写真:結月 ここあ
地図を見る近江八幡はその昔、豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が築いた城下町で、近江商人発祥の地です。
近江商人は、北海道から九州、さらに東南アジアまで活躍の場を広げていました。その商人たちの本家が建ち並ぶ町並みを見ることができるのが新町通り。
写真:結月 ここあ
地図を見る近江八幡は、碁盤の目のように整然とした町並みが残されていて、平入の木造建築に、切妻造桟瓦葺・格子・出格子・虫籠窓や、道路に面する庭には見越しの松が見られます。また中二階建が多く、貫見せといって軒下の壁に貫を見せるのは、独特の意匠といわれ、伝統的建造物群保存地区に選定されています。
写真:結月 ここあ
地図を見る千年以上の歴史を誇る「日牟禮八幡宮」は、昔から近江商人の信仰を集めてきました。御祭神は譽田別尊(ほむだわけのみこと)、長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)と比賣神(ひめがみ)。
写真:結月 ここあ
地図を見る老木に囲まれた境内の中には、樓門・拝殿・本殿・摂社があり、こちらの写真が本殿です。3月には左義長祭、4月には八幡祭が賑やかに開催されています。
写真:結月 ここあ
地図を見る境内の中には、「近江八幡日牟禮ビレッジ」があり、和菓子から洋菓子まで揃う老舗の「たねや」グループが店を構えています。全国に展開をしていますが、この近江が発祥の地なんです。日牟禮カフェ・日牟禮茶屋・クラブハリエもあり、ランチからスイーツまで楽しめます。
写真:結月 ここあ
地図を見る日牟禮茶屋の前には、堂々たるご神木が構えて、清涼感が漂うスポットです。
写真:結月 ここあ
地図を見る八幡堀は、琵琶湖水運の要衝として造られて、かつてはこの運河を利用して荷船が行き来していました。当時の風情を味わうには、この堀をめぐる船に乗るのがお勧め。
写真:結月 ここあ
地図を見る八幡堀めぐりの船は、かわらミュージアム近くの乗船場から出発します。春は桜や花菖蒲・夏は柳・秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しい景色が楽しめます。
写真:結月 ここあ
地図を見る所要時間は約35分で料金は1000円。乗船場〜日牟禮神宮前〜新町通り〜赤煉瓦工場跡を往復します。繁忙期以外は予約がなくても乗船することができますよ。
写真:結月 ここあ
地図を見るこの煙突は、日本の近代化を支えた煉瓦工場「旧中川煉瓦製造所」の跡地に残された幅約14メートル、長さ約55メートル、煙突の高さは約30メートルのホフマン窯の煙突です。国登録有形文化財にも登録されています。ここから船はUターンで乗船場へと戻ります。
写真:結月 ここあ
地図を見る木々が木陰をつくり、爽やかな風が流れています。目の前に見えてきたのは白雲橋で、このような趣のある橋をいくつかくぐります。
写真:結月 ここあ
地図を見る四季折々の風情ある景色や白壁の土蔵が立ち並ぶ町並みと、いろいろな姿を見せてくれる八幡堀めぐり。この八幡堀を見たことがある方がいらっしゃるかも。実は多くの時代劇やドラマのロケ地にもなっているんです。NHKの朝ドラ「あさが来た」や、映画「るろうに剣心」など…どこか探してみるのも楽しいですよ。
いかがでしたか、しっとりと落ち着いた近江八幡。八幡堀めぐりのほかにも、建築家ヴォーリズのおしゃれな建築物がいくつも残されていたり、建物全体が瓦づくしというかわらミュージアムなど、見どころもたくさん。また近江ならではのグルメも楽しめます。京都駅からもJRで近江八幡駅までは35分ほどと、京都観光の合間に訪れるのもいいですよ。近江八幡のランチやスイーツ、「たねや」情報などは下記関連MEMOからご覧ください。
この記事を書いたナビゲーター
結月 ここあ
はじめまして、結月ここあです。子育ても卒業して、第二の青春真っ只中!?花・パワースポット・温泉・神社仏閣・グルメ・建築物探訪が好きで女友達と国内・海外へと旅に出ています。旅は感動の景色に出会うことがで…
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