写真:吉川 なお
地図を見る2017年現在、世界10位の高さを誇る「台北101」は、その名の通り地上101階、地下5階の商業ビルです。全面ガラス張り、縁起が良いといわれる竹の節と数字の8をモチーフにしたデザインで、27階から90階にかけて逆台形をした8階分を一節として、合計8つの節が縦に連なる独特のスタイルですっくとそびえています。
地下1階から5階は観光客も重宝するショッピングモールで、有名ブランドから食料品まで充実のラインアップ。グルメ街では台湾フードをはじめとする食が気軽に堪能できます。
89階の屋内展望台、91階の屋外展望台は訪台したら是非とも訪れたいところ。台湾一高い場所から360度市街が眺められます。
写真:吉川 なお
地図を見るショッピングモールの上はオフィスゾ−ンで、通常観光客は入れないエリアです。しかし、今回ご紹介する35階の「スターバックス」と85階の「欣葉101食藝軒」、86階の「頂鮮101美食美景餐廳」の3カ所だけは事前予約すれば入場が可能で、展望台料金も不要です。
85階、86階の2つのレストランはかなり値が張りますが、日本でもおなじみのスタバは台湾でも手頃な金額。そのため、高い入場料金を払わずとも台北101に上れてお茶も飲めるとクチコミで広がり、知る人ぞ知る穴場スポットとなっています。
予約は電話のみ(02-8101-0701)で英語が通じます。日本語が話せる店員も1人います。
営業時間は平日は7:30〜20:00、土・日・祝日は9:00〜19:30で、どの日も90分の時間制となっています。平日の7:30〜8:00は館内勤務の人のみで、観光客は8:00から予約が可能です。
受付は希望日の1週間前から前日まで。キャンセル待ちは不可で当日予約もできないため、展望台に上った後にぶらりと立ち寄ることはできません。あらかじめ希望日時と人数、名前を伝えて整理番号をもらいましょう。
当日はオフィスタワー1階の松智路側、インフォメーションカウンターの横に予約時間の5分前までに集合となります。90分ごとの総入れ替え制なので、同時間帯の予約者全員でスタバの店員の誘導のもと、セキュリティゲートを通ってオフィス用エレベーターで35階に向かいます。
写真:吉川 なお
地図を見る店内は全54席。窓側にカウンター、中央にテーブル席があり、整理番号順に入場してお好きな場所へ。
ここでは大人も子供も最低消費額は1人200元(約750円)。ドリンクもケーキも他のスタバと同じメニューで、一斉に入場するため頃合いを見てオーダーするのがお勧めです。クレジットカードも使えます。
35階店限定グッズはありませんが、スタバオリジナルの台湾仕様マグカップやタンブラーなどもあるのでお土産もゲットできます。
写真:吉川 なお
地図を見る写真:吉川 なお
地図を見る面するのは西南方向で、西側左手には信義区の高層ビル群、右手には赤い柱と金色の瓦が印象的な「円山大飯店」や陽明山が見え、遠くに淡水河も望めます。南側は台北101のベストショットが撮れる登山道として人気の象山をはじめとする丘陵や山々が連なっています。
写真:吉川 なお
地図を見る最低200元という条件はあるものの、台北101からお茶を飲みながら座って景色が眺められるのはとてもいい気分♪
展望台に上ったことがあるという方や景色を眺めるのに600元(約2,240円)はちょっと高いかなという方には絶好のティールームです。
オフィスタワー入場の際は、ビーチサンダルや短パンでは入れません。スーツケースなどの大きな荷物の持ち込みも禁止となっています。入場後、トイレ以外の店外エリアや他の階へ行くことも禁じられています。
予約の電話はつながりにくいこともあるので、根気よくかけ続けてみてくださいね。
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(2025/2/12更新)
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