都会のオアシス!東京のとしまエコミューゼタウンは「開かれた」庁舎

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都会のオアシス!東京のとしまエコミューゼタウンは「開かれた」庁舎

都会のオアシス!東京のとしまエコミューゼタウンは「開かれた」庁舎

更新日:2017/06/27 13:43

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

豊島区池袋と言えば、高層ビルのサンシャインシティで有名な大都会。しかしサンシャインとは別にやたらと目立つ高層ビルが2015年5月にど〜んと東池袋に建ちました。それが日本初のマンション一体型庁舎「としまエコミューゼタウン」です。その名通りエコミュージアムの様を呈しており、それが庁舎(豊島区役所)の中にあることから誰でも無料で楽しめるよう開放されているのです。まさに開かれた庁舎というわけです。

やたらとおしゃれな新庁舎

やたらとおしゃれな新庁舎

写真:Yuma A.

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東池袋に立つ「としまエコミューゼタウン」は日本初のマンション一体型庁舎。豊島新区役所はその1F〜9F(ちょうど写真における台のような形の部分)に入っております。写真では見づらいですが、この庁舎部分は外観にも緑が茂り、おしゃれなスタイルなので、一目でこのビルだ!とわかると思います。

ちなみに豊島区民以外は気にしないと思いますが、建設には区民の税金は一切使っていないのは驚きですね!廃校となった小学校などの敷地を無償譲渡してもらい、足が出た分も庁舎機能を移転することで空いた旧庁舎の跡地を民間に貸与してその借地代で賄っており、その点も「新しい」スタイルですね。

やたらとおしゃれな新庁舎

写真:Yuma A.

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中に入ってももちろんおしゃれ。吹き抜けでデザイン性の高い内観です。実はこの「としまエコミューゼタウン」の外観(一部内観)はあの隈研吾(木材を取り入れた建築で有名ですよね!)が担当しているんです。ウッディ―な感じがするのはそのためでしょうか。

しかし実はこの吹き抜けは「エコヴォイド」と呼ばれる自然採光と自然喚起を可能にしたエコテクノロジーの結晶。庁舎部分だけでいえば、これによりCO2排出量を従来比で45%カット!

やたらとおしゃれな新庁舎

写真:Yuma A.

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この「としまエコミューゼタウン」は上階にマンションがあることから、コンビニや医療機関、カフェ・レストランが入居しており、パッと見た感じではここが区役所とはわからないほどおしゃれな感じに仕上がっています。池袋駅付近の喧騒から逃れ、ゆっくりするのにも適したスポットですね。

エコミューゼタウンの空中庭園

エコミューゼタウンの空中庭園

写真:Yuma A.

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さて、なぜこのビルの名称がエコミューゼタウンなのかといいますと、エコ(環境対策)とミュージアム(文化体験)の両方を訴求する目的で豊島区が主導しているためで、そのエコの部分を体現しているのが写真の「豊島の森」でしょう。

豊島の森は豊島区のかつての自然を再現し、散策しながら自然を学ぶことのできる空間で、なんとこれがエコミューゼタウンの10Fにあるんです。まさに空中庭園ですね。

エコミューゼタウンの空中庭園

写真:Yuma A.

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さらに荒川水域のいきもの(タナゴ・オイカワなど)を観察できる水槽も豊島の森に用意されています。豊島区立の小学校では新庁舎見学がカリキュラムに組まれているのも納得です。

豊島の森は10Fありますが、偶数階(4F、6F、8F)に設置されているグリーンテラスと外階段でつながっており、ここから景色を眺めながら降りていくことができます。

エコミューゼタウンの空中庭園

写真:Yuma A.

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外階段を使って、豊島の森から偶数階にあるグリーンテラスに降りていく際に目にする板状のパネルがあります。これは「エコヴェール」と呼ばれる環境設備です。エコヴェールは太陽光発電パネル(741枚!)、緑化パネル、エコルーバーなど様々なパネルで構成され、発電、自然採光、防音、日よけ、目隠しなどの効果を生んでおり、新庁舎がエコに重点を置いているかが、良くわかると思います。

ミュージアムはどこにある?

ミュージアムはどこにある?

写真:Yuma A.

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さて、としまエコミューゼタウンの「ミュージアム」のほうはどこにあるの?と言いますとなんと「庁舎の回廊」にあります!?

通常ですと区役所とは何らかの行政サービスを利用する人が行く場所ですが、「用がなくても来たくなる庁舎」を標榜する豊島区新庁舎では、区役所の廊下に様々な展示を行い、ミュージアムにしているのです。写真はそのひとつであるふくろうコレクションです。ふくろうは、いけぶくろと語呂が近く池袋のイメージキャラクター的存在になっていることから、すごい数のふくろうの玩具や置物が蒐集され展示されています(驚くことに個人からの寄贈です!)。

ミュージアムはどこにある?

写真:Yuma A.

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回廊の展示物は各階で異なり、例えば漫画の家の梁山泊であったトキワ荘(豊島区内にありました)の漫画家にスポットをあてて紹介したり、豊島区所蔵の作品を展示したりと様々です。3F〜9Fの回廊それぞれで展示してありますのでぜひ見て廻りましょう。展示物一覧表は後述する1F案内カウンターで入手できます。

ミュージアムはどこにある?

写真:Yuma A.

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この他、豊島区に関する貴重な史料などもデジタル化されており、各階にある写真のタッチパネル式端末で検索・閲覧することができます。まさに庁舎まるごとミュージアムですね!

更なる見どころとアクセスについて

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写真:Yuma A.

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1Fの豊島センタースクエアでは様々な催しものが開催されるので、ここも要チェックです。としまエコミューゼタウンは庁舎であると同時にマンションやショップを併設する複合施設でもあり、このセンタースクエアの前には商業施設のように案内デスクもあります。ミュージアムで見たい作品があれば教えてもらいましょう。

更なる見どころとアクセスについて

写真:Yuma A.

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なお、前述したグリーンテラスですが、10Fの豊島の森までいかなくても偶数階からなら中からアクセスできます。とても気持ちの良い場所ですが、ペットボトルのような蓋つきの飲み物を除き「飲食禁止」ですのでご注意ください。写真のようにBBQ設備のように蛇口がテラスに設置されていますが、調理用ではないのでご留意のほど(笑)

更なる見どころとアクセスについて

写真:Yuma A.

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としまエコミューゼタウンは豊島区の中心部である池袋駅から有楽町線で一駅の東池袋駅付近にあり、喧騒を離れてのんびりするには良い立地です。すぐ近くには都電荒川線(一両編成のみのいわゆる「チンチン電車」ですね)の雑司ヶ谷駅や東池袋四丁目駅もあり、こちらに揺られてのんびり都内を観光するついでに寄ってみるのも良いですね。

としまエコミューゼタウンは345日オープン!

としまエコミューゼタウンは豊島区新庁舎でもあるので、その開館日が気になるところですが、なんと役所としては異例の年間345日オープン!一年のうちほぼ開いている、まさに「開かれた庁舎」ですね。(開庁時間は下の関連MEMOでご確認ください)

地下道でサンシャインシティとつながっているので雨の日でもアクセス抜群ですが、あまりの悪天候時は10Fの豊島の森は閉鎖されてしまうので、その点だけはご注意ください。

では気をつけていってらっしゃいませ〜

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/06/22 訪問

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