写真:結月 ここあ
地図を見る日高市内を流れる清流、高麗川の蛇行により長い年月をかけ、その形が巾着の形に似ていることから、巾着田と呼ばれるようになりました。
その昔、朝鮮半島に近い高句麗の人々が開拓した土地とも言われています。
近辺には高麗神社もあり、数年前には、韓国ドラマの影響で話題にもなりました。
いつしか河川敷地に曼珠沙華が見られるようになり、それが年月とともに、群生していったようです。
これだけ群生していると、圧巻です。
いろいろな花畑を見ていますが、この怪しいムードは、他では味わえません。
写真:結月 ここあ
地図を見る曼珠沙華には球根にアルカロイドの一種で、リコリンという毒があります。
花茎の汁に触れた場合、皮膚炎を起こすこともあることからか、
日本では、「死人花」「地獄花」「幽霊花」「剃刀花」「狐花」などと言われ、忌み嫌われているところもありますが、仏教では、「天上花」という意味でもあるそうです。
韓国では、曼珠沙華のことを「相思華」ともいわれ、これは花と葉が同時に出ることはないので、
「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味からそう呼ばれています。
ロマンチックな花なんですよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る高麗川にかかる歩行者専用の橋は、木製のトラスト構造の橋としては、日本一の長さだそうで、この橋の上から見る曼珠沙華も美しいです。
写真:結月 ここあ
地図を見る巾着田では菜の花、桜、紫陽花、ハスなど季節の花々楽しめますが、秋は、曼珠沙華とともに、水車小屋の裏手に広がる、コスモス畑も見ることができます。
曼珠沙華の妖艶さ、燃え上がる情念とは、正反対の可愛いコスモス。
風が吹くと、囁きあっているかのように、可憐になびきます。
上手に開花が重なると、曼珠沙華とコスモスが同時に楽しめます。
写真:結月 ここあ
地図を見る巾着田から、徒歩でも行けるところに、高原のテラスのような、阿里山カフェがあります。
地元の有機農家からの、新鮮な季節の野菜で作られるオーガニックなベジタリアン料理がいただけます。
野菜と豆のカレーを…
優しい味で、美味しいです。
巾着田は曼珠沙華、秋桜、まるで山口百恵さんの世界。
愛を感じるか、あちらの世界を感じるか、
あなたは、どのように感じるでしょうか…
一度、ご覧になっては、いかがですか。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/14更新)
- 広告 -