豊かな地元宇治田原産の銘茶をいただけます。

正寿院「風鈴まつり」は五感で楽しもう

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そして触覚の「身」では自ら風鈴に絵付け体験をしてもらおうというものです。風鈴の絵付体験は1回1000円。絵付けをした風鈴はそのまま持ち帰って自宅で飾るもよし、人に贈るもよし。宇治田原町の風をまとった風鈴に思いを込めて絵付けを楽しみましょう。

必読!2018年「風鈴まつり」の諸注意

必読!2018年「風鈴まつり」の諸注意

写真:bow

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ご存知のとおり正寿院はハートの窓で一躍有名になったため、連日多くの観光客が訪れています。今年度の「風鈴まつり」期間中は混雑緩和と安全考慮の為、拝観が事前申し込みになったという点が大きな変更点です。つまり当日直接行っても拝観ができないということですので要注意!

必読!2018年「風鈴まつり」の諸注意

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気になる拝観事前申し込みに関しては往復はがきによる申し込みか、チケットぴあから拝観券を購入という形になっています。既に往復はがきによる受付は5月1日から、チケットぴあによる受付も5月10日から開始されています。詳細は正寿院の公式ホームページをご参照ください。注意事項がいろいろとありますのでぜひ熟読の上お申し込みを。また、チケットぴあの申し込みページも記事下段のMEMO欄にリンクがあります。

この時期ばかりは猪目窓も脇役!?正寿院の「風鈴まつり」へ行こう!

京都は盆地だけあって夏の暑さは本当に身体にこたえる程。観光客もついつい涼を求めるこの季節にピッタリなイベントこそが正寿院の「風鈴まつり」です。京都市内からは一足のばさなくてはいけませんが、その価値は十二分にありますよ!風鈴に彩られた涼しげな境内だけでなく、もちろん話題のハート型の猪目窓もお見逃しなく!

■高野山真言宗 正寿院 風鈴まつり
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
開催期間:2018年7月1日〜9月18日
(8月17日は祭礼のため拝観休止)
拝観時間:9:00〜16:30
拝観料:大人600円(お茶・お菓子・散華・叶紐付き)
TEL:0774-88-3601
駐車場 あり

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/21 訪問

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