写真:月宮 うさ
地図を見る「千歳・支笏湖氷濤まつり」は毎年1月下旬〜2月中旬にかけて北海道千歳市の支笏湖温泉で開催される冬の祭典です。
会場には、透明度の高い支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせてつくられたオブジェが立ち並びます。日中は支笏湖ブルーと呼ばれる紺碧の湖水で造られた美しい氷の色を楽しむことができ、夜は会場内がライトアップされ、七色の幻想的な光に包まれます。
写真は氷の展望台「ブルーシャトー」から眺めた会場全景。そこに広がるのは息を飲むほど美しい七色に光輝く絶景です!
ここでは、氷の上から氷の世界を眺める、他ではなかなか味わえない体験ができますよ。
※※2017年の開催期間は2017年1月27日(金)〜2月19日(日)、ライトアップ時間は16時30分〜22時です。(開場は9時です)
写真:月宮 うさ
地図を見る「千歳・支笏湖氷濤まつり」の、代表的なオブジェをご紹介します。
写真は、支笏湖周辺にある観光名所の「苔の洞門」を再現した氷の洞窟。
針葉樹の葉を壁や天井に貼り付けて苔を表現しており、たくさんの氷柱と緑色のライトアップが幻想的な世界をつくり出しています。針葉樹特有のいい香りも広がる、目と鼻で楽しむことのできるとても美しい空間です。
※苔の洞門とは、1739年7月の樽前山大噴火の時の火砕流が堆積してできた溶結凝灰岩が土石流で侵食されてできた涸沢。両岸の岩壁がコケで覆われた美しい回廊です。
写真:月宮 うさ
地図を見る写真は、巨大な氷の壁に包まれる「ビッグマウンテン」。
円柱状に造られた氷のオブジェはぐるっと360度見渡す限り氷の世界。その高さは圧巻です!
人の手によって支笏湖の湖水を運び、こんなに巨大なオブジェを造ったことを考えながら眺めていると、ただただ感動する風景です。
ビックマウンテンの中からは空も眺めることができます。
夜の満天の星空(昼は澄んだ青空)、お天気は運次第でありますが空も美しい風景のお手伝いをしてくれることでしょう。
写真:月宮 うさ
地図を見る千歳・支笏湖氷濤まつりの会場は支笏湖温泉です。
体を温めたいとき、お腹が空いた時には温泉街を歩いてみてください。どこか懐かしい風情漂う温泉街に、支笏湖の名物料理のお店達。軽く食べたい人も、しっかり食べたい人にもぴったりなお店がきっと見つかります。
名物を食べたい方にオススメなのが支笏湖名物「チップ」のお料理達。
チップとは支笏湖で一生を過ごすヒメマスのこと。臭みがなく淡白でとても食べやすいお魚です。
写真:月宮 うさ
地図を見る千歳・支笏湖氷濤まつり期間中の土・日の18時30分からは花火が打ちあがります。氷のオブジェをバックに見る花火は美しく、会場内どこからでも楽しむことができる、夜ならではの嬉しいイベントです。
他にも期間中は氷濤ウェディングなど、色々なイベントが予定されています。おでかけになる前にホームページで情報をチェックしてみてくださいね。
千歳・支笏湖氷濤まつりの夜の世界はいかがでしたか?
冬の北海道、雪道のレンタカーは不安な方も多いことでしょう。千歳・支笏湖氷濤まつり開催期間中は新千歳空港からバスでの移動がオススメです。
また、支笏湖温泉の多くのお宿では札幌まで往復の送迎バス「名湯ライナー」を利用することができます。宿泊して昼の風景も夜の風景も温泉も楽しむのもオススメですよ!
※名湯ライナーについては、記事一番下のMEMO内「支笏湖温泉旅館組合」のホームページをご参照ください。
今年の冬は支笏湖に遊びに来ませんか?氷点下10度を下回る日もありますから、あたたかい服装でいらしてくださいね。
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(2024/11/5更新)
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