写真:モノホシ ダン
地図を見る「びわこ箱館山ゆり園」は、箱館山スキー場のゲレンデを利用して2009年7月に開園しました。東京ドーム約1個分(5万平方メートル)の面積にゆり園を造成し、毎年7月から8月にかけて約50種類、35万球、250万輪のゆりが咲き誇ります。
2017年の開園は7月1日(土)〜8月27日(日)までです。ゆり園へは山麓駅から連絡用の8人乗りゴンドラに約8分間乗車しての入場となります。びわこを眼下に望み高度をどんどんと上げてゆくゴンドラは気分爽快です。入園料はゴンドラの往復券込みで大人1850円です。
写真:モノホシ ダン
地図を見るゴンドラ山頂駅の標高は627mです。気温は100メートル上昇する毎に約0.6度ずつ降下しますので、平地より約4℃涼しいということになります。ここからさらに箱館山の山頂(標高680m)まで上りのみのペアリフトが伸びていて、片道約6分間の空中散歩が楽しめます。料金は大人310円です。なお、山頂までは徒歩でも容易に行くことができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るペアリフトに乗車したら涼風に吹かれて奥琵琶湖のレイクビューを楽しみましょう。脚立に乗ってカメラを手にしている人は記念写真を販売する写真屋さんです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るリフトから降りたら山頂からの眺めを存分に楽しみましょう。南は高島市の今津町から安曇川町方面にかけての眺望が素晴らしいです。ところで「びわこ箱館山ゆり園」のゆりの花は「スカシ系」と「ハイブリッド系」の2種類に分かれます。
スカシ系は早咲きで見ごろは7月中旬です。ハイブリッド系は遅咲きで見ごろは8月上旬です。つまり開園中に2回、満開のピークがやってくるというわけです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに山頂からは、ゆり園の全景と奥琵琶湖の竹生島方面を見渡すことができます。湖北の空と琵琶湖の距離がとても近くに感じられる不思議な空間を体感しましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見るゆりの花と並んで有名なのが、園内の4ケ所にある約2000本の「コキアパーク」です。北海道の阿寒湖に生息する「まりも」のようなグリーンのモコモコとした外観をしています。コキアたちは毎年10月ごろには真紅に紅葉します。秋にはススキの群生も楽しめるのでその時期に訪れるのもおすすめです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る園内のゆりの花のゾーンの中でおすすめなのが「森のゆり道」です。樹木に囲まれた約190メートルの散策路で、森の中に広がるゆり畑を涼を感じながら鑑賞できます。散策路の見ごろは8月です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る森のゆり道を進んでゆくと、奥琵琶湖の撮影ポイントがあります。ここから眺める葛籠尾半島や竹生島の光景は神秘的ですらあります。
写真:モノホシ ダン
地図を見る琵琶湖に浮かぶ竹生島は琵琶湖八景のひとつに数えられ島全体がパワースポットとして知られる神の島です。森のゆり道の撮影ポイントからは視界がよければ遠く伊吹山も望むことができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る園内の散策には「天空ゆりトレイン」に乗るのもおすすめです。車窓からはカラフルなゆりの花や奥琵琶湖の眺望を楽しむことができます。乗車料金は大人500円です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「びわこ箱館山ゆり園」では、フォトコンテストを行っています。そのなかでも天空のゆりトレインは人気のマテリアルです。ほかにもゆり園をPRできる写真であればOKです。気に入った写真が撮れたら応募してみるのもおすすめです。詳しくは関連MEMOをご覧下さい。
写真:モノホシ ダン
地図を見る園内で家族で遊べる施設でおすすめなのが「キッズワールド」です。ゆり園のマスコットキャラクターである「ハコちゃん」スライダーや人工雪のスノーマウンテン、トランポリンドーム、ソリ遊びなどが楽しめます。入園料は大人150円。こども350円です。キッズワールドの向かい側の「第2ヒュッテ」はメインハウスになっていて売店や食事処があるので昼食に利用しましょう。
いかがでしたか。関西でも「ゆり園」は多くありますが、夏の避暑地としても「びわこ箱館山ゆり園」はとくにおすすめです。マイカーではもちろん電車でのアクセスも便利です。電車利用の場合、最寄り駅はJR湖西線の近江今津駅です。駅から箱館山ゆきのバスが8時台から16時台まで、ほぼ1時間に1本の割合で出ています。バスの詳しい時刻は関連MEMOをご覧下さい。
また電車利用の場合お得なトクトク切符として季節限定の「青春18きっぷ」の利用もおすすめです。2017年の夏季のシーズンの利用期間は7月20日から9月10日までで、値段は11850円(1日券5回分)です。近江今津駅まではJR大阪駅から約1時間20分、JR京都駅からは約50分です。普通・快速列車なら1日乗り放題となる青春18きっぷを使って琵琶湖一周の日帰り旅行などにもおすすめですよ。
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(2024/10/4更新)
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