京都の花街で味わう「ぎをん小森」のはんなり和スイーツ

京都の花街で味わう「ぎをん小森」のはんなり和スイーツ

更新日:2017/07/07 10:57

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
京都で和スイーツのお店は数あれど、京の情緒を堪能できるところは、そう多くはありません。「ぎおん小森」は、情緒豊かな歴史と伝統の息づく祇園、京町家の保存地区にあります。伝統的なお茶屋をリノベーションした店は、窓辺には白川が流れ、しっとりと落ち着いた空間になっています。こだわりの素材を使った、美味しい和スイーツをご紹介しましょう。

祇園は京都を代表する花街

祇園は京都を代表する花街

写真:結月 ここあ

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京都を代表する花街・祇園の華やかな町家が建ち並ぶ白川南通りと、新橋通りが出合うところに、「ぎをん小森」があります。この柳と白い暖簾が目印ですよ!

祇園は京都を代表する花街

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ぎをん小森は、お茶屋の建物をリノベーションした人気の甘味処。お店の横には白川がゆったりと静かに流れています。昔はお茶屋だっただけに独特の雰囲気を醸し出していませんか。

祇園は京都を代表する花街

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暖簾をくぐり、がらがらと昔ながらのガラスの引き戸を開けると目の前には、長く続く畳敷きの廊下。和モダンの照明に浮かび上がり、幻想的な雰囲気にうっとりします。京町家は間口が狭く、鰻の寝床のように奥に長いのが特徴。ここから先は別世界のようにも感じます。

窓の下には白川が流れるロケーション

窓の下には白川が流れるロケーション

写真:結月 ここあ

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店内は中庭を眺める座敷や白川通りを眺める広間、2階には団体用の大広間などいろいろあります。写真は白川沿い一階の座敷で、建具も京都らしくひとつひとつが凝った作りになっていて、雰囲気も抜群。足元の戸を開ければ、川からの涼しい風も感じることができますよ。

窓の下には白川が流れるロケーション

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窓に掛かる簾の先には、白川がさらさらと流れています。木漏れ日に川面もキラキラと輝きます。

窓の下には白川が流れるロケーション

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お茶屋の名残を残す、風情ある坪庭もあります。

お店のイチ押しは「わらびもちパフェ」

お店のイチ押しは「わらびもちパフェ」

写真:結月 ここあ

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わらびもちやぜんざい、パフェにあんみつなどと、メニューはいろいろあって、どれにしようか迷ってしまいます。写真はスタッフがお勧めの「わらびもちパフェ」で、上から抹茶アイス・バニラアイス・わらびもち・餡子・栗・シフォンケーキ・抹茶ゼリーと、いろいろな味がいっぺんに楽しめちゃいます。甘さも控えめで、最後まで美味しくいただけますよ。

お店のイチ押しは「わらびもちパフェ」

写真:結月 ここあ

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こちらは「小森あんみつ」で、抹茶アイス・白玉・栗・餡子・吉野葛なども入っています。黒蜜をかけるとさらに上品な味になります。
小森で毎朝練られるわらびもちは、わらび粉100%。十勝の大納言を毎日炊いてつくる餡子、抹茶は柳桜園の綾の森と、このこだわりも美味しさの秘訣。

入り口の脇には、わらびもちや金平糖なども並び、京都らしいお土産も選べますよ。

サスペンスドラマなどのロケ地でも有名

サスペンスドラマなどのロケ地でも有名

写真:結月 ここあ

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こちらは店前の白川に架かる「巽橋」。この一帯は伝統的建造物群保存地区に指定される、祇園の中でも特に風情ある場所といわれています。ドラマのロケ地やテレビでもよく紹介されているところです。白川に沿って建つ町家も趣きがあって素敵なんですよ。

桜の美しいスポット辰巳大明神

桜の美しいスポット辰巳大明神

写真:結月 ここあ

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巽橋のたもとには、辰巳の方角を守っている祇園のお稲荷さん「辰巳大明神」があります。今では祇園の芸舞妓さんからも信仰を集め、伎芸上達にご利益があるといわれています。正面で拝んだら、ほこらの裏も廻り一周するとさらにご利益があるとか。
春には桜が咲き乱れることでも人気のスポットとなっています。

ぎをん小森

日本の観光地で一番人気の京都には、和スイーツのお店も多数あり、それぞれ個性のある京甘味が食べられます。食べ比べるのもいいし、これが食べたいっ!ていうのもいいですね。「ぎをん小森」は、ロケーションのよさと期待を裏切らない美味しさでお勧めです。はんなりと京都で和スイーツを楽しんでみませんか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/16 訪問

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