写真:八岳木 流泉
地図を見る鹿教湯温泉は1200年ほど前に開湯したと伝わる歴史の深い温泉地です。近くの霊泉寺温泉、大塩温泉とともに丸子温泉郷とも称されていますが、規模や知名度などでは鹿教湯が群を抜いています。
鹿教湯の名のとおり、源泉を発見したのは鹿であるとされています。鹿が教えた湯ということですね。その鹿が、実は文殊菩薩であった、という言い伝えから、鹿教湯温泉には文殊の名所が複数。共同浴場は「文殊の湯」ですし、「文殊堂」は温泉郷内随一の観光スポットです。
写真:八岳木 流泉
地図を見る鹿教湯温泉は、数軒の宿によって成り立っていた草創期から、30軒ほどのホテル、旅館が建ち並ぶ現在まで、湯治場として栄えてきました。そのため、繁華街的な要素は全くなく、極めて静かな街並みです。温泉病院やリハビリ施設がある点も、湯治の要素の一つですね。
湯治の時代は各宿に浴場がなく、宿泊客は「外湯」と呼ばれる共同浴場へ入っていました。その後、徐々に宿の浴場「内湯」が造られ、現在の一般的な宿の形態になっていきます。ふぢやでは、内湯の設置が早かったため、「内湯開祖」を名乗っているのです。こちらでは、一人旅や立ち寄り入浴も可能。幅広く湯客を出迎えてくれるお宿です。
ふぢや旅館へ車でアクセスする場合は、上信越自動車道「東部湯の丸」インターや長野自動車道「松本」インターを利用すると便利です。公共交通機関の場合は、北陸新幹線が乗り入れる「上田」駅から千曲バス。「松本」駅からアルピコバスが出ています。
写真:八岳木 流泉
地図を見るふぢや旅館は玄関と帳場が一階、浴場は地下一階にあります。先述のとおり、内湯は共同大浴場と女性用の二種類。露天風呂は男女の時間交代制です。
写真:八岳木 流泉
地図を見るこちらが共同大浴場です。共同とは男女共同のこと、つまり混浴という意味です。大きな主浴槽と小さな副浴槽がありますが、どちらも源泉そのまま掛け流しです。主浴槽は比較的ぬるめですが、それと同量のお湯が入る副浴槽は当然あつめ。加温をして温度の差をつけているわけではなく、自然のままの体感を楽しむことができます。
写真:八岳木 流泉
地図を見るこちらが湯口です。ウシと思われる口から源泉がドバドバと出ており、源泉由来の析出物もたくさん。ウシの湯口自体も珍しいですが、これだけの析出物もなかなかお目にかかれません!
写真:八岳木 流泉
地図を見る女湯の浴槽は一つだけです。もちろんこちらも掛け流しで、自然に浴槽からお湯が流れ出ていきます。泉質は無色透明でクセのない単純温泉。綺麗な透明度が魅力です。
写真:八岳木 流泉
地図を見るひときわスゴイのは女湯の湯口です。ヒツジだったような感じもしますが、もはや原型をとどめないほどのコテコテな析出物!その正体はカルシウムなど、お湯に含まれる成分ですが、源泉そのままを出しているからこそ、ここまで付着してしまうのです。掛け流しのお湯や落ち着く宿の雰囲気はもちろん、湯口のコテコテ析出物は一見の価値大ありです!
国民保養温泉地に指定される鹿教湯温泉は、とにかく静かで落ち着きを売りとする場所です。一方、観光目的で訪れることももちろんでき、自然と温泉と文殊堂と、散策などを主とした大人の旅が楽しめます。旅した時には、宿泊や立ち寄りでふぢや旅館へ!コテコテ湯口に驚いてください!
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(2024/12/10更新)
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