写真:Mayumi Kawai
地図を見るモルディブの首都マレから約173km北に位置するラア環礁。その州都が今回ご紹介するウングーファールー島です。人口1,600人に満たない小さな島は近年観光地化に乗り出しはじめたばかり。ただし、ほかの高級リゾートの人気に押されて知名度はいま一つです。
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地図を見る島のホテル「Ungoofaar Inn(ウングーファールー・イン)」では、素朴ながらも精一杯のもてなしとあたたかいサービスを提供してくれます。まずはかわいらしいココナッツジュースのウェルカムドリンクで。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るこのホテルは、エコノミーの個室で1泊1名約5,000円〜、2名でも1万円以下で泊まることができます。もちろん5つ星ホテルのような行き届いたサービスはありませんが、モルディブ特有の楽園の雰囲気は十分味わえます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るウングーファールー島は周囲約2km、徒歩1〜2時間もあれば周れてしまうほどの小さな島です。島を取り囲む白砂のビーチと限りなく透明なブルーの海は筆舌に尽くしがたい美しさ!観光客はほとんどいないため、もはやプライベートビーチ状態です。
ビーチベッドを置いてパラソルの下でまどろむもよし、シュノーケリングや釣りに講じるもよし。ここには豪華な水上ヴィラはないですが、独り占めできるこの景色こそが贅沢の極みです。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る島の産業は漁業がメイン。ホテルでは、島の漁師さんから獲れたてのマグロやロブスターなどを地元民価格で安く仕入れて調理もしてくれますよ。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るもちろん夕焼けもこの通り天下一品。誰もいないビーチでロマンチックに二人で甘い時間を過ごすもよし、一人でただただ美しい日没を眺めてボーッとするもよし、誰にも邪魔されずに心行くまま自分の時間を過ごせます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るここはマレや近隣の島からの定期船が就航する港です。ヤシの木陰にはハンモックタイプのブランコが吊り下げられ誰でも自由にくつろげます。船を待つ間にここで読書をしたり、ただまどろんだり談笑したりと実に平和な光景です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るこれでも一応目抜き通りです。ラア環礁の州都とは言え未だ発展途上の島、まだまだ島民の生活空間の一部であり、観光客向けの華やかなお店などはほとんどありません。しかし洋風のレストランやカフェなど、少しずつですが開発が進んでいます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る港からほど近い波打ち際のカフェは、仕事前や隙間時間などにちょっと立ち寄る島民の憩いの場となっています。この景色、開放的な気分になれるのは間違いないですね。
またこのカフェの前のビーチ沖合には、早朝によくイルカの群れがやってくることで有名です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る島でのマリンアクティビティはシュノーケリングやダイビング、カヌーなど一通り用意されていますが、おすすめはこの天国のようなホワイトサンドバー!島からジェットボートで約3〜40分のところにあります。この息を呑む絶景を独り占めできるなんてこれ以上の贅沢はありません。また運が良ければこの海域で巨大マンタも現れるそうです。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る釣りがお好きな方には夜釣りのアレンジも可能。地元の漁師さんに船を出してもらい、2時間ほど釣りを楽しみます。獲った魚はその場でさばいてくれ、刺身やモルディブ風あら汁など漁師飯をごちそうしてくれます。獲れたての魚は間違いなく絶品です!
提供元:catalano82 via Wikipedia Commons CC BY 2.0
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dinoflagel…実はウングーファールー島は、夜光虫による幻想的なビーチで有名なバードゥー島からわずか20qのところにあります。そのため、船を出してもらえば30分程度で訪れることが可能です(料金はやや割高)。ただし、バードゥー島の夜光虫は3〜4月上旬がベストシーズンとのことで行くタイミングにはご注意ください。運が良ければウミガメの産卵に遭遇することもできますよ!
写真:Mayumi Kawai
地図を見る島への定期便は、マレから毎朝7時(金曜日は運休)に出航しています。所要は3時間で往復95米ドル。来島の際はホテルに最低3日前には連絡をし、船のチケットを予約してもらう必要があります。なお、スピードボートは激しい揺れを伴いますので、船酔いしやすい人は酔い止めを事前に用意しましょう。
また要望に応じてボートチャーター(片道1台800米ドル)や水上飛行機(大人往復198米ドル)の手配も可能です。
もしモルディブに最上級のホテルサービスや贅沢さを求めているなら、この島ではその期待に応えることはできないかもしません。ただし、どの島リゾートにも負けないとびきり美しいビーチをほぼ独占できる贅沢さと素朴な島民とのあたたかいふれあいの機会を味わうことができます。
贅沢の極みでもあるモルディブでリーズナブルにモルディブを堪能するのもなかなか粋な旅のスタイル。海が好きな方、是非足を運んでみてください!
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(2024/9/14更新)
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