写真:羽田 さえ
地図を見るおいしいかき氷店の多い高雄の街。台北の人気店「芒果恰恰 MangoChaCha」の支店などもありますが、やはり高雄ならではのお店で食べたいもの。ふたつの老舗かき氷店を食べ比べできるのが、七賢三路と大仁路の交差点エリアです。MRTのオレンジライン「鹽テイ埔」駅から徒歩5分ほどの距離になります。
まず最初に訪れたいのが「高雄婆婆冰」。高雄のババアの氷!というインパクトのありすぎる店名のとおり、おばあちゃんの絵柄の赤い看板が目印です。創業はなんと1934年。初代の女性店主がモチーフになっています。
店先には新鮮な果物や野菜がずらりと並んでいます。実はかき氷だけでなく、フルーツジュースも大充実。甘いものが苦手な同行者がいる場合は、ちょっとおもしろいメニューとしてカットトマトもあります。ざく切りのトマトに、薬味の入ったタレをつけていただきましょう。そのほか、肌寒い時には、あたたかいおしるこも人気なのだとか。
写真:羽田 さえ
地図を見るそれぞれの季節ごとに旬の果物をたっぷり使ったかき氷が味わえますが、5月から9月頃に訪れたなら、迷わずオーダーしたいのは時価のマンゴーかき氷。色鮮やかなマンゴーが、こぼれ落ちそうなほどごろごろと乗っかっている姿は圧巻!マンゴー味のアイスクリームと練乳も加わって、贅沢な味わいの一品です。このお店のベーシックな氷は、昔ながらの粗削り。ふわふわの氷が好きな人は「雪花冰」で注文するのがおすすめです。
写真:羽田 さえ
地図を見る季節を問わず楽しめるのが「八宝氷(パーパオピン)」です。たくさんの果物のほか、豆や芋、亀ゼリー、白玉団子などの具材がたっぷり!豆にはほんのり塩気がきいていて、甘すぎないのも嬉しいところです。
写真:羽田 さえ
地図を見る2軒目は七賢三路の交差点をはさんで対角線上の位置にある「阿婆冰」。こちらは青い看板に描かれたおばあちゃんが目印です。徒歩2分ほどの距離にあるふたつの名店は、看板や店の名前も良く似ていて、まさにライバル同士。老舗のババア対決(!?)を実際に食べ比べて、お気に入りを見つけてみましょう。
写真:羽田 さえ
地図を見る阿婆冰は、高雄婆婆冰に比べてすいている事も多く、並ばずに入れる可能性が高いのも嬉しいポイント。かき氷以外には飲み物もそろっており、お品書きには新鮮な果物ジュースがずらり。スイカやパイナップル、キウイなど季節の果汁を味わうほか、パパイヤミルクなど高雄らしいメニューも楽しめます。ジュース類の他に、仙草ゼリーや杏仁豆腐、あたかかいお茶類もありますよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る食べ比べるなら、やっぱりマンゴーミルクかき氷。こちらも時価になるので、その日の仕入れ値によって価格が変わります。旬のマンゴーは濃厚でねっとりとした甘み。たっぷりの大きなマンゴーに練乳、アイスクリームがのったかき氷は至福の一皿です。
写真:羽田 さえ
地図を見る少し追加料金がかかりますが、ベースの氷を「雪花氷」に変更するのもおすすめ。ざくざくした氷から、ミルクを凍らせた、きめ細かい氷になります。台北の人気店のような、ふわふわの口どけが味わえますよ。
写真:羽田 さえ
地図を見るかき氷の食べ比べの前後には、周辺の散策も忘れずに。MRT鹽テイ埔駅までの道沿いには「三山國王廟」など、ちょっとした観光スポットもあります。壮麗な門構えに赤い提灯が連なる廟は、自由に見学可能。地元の人にまじってお線香をお供えするのも良いですね。
写真:羽田 さえ
地図を見る七賢三路の交差点の周辺は、B級グルメの名店ぞろい。焼肉飯の「老牌周燒肉飯」や台南名物・担仔麺の「度小月小吃」、アヒルごはんの「鴨肉本」など、ぜひ食べたいローカルフードがよりどりみどりです。
写真は「鴨肉本」の看板メニューである鴨肉飯。あつあつの白ごはんに豚の角煮とアヒルの肉をのせ、甘辛いタレをからめた絶品グルメです。
台湾、高雄のかき氷の名店食べ比べ、いかがでしたか?
マンゴーの旬は例年ゴールデンウィークから10月初旬ごろまで。それ以外の季節でも、さまざまなフルーツや豆類のかき氷をおいしく食べられます。絶品かき氷を味わいに、ふらりと高雄へ出かけてみませんか。
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この記事を書いたナビゲーター
羽田 さえ
こんにちは。国内は44都道府県(青森・秋田・新潟が未踏です!)を旅しました。海外は東アジアが多めです。旅先では、歴史ある建物や古い街並みを見て歩くことが大好き。素敵なホテルに泊まること、美味しいものを…
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