写真:bow
地図を見る流氷が単に海が凍る現象だと思っている方はいませんか?
流氷の生まれ故郷はロシアの極東アムール川の河口付近。
そんな遥か彼方からの旅を経て流れ着く流氷。
冬の北海道は静寂に満ちています。
日頃の都会の喧騒を忘れ、思いを馳せるにはピッタリです。
流氷&この時期ならではの観光、
網走をベースキャンプとして旅程を立ててください。
写真:bow
地図を見る厳冬の時期とはいえ、流氷以外にも観光資源はあります。
おすすめはまずは知床へ向かうルート。
知床八景、日本の滝百選のオシンコシンの滝。
後に紹介する知床ファンタジアの期間中はライトアップされ幻想的な表情を見せます。
御覧の通り、流れている部分もありますが
凍りついている部分も多数あります。
写真:bow
地図を見る夜の知床観光、メインは斜里町ウトロ港です。
昭和33年、知床では本物のオーロラが観察できたそうです。
このオーロラを再現しようという思いで出来たイベントが
レーザー光線と音響によって繰り広げられる「オーロラファンタジー」です。
実は人力で藁を燃やした煙に対してレーザー光線を当てるという
手作り感満載なイベントなのですが、これが見事!
少し画像はイマイチ気味で申し訳ないのですが
実際はもっと迫力があり、美麗です!!
本当に寒い中、約20分の光の幻想空間は感動間違いなし!
毎年マイナーチェンジが繰り返されていて、内容はどんどん良くなっているようです。
ちなみに私が行った時には氷点下15℃でした。
防寒対策は抜かりないように!!
特設会場には流氷を陸揚げして様々な展示を行うなど、
色々と楽しめる会場づくりがなされています。
現在はそれら一連のイベントを知床ファンタジアと呼んでいます。
写真:bow
地図を見るさあ、メインの流氷観光です。
網走、紋別からは流氷の海を観光できる砕氷船が出航しています。
1月中旬から3月下旬まで運行しています。
乗船は1時間程度で、流氷の位置などにより
多少の変動はあります。
流氷に突っ込んで行く時の船の衝撃は大きく、船もかなり揺れます!
そんな氷の海を切り裂いて進む砕氷船は頼もしい存在です。
流氷は風向きなどにより日によって動きますので
コンディションによっては流氷が見られなかったり、
当然ながら冬の北海道ですので荒天時も欠航になったりもします。
私は幸運にも好条件の日に行きましたので
存分に流氷観光ができました。
流氷情報は随時公開されていますので
条件の良さそうな港を選んで行かれるのもアリですね。
もし流氷が見れなくても、周辺には関連の観光ポイントも多数あります。
あきらめずに冬のオホーツクを味わう観光ルートに切り替えましょう。
ちなみにレンタカーで移動をお考えの方はくれぐれもご注意下さい。
冬の北海道は本州以南の人が味わったことのない道路状況が多々見受けられます。
スピードはくれぐれも控えめに。特に峠道などは最大級の注意をしてください。
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この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
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(2025/2/6更新)
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