福岡・星野村の高台にそびえる静寂な「室山熊野神社」は心して参ろう

福岡・星野村の高台にそびえる静寂な「室山熊野神社」は心して参ろう

更新日:2018/10/30 14:59

ふるかわ かずみのプロフィール写真 ふるかわ かずみ 神社・パワスパ(温泉)巡りスト
福岡県の山間にある星野村は人口3000人ちょっとの小さな村です。その名の通り星が綺麗に見え、夏にはホタルが舞う自然豊かな場所。そんな村の高台にひっそりと立つのが「室山熊野神社」。神仏混合の雰囲気を存分に残した厳かな雰囲気に包まれています。気軽にというより、神聖な気持ちで気を引き締めて行きたい神社で、かつての信仰の対象であろう巨岩やご神木などにも圧倒されます。

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

車の方はこの看板がある広場の駐車場へ

車の方はこの看板がある広場の駐車場へ

写真:ふるかわ かずみ

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室山熊野神社は県道57号線から入ったところにあり、もちろん車でないと厳しい場所になります。駐車場ですが、案内の看板通りに進むと坂道を登り切ったところに、この看板が掲げられた広場に出ます。

以前はここに停めてから参道途中から行ける時短カットのルートも行けたのですが、今はチェーンが張られ行き止まりになっているので(2017年7月現在)、いったん歩きで坂道を下りて、参道の一番下から上っていくしか方法はありません。案内の看板は出てるのですぐわかります。

365段の階段をひたすら登る!

365段の階段をひたすら登る!

写真:ふるかわ かずみ

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その参道ですが、通常の神社と違いこちらの神社は高台にあることから、ひたすら階段の参道を登っていきますが、その数365段!途中までは幅も広く補正されていますが、途中から幅も狭くなり、奥行きも狭くなってくるので、雨のあとや滑りやすい靴などは注意しながら登ってください。

あたりは木々に覆われ神秘的な空間に包まれています。緑鮮やかな木々をはじめ、鳥の声や木々の香りなど五感を感じながら厳かな気持ちで登っていきましょう。

ひっそり佇む本殿

ひっそり佇む本殿

写真:ふるかわ かずみ

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さて、階段を登り切ったところにようやく社殿がお目見えです。ひっそりとしていて、かつこじんまりとした建物でかなり古さも感じられます。
すぐ側にはまっすぐ凛とそびえたつ樹齢500年のご神木が2本あります。以前は3本ほどあったようですが、昭和62年の台風で1本は倒れて、現在は2本が県の天然記念物とされています。

室山熊野神社のご祭神はイザナミノミコト、ハヤタマオノミコト、スサノオノミコトの三柱神。その名の通り、和歌山の熊野三山に祀られている神様を、星野氏の祖である八郎胤実(たねざね)が一族の繁栄と領民の平穏を祈願し、勧請したことから始まったのこと。

厳かな雰囲気の中、凛とした張りつめた空気感が漂う場所です。

あたりは迫力ある巨岩でいっぱい!

あたりは迫力ある巨岩でいっぱい!

写真:ふるかわ かずみ

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さきほどの社殿の下に、「けほぎ岩」と書かれた巨大な岩のトンネルがあります。
階段を登ってくる途中にもいくつか巨岩スポットがありますが、かつてここは阿蘇山伏の峰入りの修行の中心的な場所となっていたようで、このけほぎ岩を通った先には「行者岩」と名付けれらた岩もあり、神仏混淆の色合いが濃く残っている場所を感じることができます。このあたりにそびえるこれらの岩も磐座として信仰の対象になっていたことでしょう。

また、明治時代まであった神宮寺の岩念寺というお寺は現在は残っていませんが、痕跡を感じる場所でもあります。

ちなみに地元の方によると、この穴の向こうにある橋は三途の川の橋という噂もあるようで、渡らずに見るだけにしたほうがいいかもしれません。

あたりは迫力ある巨岩でいっぱい!

写真:ふるかわ かずみ

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さて、さきほどのけほぎ岩の入口に社があるのですが、この棚には「あるもの」が置かれています。それが、木槌と竹筒です。説明書には、木筒で軽く頭をたたくとスッキリし、竹筒で耳に息を吹きかけると耳の聞こえがよくなるそうです。気になる方はお試ししてみては?

余裕があれば船着岩までチャレンジ!

ひぃひぃと言いながらの運動も兼ねての参拝かと思いますが、体力に自信がある方は近くの船着岩までチャレンジしてみては?地元の村民の方によると、神々の乗り物の「天の浮き船」が権現山に飛来し、船着岩につながれていたという伝説があるそうですよ。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/02 訪問

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