眩しすぎる黄金寺院!シーク教の聖地・インド「アムリトサル」

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眩しすぎる黄金寺院!シーク教の聖地・インド「アムリトサル」

眩しすぎる黄金寺院!シーク教の聖地・インド「アムリトサル」

更新日:2017/07/20 15:21

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター

インドには聖地と呼ばれる場所がいくつかあり、国民の約2パーセントを占めるシーク教の聖地が「アムリトサル」。四方を水に囲まれ、黄金の輝きを放つお寺「黄金寺院(シュリ ハリマンディル サーヒブ)」がシーク教の総本山です。

平均して1日に10万人分もの食事を提供する食堂や巡礼宿もあり、人類みな平等という信仰心を持つシーク教は、教徒でなくでも大歓迎。衣食住を共にしてシーク教への理解を深めてみましょう!

ヒンドゥー教よりシーク教が目立つ!聖地アムリトサル

ヒンドゥー教よりシーク教が目立つ!聖地アムリトサル

写真:wanderlust tomoko

インドでシーク教徒の占める割合は、2パーセント弱と比率としては低いものの、教徒数は約2千万人。その多くが、シーク教の総本山「黄金寺院(シュリ ハリマンディル サーヒブ)」があるインドのパンジャーブ州とアムリトサルにいるのです。

シーク教は1469年発祥の世界で最も新しい宗教。シーク教の教義は、神は唯一、そして人類みな平等というものです。11代目で永遠のグルは、人ではなく聖典「グル グラント サーヒブ (Guru granth sahib) 」。
男性は、頭にターバンを巻き、手には剣というスタイル。これだけ聞いただけでも、アムリトサルまで行って確かめてみたくなりますよね。

首都デリーから電車だと最短で6時間ほど。インドでチベット人の聖地と言われるマクロードガンジからバスがあり、こちらも約6時間。いろんな聖地を訪れてみると、宗教は違っても信仰心の深さに驚き、そして同じインドなのに全く別の国にいるような感覚にもなります。

黄金寺院での参拝のポイント!

黄金寺院での参拝のポイント!

写真:wanderlust tomoko

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それぞれの宗教によって参拝ルールがあるので、きちんと守って気持ち良く過ごしたいものです。まずは、入り口手前で靴を脱ぎ下駄箱のような場所に預け、番号札を受け取ります(靴下もここで脱いでおくとよいでしょう)。入り口に向かって進むと、水が溜まっている部分があるので、そこを通りながら足をきれいに洗いましょう。そして、布やスカーフなどで頭を覆って、いざ入場です!

目に飛び込んでくるのは、深さ5メートルの神聖な水で囲まれた中心に、キラキラと輝き存在感たっぷりの黄金寺院。入り口が4方向からあり、これもシーク教の教え「人間は生まれながらに平等」に通じるもので、黄金寺院はどんな境遇の人でも受け入れるということを表しています。(出るときに間違えないように気をつけてくださいね)

黄金寺院は正面だけでなく、どの方向から見ても違った美しさがあります。歩いてみて、いろんな角度から眺めてみてください。本堂の中は、金を使った豪華絢爛なつくりとシーク教のオリジナルデザインで見応えたっぷり。

黄金寺院での参拝のポイント!

写真:wanderlust tomoko

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寺院の神聖な水で沐浴をしている人の姿を、ここでも見かけます。よいエネルギーだけを吸収するという水。このエネルギーを体に染み込ませたい、思い切って沐浴してみたいと思ったら、銭湯のように囲まれた沐浴設備があるので、
女性はこちらを利用してみてください。

また神聖なお水を飲み水として配っているので遠慮せず受け取り、体の中へもエネルギーを充満させましょう。

1日に何度でも通っちゃうほど惹きつけられる寺院!

1日に何度でも通っちゃうほど惹きつけられる寺院!

写真:wanderlust tomoko

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黄金寺院へは早朝と夜は必ず、訪れたい時間帯です。午前2時30分〜3時にオープンし(時期によって変わります)、午前1時まで開いています。早朝や深夜なんて誰もいないだろう、と思ってると大間違い。巡礼の時期には回廊の脇に敷物を敷いて寝始める人もいるのです。

まずは、日の出の時間に合わせて行ってみましょう。この時間はまだそれほど人が多くなく寺院の周囲をゆっくりと見て回ることができます。金色の寺院とオレンジに輝く太陽の美しい組み合わせにうっとりしてしまいます。エネルギーをたくさん含んだ水に囲まれた寺院と、日の出からは最大限のパワーが感じられます!

