ビルをハイキングする!?“天神のラピュタ”アクロス福岡で天空を歩こう

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ビルをハイキングする!?“天神のラピュタ”アクロス福岡で天空を歩こう

ビルをハイキングする!?“天神のラピュタ”アクロス福岡で天空を歩こう

更新日:2017/07/21 12:46

有馬 亜來のプロフィール写真 有馬 亜來 美酒美食巡礼者、ほろ酔い旅カメライター

福岡天神の市街地を歩くと、なんともファビュラスな外観の建物が目に飛び込んできます。ビルとも山とも言える、大小の樹々が生い茂る複合施設「アクロス福岡」。このステップガーデンの中は、まるで“天空の城ラピュタ”を彷彿させる異空間。そこを折り返しながら、ビルの前面をぐるりとハイキングできるのです!さぁ、登山口からご案内いたします!

これは山?!はい、ここは「アクロス山」。

これは山?!はい、ここは「アクロス山」。

写真:有馬 亜來

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西鉄福岡天神の駅から徒歩10分ほどの福岡市役所の隣り、天神中央公園を前庭にしてそびえ立つ「アクロス福岡」の建物。公園の樹々の延長線のように山を形成するかのように施設壁面を緑の樹々が覆います。ここは「アクロス山」と名が付けられた、山なのです。

市街地の中、この圧倒的なビジュアルとホリスティックな心地良さに、思わず足を止めてしまうことでしょう。「天神のラピュタ」とも呼び声高い名所は、ハイキングするとさらにその通称のワケを知ることができます。

これは山?!はい、ここは「アクロス山」。

写真:有馬 亜來

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建物のエントランスホールの開口部と吹抜けのアトリウム部分を避けるように左右に作られたステップガーデン。出入り口は2ヶ所、道は平坦地と階段によって折り返すように頂上へ通じており、もう片方側から下りる、約30分程の周遊コースです。建物頂上にはさらに、土日祝日だけ公開される「最上階展望台」があります。

事前に知っておきたいこととして、まずステップガーデンには各所に階段があり、ベビーカーや車椅子での通行はできないことが挙げられます。そして、約30分の比較的短いコースとはいえ、下りるまでの間、途中に建物への出入口は無く、トイレの設置もありません。ビルではなく、山に立ち入る心構えでいる方が安心です。

また、入山ならぬ入場は無料、オープンは朝9時からですが季節によりクローズ時間が異なり、天候状態によっては入れないこともありますので、関連MEMOリンクのステップガーデン詳細をご確認ください。

「アクロス山」をLet’s Hiking!!

「アクロス山」をLet’s Hiking!!

写真:有馬 亜來

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さぁ、それでは入山しましょう!道の左右、足元から頭上まで高低に重なり合う樹々と草花。足を踏み入れるとすぐ、ここが市街地の中心であること、そしてビルの側面であることを忘れる異空間に引き込まれていきます。

全行程で階段の総数は809段ですが、十数段の階段と平坦地を繰り返しながら、徐々に上がっていく道。左右の常緑樹や広葉樹の季節毎の美しさや実を付けた低木、足元に咲く小さな花に思わず足を止めてしまう…そんなポイント休憩を繰り返していると、知らないうちに高いところまで上がっていることに気付きます。

「アクロス山」をLet’s Hiking!!

写真:有馬 亜來

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この「アクロス山」の魅力は、この自然そのものの形にあります。そして“育ち続ける山”であること。このステップガーデンの開設当初に植樹された木は76種、3万7千本。それがなんと10年経過した2006年時点では、120種、4万本までに増えました。それは全て鳥が飛来してきて運ばれた種から根付いたものです。

そしてさらに10年を経過した2017年現在は、人工物を吞み込むように緑が覆い、山が自ら育っている様を十分に感じることができる…まさにラピュタを回遊しているような感覚に。四季折々の自然の姿は、山を歩く魅力同様、来るたびに表情が変わるのでこの地に来るたびに立ち寄りたくなります。

アトリウムに透ける空と天神の街、そして緑の滝。

アトリウムに透ける空と天神の街、そして緑の滝。

写真:有馬 亜來

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見どころの一つが、この緑の滝。高く育った樹々が建物の側面を流れ落ち、ビルがひしめき合う街に降り注ぐような光景は圧巻です。屋上緑化施設で最大級規模5,400平方メートルの緑化面積。
吹き上がってくる風も、フィトンチッドを含んだ心地良い緑の風。市街地でありながら、思わず深呼吸したくなる心地良さです。

アトリウムに透ける空と天神の街、そして緑の滝。

写真:有馬 亜來

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頂上近くまで歩を進めると次第に見えてくる、この大開口のアトリウム。緑の樹々で景色との境がぼやけたガラス面、その向こうに透ける空に、天神のラピュタと言われる所以にまた納得してしまいます。

「アクロス福岡」の立地は、大人の隠れ家レストランなど名店が多い西中洲エリアも眼下に見える川向こう。そしてさらに那珂川向こうには夜の屋台で有名な中洲も。夜にはガラッと装いの変わるこの界隈ですが、この昼間の中洲地帯の爽快の眺めももう一つの魅力。是非この二つの魅力を味わって。

天空パノラマ!土日祝限定の「最上階展望台」

天空パノラマ!土日祝限定の「最上階展望台」

写真:有馬 亜來

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土日祝日の10時から16時の間だけ上がることができる、地上から60m、360度眺望の「最上階展望台」。正面に博多タワー、博多湾を望み、海の遠景に能古島や海の中道まで眺望できます。ぐるりと見回せば、博多天神エリア全体が視界に広がります。

展望台には、ステップガーデンのように木は植えられていません。周囲をグランドカバーで緑地化した屋上という造り。日影が無く、水道設備も無いため、夏の日差しが強い日は特にですが、屋上でお弁当を広げるという計画はおすすめできません。
その代わり、ビルの山を足で登り切った登頂感を味わうには最高、また、涼やかな日に絶景を眺めながらベンチでゆったりするのには絶好の場所です。

内部も充実施設「アクロス福岡」

内部も充実施設「アクロス福岡」

写真:有馬 亜來

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下山の後には是非「アクロス福岡」の施設の散策がおすすめです。ステップガーデンから覗いたアトリウムは、施設の地下2階から地上12階を吹き抜ける爽快感抜群の大開口。ステップガーデンの部分に当たる明り取りのガラスからは、外光と共に外で見た樹々の“裏みどり”を味わうこともできます。自然と共生する曲線と直線の幾何学の建築美とこのスケール感は、これだけで見どころに。

そして、国際・文化・情報の交流拠点の役割、“Asian Crossroads Over the Sea-Fukuoka”「アクロス福岡」の施設内は、その意味を成す施設を始め、ショップエリア、グルメエリアを持つ施設構成。国際会議場、イベントホール、世界的フルオーケストラにも対応可能の音響効果を備えた本格的なクラシック専用ホールが整備され、日々様々な公演やイベントが催されています。地下2階から地上3階のショップエリアには個性的なセレクトショップが入り、地下2階のグルメエリアもそれぞれの魅力を持つ店舗で、お腹の余地や気分に合わせて利用できます。

天神「アクロス福岡」でホリスティックな一日を

福岡天神、市街の中のオアシス「アクロス福岡」。外ではフィトンチッドを感じながらアクティブに天空ハイキング、全天候型の心地良い施設内でコンサートにグルメにショッピング…ここでホリスティックな一日を過ごすのはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/02 訪問

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