写真:藤田 聡
地図を見る北竜町「ひまわりまつり」は、北海道らしい雄大な景観が魅力です。その魅力を最大に活かす為にも、まずは広角レンズで写真撮影する事を心掛けましよう!
美しい花を極力アップで大きく写真に残したいと思い、ズームアップしている人をよく見かけますが、単なるひまわりの写真なら日本中何処でも写せます。折角北海道まで来ているのですから、まずは雄大な景色を撮影しましょう。
この時、晴天の日であれば、半分程は青空も入れると爽快感を表現出来ます。また、家などの人工物が写り込まないアングルを探して、雄大な自然が何処までも続いているような写真を目指しましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る広角レンズで、極力沢山のひまわりを一度に撮影出来たら、次に、ひまわりの向きが揃って咲いている場所を探します。そうした場所を、望遠レンズで少しズームアップして撮影すると、ひまわりが一層密集して咲いているように見えます。
実は、実際に肉眼で鑑賞した時の印象も、こんな感じです。広角レンズは雄大な景色を写せる反面、花が分散して咲いているように写る傾向があるのです。
この時、意図的に空を入れない事で、ひまわり畑が延々と続いているような写真になります。特に、曇天の日は殺風景になりがちなので、曇天が写真に写らないようにアングルを工夫すると、美しい写真になります。
写真:藤田 聡
地図を見るひまわりは、名前の通り太陽の方角を向いて咲くので、少し上向きに咲きます。なので、ひまわりを真正面から撮影するには、上から見下ろすように撮影する必要があります。
背の高い男性なら、カメラを頭上に持ち上げて撮影しましょう。背が低い女性の場合は、ベンチなどの上から撮影するのも、よい方法です。
写真:藤田 聡
地図を見るひまわりは、上から見下ろすように撮影するのが大切ですが、一番よく咲いている場所の近くに、高台がまったく無い場合もあります。そのような場合でも、自撮り棒を活用すれば、かなり良い写真が撮影出来るものです。
この考え方を一層押し進めた方法が、一脚や三脚の活用です。一脚や三脚にカメラを取り付けて、カメラだけ高い位置に押し上げれば、写真のように一面のひまわりの中で記念撮影出来ます。
それなら、ドローンを使った方が、もっとダイナミックな写真が撮影出来ると思うかもしれませんが、近年はドローン禁止の観光名所も増えています。北竜町ひまわりの里では、事前に申請し一定の条件を満たせばドローンでの撮影も可能ですが、ドローンが無くても、一脚や三脚を活用すれば十分です。
写真:藤田 聡
地図を見るひまわりに限った話ではありませんが、花の名所で期待通りの絶景を堪能するには、開花状況を頻繁に確認して、花の状態がベストの日に訪問する事が一番大切です。北海道を旅行する場合は、長期間の日程になるので、旅行中もスマホで開花状況を頻繁に確認して、最適な日に北竜町へ行きましょう。
北竜町ひまわりの里は、北竜中学校の裏手(西側)にあり、南側に広大な無料駐車場が完備しています。道の駅「サンフラワー北竜」やパークホテルの場所ではないので、要注意です。
無料駐車場にも、写真のように開花状況の図があり、満開の場合は全てにひまわりマークが付いています。ひまわりは丘の標高が低い下から上へ咲いて行くので、満開の場合は丘の頂上を目指しましょう!
北竜町「ひまわりまつり」は、毎年7月中旬から8月中旬まで開催されますが、例年見頃は8月上旬です。北海道では名寄市も、北竜町に匹敵するひまわりの名所。北竜町よりも北に位置している分、見頃は少し遅めの例年8月中旬で、まさにお盆休みの時期。旅行日程に余裕がある場合は、名寄市まで足を伸ばすのもおすすめです!
開催日程:2023年7月22日(土)〜8月20日(日)
開催時間:24時間開放
住所:北海道雨竜郡北竜町字板谷143番地の2
電話番号:0164-34-2111(北竜町ひまわり観光協会)
アクセス:JR函館本線滝川駅から碧水市街行きバス約40分、ひまわりの里・北竜中学校前下車すぐ
2023年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
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