ひと足早い梅雨明けを満喫!東京の夏の風物詩「文京朝顔・ほおずき市」

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ひと足早い梅雨明けを満喫!東京の夏の風物詩「文京朝顔・ほおずき市」

ひと足早い梅雨明けを満喫!東京の夏の風物詩「文京朝顔・ほおずき市」

更新日:2017/06/22 12:16

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

綺麗な花輪の朝顔と目が覚めるような朱色の実が眩しいほおずきは、梅雨明けと同時に見ごろを迎えますが、7月中旬になると文京区内にて両者を扱うイベントが開催されます。その名も「文京朝顔・ほおずき市」!朝顔とほおずきで会場となる寺院は異なりますが、両者間は徒歩圏内!東京ドームにほど近い立地のため、関東圏からのアクセスも良く、誰よりもいち早い梅雨明けを体験しに「文京朝顔・ほおずき市」を訪問しよう!

ほおずき市の会場となる「源覺寺」

「源覺寺」は東京メトロの後楽園駅より徒歩すぐの立地の寺院です。敷地はそれほど広いわけではありませんが、都心のビル間にひっそりと佇むかのような環境は、都心ならでは!それでも十分に和の雰囲気を味わうことができる貴重なお寺さんです。

境内入口は都道436号線に面していますが、入口が少し分かりにくく、初めて訪問する場合は思わず通り過ぎてしまうこともあるため、注意して見ておくようにしましょう。ただ、祭開催期間は境内入口まで所狭しとほおずきが飾られるため、それほど迷うことはなし!

本堂は境内の最深にあり、境内入口からまっすぐ伸びる参道のどの箇所からも写真のように本堂を眺めることができます。参道は約20m程で、その間には小規模な庭園があり、大都会の中のオアシス的存在!そのため、昼時は近くのオフィスに勤める方がお弁当持参で訪問することもあります。

なお、「源覺寺」は、別名「こんにゃくえんま」と呼ばれ、由来は徳川家重が将軍を務めていた1750年代(江戸時代)に遡ります。眼の悪かった老婆が閻魔大王に祈願を行ったところ、大王に片目を差し上げると言われ、その後、老婆の眼は良くなり、お礼として老婆は大好物だったこんにゃくを大王に絶えず差し出したことから始まりました。現在も眼の神様とされています。

ほおずき市の会場となる「源覺寺」

写真:木村 優光

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境内所狭しと並べられた「ほおずき」は見応えあり!

境内所狭しと並べられた「ほおずき」は見応えあり!

写真:木村 優光

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祭期間中は、参道沿いにほおずきの鉢植えがずらーっと並べられます。鉢数が多いため、境内の境目となるフェンスにも括り付けられ、まるでほおずきに囲まれているかのよう!中にはまだ実の色が緑色のものもありますが、所々が朱色に染まる実もあるため、見ごたえは十分にあります。

こんな様子を見ることができるのも、都心に本格的な夏がやってきた証拠!この時期の都心の昼下がりは気温が30度以上にもなり、非常に厳しい暑さが続く毎日となりますが、朱色に染まり上がるほおずきの鉢植えを眺めていると、気分的にも少しは涼しい気分になります。

ほおずきの鉢植えに近寄ってみると、青々とした葉の隙間から朱色に染まったほおずきの実がたくさん成っています。真夏をイメージしたかのようなカラーコントラストは、接写で撮りたくなる人も多いはず!ほおずきにさらに近づいて見ると、ハート型のかわいらしい形をしています。

境内所狭しと並べられた「ほおずき」は見応えあり!

写真:木村 優光

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朝顔市の会場となる「傳通院」

朝顔市の会場となる「傳通院」

写真:木村 優光

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「傳通院」は上で紹介した「源覺寺」から徒歩で約5分!途中、味のある下町風商店街や寺院さんもあり、見どころ多いエリアでもあります。「源覺寺」に比べると立派な山門が特徴的で、祭会場には相応しい境内!山門をくぐる前から境内の祭ムードが伝わってきますが、まずはこの立派な山門をカメラに収めることを忘れずに!

この山門ですが、2012年に再建されたもので、頭上には徳川家の家紋が入った簾が掲げられています。それもそのはず、「傳通院」は芝公園に現存する増上寺に次いだ徳川将軍家の菩提寺で、境内の墓所には徳川家ゆかりの女性や子供が眠っています。

朝顔市の会場となる「傳通院」

写真:木村 優光

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本堂は山門からも眺めることができる距離間で、その距離約15m!「源覺寺」よりも参道距離は短いですが、逆に境内敷地は広大!しかしながら参道距離のコンパクトさが美味しいところを凝縮していることは、訪問すれば一目瞭然!

因みにこの本堂は1988年に再建されたもので、それ以前は江戸時代に2回、明治時代に1回の大火に遭い、そして太平洋戦争での空襲に遭いました。数度の改修を受け、現在に至りますが、こちらも山門同様、徳川家の家紋が描かれた簾が目を引く立派な造りです。

約15mの参道で行われる朝顔市の様子

約15mの参道で行われる朝顔市の様子

写真:木村 優光

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祭期間中は山門と本堂を結ぶ参道には朝顔の鉢植えがたくさん置かれ、穴場ながらもたくさんの人が訪問します。境内の様子を見るのであれば、一段高くなった山門か本堂の参拝階段から見下ろすと良いでしょう。

さらに、写真のように水平目線で参道を眺めてみると、朝顔の鉢植えがきれいに並んでいます。参道をゆっくりと歩きながら朝顔ひとつひとつをじっくりと見ることができるため、購入目的の方にとっては各特長をつかむことができます。

鉢植えの朝顔に近寄ってみると、花色や花の形などの特徴が個々違うことがわかります。梅雨も明けて朝顔が元気に咲きだす頃は、毎日が厳しい暑さに見舞われますが、朝顔のように午前中に目いっぱいやるべきことを終わらせて、暑くなる午後は一休みすると素敵な夏を迎えられそうですね。

約15mの参道で行われる朝顔市の様子

写真:木村 優光

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「文京朝顔・ほおずき市」では朝顔やほおずきの鉢植の購入も可能!

境内に咲く朝顔やほおずきを見ると、つい購入したくなる方も多いはず!そういった方のためのイベントですので、もちろん購入も可能です。アクセス面から考えると地下鉄が便利ですが、鉢植を複数購入する場合は車訪問をオススメします。

なお、付近は東京ドームなどがある大都会ですので、コインパーキングは数十mおきに設けられています。ただ境内(イベント会場)併設の駐車場は混雑が予想されますので、可能な限りコインパーキングに停めるようにしましょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/23 訪問

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