1日に何度でも通っちゃうほど惹きつけられる寺院!

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夜は夜で、見事なまでにライトアップされるお寺はさらに輝きを増し、水面に光が反射してなんともいえない美しさです。日が沈んだ後に始まるキルタンが心に響き、続いて夜10時頃からのセレモニーと見逃せないものばかり。

シーク教の聖典「グル グラント サーヒブ 」セレモニーが、日の出前の早朝と夜に行われています。1日中代わる代わるシーク教徒が聖典を読み上げるため、早朝に聖典を本堂へ移動します。そして1日の終わりには、写真のように本堂から休息場所へお神輿のように担いで移動し、大切に保管しているのです。

言葉で聞いただけではなんだかコメディのようですが、キルタンを歌い続けセレモニーを見守る教徒たちの姿は、心にグッとくるものがあります。

これで終わり、かと思いきや、この後に一斉に教徒たちは本堂の掃除を始めます。輝きを放つ秘密は、素材はもちろんのこと、教徒たちによってしっかりと維持されているからなのです。

1日に平均10万人分もの食事を提供!24時間フル稼働の食堂

1日に平均10万人分もの食事を提供!24時間フル稼働の食堂

写真:wanderlust tomoko

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ここを訪れたら一度は試して欲しいのが敷地内にある食堂。平均して1日に10万人分もの食事を提供する巨大食堂。この食事は、グルへの捧げ物のシンボルであり、そしてシーク教の信念、人はみな平等という考えから、すべての人に無料で提供されています。

近くと通ると、食堂はこっちだよと声をかけてくれます。シーク教について深く知りたければ好意を受け、味わってみてください。食堂は、早朝から深夜まであいていて、早朝は熱々のチャイとチャパティが用意されています。昼食、夕食には、チャパティ、ライス、カレーとインドで定番のプレートが提供されます。

あまりの人の多さにあっけにとられてしまうかもしれませんが、近くにいるインド人の真似をしてみましょう。入り口でプレートを手にして中に入ったら好きな場所に座るだけ。そこで待っていると、次から次へと食べ物を持った人がやって来るのでお皿によそってもらえばよいだけです。

1日に平均10万人分もの食事を提供!24時間フル稼働の食堂

写真:wanderlust tomoko

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この食堂は、ボランティアでまかなわれているので、ほんの少しの時間でも手伝って彼らの活動に役立つことをしてみることもできます。いつでもどこでも人を必要としている食堂では、お皿を洗うもよし、プレートを渡すもよし、野菜をカットするもよし、チャパティ作りを手伝ってみるという体験もできますよ。

常に満員御礼な巡礼宿

常に満員御礼な巡礼宿

写真:wanderlust tomoko

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アムリトサルにはホテルやゲストハウスももちろんありますが、外国人向け巡礼宿を利用してみるのもよいでしょう。寺院を出て徒歩1分のところに、「巡礼宿 (sri guru ramdas ji niwas)」があります。

予約は受けてなく先着順。寝床が共有の個室か、ベッドが8台ぐらい並んでいるロビーになるかは状況次第。混雑時には、空いている床のスペースに寝袋を敷いて寝る人まで現れます。(スペースがなくなると泊まることができないので、早い時間帯に到着するのがポイントです)

初めて会った旅行者なのにすぐに会話が始まるのは、このオープンな空間ならではのメリット。宿泊料金は寄付金ベースなので、食事をした人はそれも含めてお金を収めてくださいね。

常に満員御礼な巡礼宿

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外国人向けの巡礼宿の奥にはインド人用の巡礼宿があります。トイレは利用でき、一番奥にあるので中まで入ってみることができます。床に寝転がっているたくさんの巡礼者を見ると、信仰心の厚さに改めて驚きます。

パワーを感じる聖地!他にも見どころが

寺院の近く、時計台のある建物には、シーク教の歴史を紹介している博物館があります。貴重な絵画や楽器などの展示があり、シーク教ついてさらに深く知ることができるのでぜひ訪れてみてください。

また、アムリトサルを訪れる人ほとんどが行くイベントが、パキスタンとの国境で毎日行われている国旗収容のセレモニー。やや観光化されていますが、見ごたえのあるショーです。

アムリトサルと一緒に訪れたい、チベット人の聖地「マクロード ガンジ」と近くの「バグスー村」は、関連メモのリンクから記事をご参考にしてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/12−2015/10/14 訪問

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