写真:安藤 美紀
地図を見るさて、皆さんはプラモデルの80%が静岡市で作られているのをご存知でしょうか?
そんなプラモデルの町・静岡市を体感すべく、新たな町おこしのプランが2021年からスタートしました。その名も「静岡市プラモデル化計画」です。
第1弾として登場したのが、プラモデル仕様の3つのポスト。そのうち1つ、静岡市役所前には、組み立て前なのに実際に投函できるユニークな郵便ポストがあります。
写真:安藤 美紀
地図を見る残り2つのポストは、自分自身がプラモデルのパーツとして収まることができます。パーツの色は赤と青の2色。ぐるっと回って没入感を楽しんでみては!
場所は、JR静岡駅南口(青色のパーツ)とツインメッセ静岡(赤色パーツ)です。
写真:安藤 美紀
地図を見るおいしいフルーツがこんもり盛られたタルトが人気の「キルフェボン」。今や全国に店舗がありますが、実は静岡市葵区のお店が本店。店内にはイートインスペースもありますので、静岡観光の立ち寄りスポットにもってこい。静岡グルメは、静岡茶をすすって静岡おでんをたべて…だけではないんですよ。本店の場所は、静岡市役所(新館)からまっすぐ伸びる青葉通り沿いにあります。
写真:安藤 美紀
地図を見る静岡発祥スイーツからもう1店舗ご紹介しましょう。
「ななや」といえば、誰でも一度は聞いたとことがあるほど有名な抹茶のスイーツファクトリー。しかし、本店が静岡県藤枝市にあることは意外と知られていません。静岡観光のついでに、静岡生まれの「世界一濃厚な抹茶ジェラート」をぜひお試しください。お店の場所は、先ほどのキルフェボン本店の少し先、青葉通り沿いにあります。
写真:安藤 美紀
地図を見る静岡市は、75年という生涯をおくった徳川家康が、その3分の1(25年間)を過ごした地。そのため、ちょっと街へ出てぶらぶらするだけでも、家康ゆかりのスポットにかなりの頻度で出会うことができます。ここでは、家康の幼少期・壮年期・大御所時代という3体の家康像を巡れる「お手軽観光スポット」をご紹介しましょう。ぽっと空いた時間に立ち寄れるので便利です。
まずは1体目。幼少期の家康「竹千代」像は、静岡駅 北口から歩くこと30秒のところにあります。こぶしをギュッと握りしめ、少し緊張したようにみえますが、これは家康が愛知県から今川義元の人質として静岡に連れてこられたため。馴染みのある世界から切り離されても、「知らない場所で頑張ろう!」と自分を奮い立たせているのです。こんな風に、幼少期の家康を見られるなんて珍しいですよね。
写真:安藤 美紀
地図を見る先ほどの「竹千代」像から徒歩1分、静岡駅北口のバスロータリー左手にあるのが、三河・遠江・駿河など五カ国をおさめていた大名時代の家康像(45〜49歳)です。人質時代から一変、まるっとして立派な体格。まるで交通整理をしているようにもみえますが…(笑)、静岡市のシンボルとして立派に頑張っています。
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは、3体の銅像の中で最も大きく貫禄がある大御所時代の家康像。見上げるほど高い位置にあり、迫力があります。大御所時代の家康像は、静岡駅から歩いて約15分。メジャー観光スポット「駿府城公園」の本丸跡地にあります。
ちょうどこの時代、家康は、宿敵・豊臣家を「大坂夏の陣」により滅ぼし、天下泰平を築き上げました。忍耐の末、天下を勝ち取った家康…。そんな家康像が醸し出す深い威厳に、感銘を受けることが出来ますよ!
写真:安藤 美紀
地図を見る続いてご紹介するのは、駿府城中堀の外側にある「家康公の散歩道」。今は綺麗に整備された歩道ですが、ここはもともとお城の中でした。「家康公の散歩道」では、「東海道中膝栗毛」の主人公、弥次さん喜多さんの銅像を探しましょう。実は、「東海道中膝栗毛」の作者 十返舎一九と弥次さんは、駿府(静岡)生まれ。巽櫓をバックに弥次さん喜多さんの写真が撮れる激レアスポットとして、この場所に建てられました。
写真:安藤 美紀
地図を見る徳川家といえば、何と言っても「葵の御紋」。あの水戸黄門でも「この印籠が目に入らぬかー!」と悪党に「葵の御紋」をかざしていましたよね。駿府城公園の中心部にも「葵の御紋」が健在。それがこの花壇です。
写真:安藤 美紀
地図を見るまた駿府城公園には、家康が植えたとされる「家康公お手植えミカン」があります。しかも、この木は毎年ちゃんと実をつけて、楽しませてくれるんですよ!ミカンの収穫作業は地元の子供たちと市長が行い、その後市内で配布されます。
ちなみに「家康公お手植えミカン」は、いわゆる現在の温州ミカンではないので、「粒が小さい・酸っぱい・種がある」といった特徴があります。
静岡駅北口から徒歩15分、駿府城の正門にあたる大手門にちなんでつけられたのが、追手町(おうてまち)エリア。ここは江戸時代、武家屋敷や奉行所があった場所で、町人が住むことを許されない土地でした。現在でもその歴史は受け継がれ、追手町には、静岡県警察本部や裁判所、合同庁舎などが密集しています。
今回は追手町の隠れた名所、静岡市役所(本館)に注目!
静岡市役所は現在、新館と本館の2つが存在します。住民票など一般的な手続きを行われているのが、静岡市役所(新館)。そのすぐお隣にあるのが、旧市役所にあたる静岡市役所(本館)です。
静岡市役所(本館)の創建は昭和9年。ここは日本で初めて国登録有形文化財に指定された美しい建物です。
写真:安藤 美紀
地図を見る実は、静岡市役所(本館)の壁には、数十万年前の石灰岩が使われています。そのため、よーく見るとサンゴなど貝の化石を発見することができるんですよ!宝探し感覚で、探してみてください。一度ハマるとやみつきになります。
■開館時間 朝9時から午後5時まで、自由見学可能
■休館日 第3月曜日
なお、悪天候や荷物が多くて歩きたくない時は、静岡駅北口から出ている「駿府浪漫」バスを利用するといいでしょう。このバスは、駿府城公園、浅間神社など静岡駅周辺の観光スポットなどを1周約50分で巡ってくれるのでオススメです。しかも料金は大人100円、こども(小学生)50円!車内ではちょっとした観光アナウンスもありますよ。
2021年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/14更新)
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