宗谷岬の先端には、北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標す記念碑があります。正確には最北端は宗谷岬沖の弁天島なのですが、民間人が行くのは困難な為、民間人が到達することができる日本の最北端は宗谷岬となります。記念碑は北極星の一稜がモチーフとなっており、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」を表しているそうです。海に向かってこの地に立つと、爽快な気分になります。この写真は、宗谷丘陵から撮影したものです。訪れた観光客の方が入れ替わりで記念撮影をしている様子が解ります。北海道遺産として登録されている宗谷丘陵の広大さにも感動します。
野寒布岬は夕日の美しい景勝地として知られ、天気が良ければ、利尻富士や礼文島も一望できます。岬周辺には、海鮮料理のお店、お土産販売店舗、天体観測や南極観測の資料を展示した青少年科学館、ノシャップ寒流水族館など見どころがいっぱいです。風が結構強く吹き付けてきます。清々しさを感じながらも、帽子等飛ばされないようにご注意ください。稚内駅前から宗谷バスで約10分、徒歩で約30分です。海岸沿いを歩きながら野寒布岬へ向かうのもお勧めです。
野寒布岬のシンボル、赤と白のストライプが目を引く稚内灯台は、高さ42.7mと全国で第2位の高さを誇ります。周りに高い建物がないので、非常に目立ちます。写真右側の青い建物が水族館です。幹線道路から野寒布岬へ向かう道へのポイントになりますね。
高台にある、夕日が丘パーキングエリア。天候が良ければ、利尻富士のある利尻島・礼文島を望む事ができます。そして夕日の名所として有名なパーキングエリアでもあります。ここから見た利尻富士は、視界いっぱいに裾野が広がり、少し雲がかかりながらも綺麗に顔を見せてくれました。意外に大きい利尻富士と、見晴らしのよさに感動します。夕日が丘パーキングエリアには、路線バスで行くには本数が少ないので、車で行く事をお勧めします。パーキングエリアになっていますので、お手洗い施設もありドライブ途中の休憩場所にも最適です。
「抜海駅」は最北の無人駅で、最北の木造駅舎。駅前には店も無く、民家が3軒ほど。 市街地は道道106号を1.5kmほど進んだ抜海漁港付近と駅からかなり離れています。この路線の無人駅で駅舎が残ってるのが珍しく、鉄道ファンがよく訪れる駅だそうです。ワンマンカー列車から降りると時間がゆっくりゆっくり流れていくようなそんな気持ちになる駅。無人駅なのにプランターがあり、ちゃんと手入れがされています。地元の方にも愛されている駅なのでしょう。列車で行くには本数が少ないので要確認ですが、稚内駅前から車で約20分程です。稚内に行かれたら是非お立ち寄りください。哀愁のただよう駅です。
海から見える景色だけではなく、丘陵の景色も素晴らしい日本のてっぺん稚内。
効率よく周ってくれる宗谷バスの定期観光バスがお勧めですが、より行動範囲を広げるなら、レンタカーの利用がいいと思います。
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(2024/10/9更新)
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