更新日:2017/06/29 12:55
写真:小浜 みゆ
地図を見る2017年も大いに盛り上がっている、カープファンの聖地・マツダスタジアム。その地下でひっそりと広島の市民を守っているのが、「大州雨水貯留池」です。大雨が降った時に浸水被害を防ぐために作られた施設で、現球場のオープンと同時に使用が開始されました。
写真:小浜 みゆ
地図を見る大州雨水貯留池の見学ツアーは週3回行われており、料金は無料。見学希望日の3日前までの事前予約制で、広島市民だけでなくどなたでも申し込みが可能です。
見学はスタジアムの裏側にある入り口から、巨大なエレベーターに乗って地下へ。普段マツダスタジアムで応援しているカープファンも、こんなところにエレベーターがあったなんて…と驚くはず。
写真:小浜 みゆ
地図を見るひんやりと涼しい地下空間は、普段は無人の施設。グラウンドに丸々収まるほどの大きさで、2つの雨水貯留池が管理されています。この上で普段はカープの選手が戦っていると思うと、不思議な感覚に。
写真:小浜 みゆ
地図を見る見学ツアーでは実際に雨が貯まる、雨水貯留池の中に入ることができます。平成21年から使用されている貯留地ですが、過去3回ほど満水に。そんな市民を守ってくれた痕跡や、雨と一緒に流されてきた赤色のジェット風船など広島らしさも垣間見れます。
写真:小浜 みゆ
地図を見る施設内見学の途中で、上を見上げると「赤い丸」が。これは何をあらわしているか、正解はぜひ現地で聞いてみて下さいね。ヒント…ここはグラウンドの真下です!
写真:小浜 みゆ
地図を見る大州雨水貯留池には雨水を貯めるだけではなく、もう一つ「雨水の再利用」という役割があります。実は試合の時にグラウンドへ散水されている水や、スタジアム内のトイレの水は雨水が再利用されているんです。球場に入ったことがある方は、こんな案内を見たことがあるはず。
写真:小浜 みゆ
地図を見るマツダスタジアムの屋根やグラウンドに降った雨水がこの水槽に貯まり、そしてろ過・塩素消毒された後に再利用されます。市民を守るだけではなく、球場運営にも一役買っていたんですね。
写真:小浜 みゆ
地図を見るマツダスタジアム周辺に設置されている、カープ坊やデザインのマンホールの実物を見ることもできます。マンホールは2種類あり、左が車道用、右が歩道用です。
写真:小浜 みゆ
地図を見るぜひ注目してほしいのが、カープ坊やの帽子やユニフォーム。本来無地のはずですが、マンホールバージョンということでボーダー柄になっています。何気なく歩いていると、こんなところにまで気づきませんよね。
写真:小浜 みゆ
地図を見る約一時間の見学ツアーが終了した後に貰えるのが、このマンホールカード。この見学ツアーはあまり知られていなかったのですが、マンホールカードが貰えるようになった2016年から見学者が急増。カープファンはもちろんのこと、マンホールカードを集めているコレクターにも注目されています。
マンホールカードの枚数には限りがあるので、カードを手に入れたい方はお早目に。
写真:小浜 みゆ
地図を見る見学後はマツダスタジアム内にあるグッズショップでマンホールデザインのグッズを手に入れるのがおすすめ。ミニタオルやコースターなど、友達や自分へのお土産にぴったりです。
市民を守っている秘密を勉強しつつ、マンホールカードが貰える大州雨水貯留池の見学ツアー。申し込み方法は、広島市ホームページの「大州雨水貯留池の見学を受け付けています」というページをご確認下さい。
広島旅行の際は、マツダスタジアムの地下に潜入してみてはどうでしょうか?
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この記事を書いたナビゲーター
小浜 みゆ
「最高の女子旅」をテーマに執筆中。旅に行くことは、日々の生活でこの上ない特別なこと。貴重な時間を使って「最高の女子旅」にするには、事前リサーチが重要!大人女子のみなさまが最善の選択ができるよう、現地の…
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