写真:藤田 聡
地図を見る名寄市のひまわり畑は北海道らしい雄大な絶景ですが、広大過ぎて写真に収まり切らないのも事実。全景の撮影には広角レンスを使用しますが、上から見下ろすように撮影すると「SNS映え」「インスタ映え」します。展望台などがあれば最適ですが、無い場合には自撮り棒(セルカ棒)を使用して、カメラの位置を高くして撮影しましょう!
さらに「SNS映え」を狙うなら、一脚や三脚の先にカメラを取り付けて上空に掲げると、写真のような絶景を撮影出来ます。このように広大なひまわり畑を撮影する基本テクニックについては、名寄市と同様に有名な北竜町ひまわり祭りの記事で詳細に解説しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります。)
写真:藤田 聡
地図を見るSNS映えする写真の特徴は、「1ピンク一色、2国内なのに海外風、3ファンタジー風、4アートと一体化」の4種類と分析されています。(スナッププレイス調べ)
広大なひまわり畑は、大自然のアート作品に見えるのも事実。よって、ひまわり畑と一体化した自撮り写真を撮影すると「いいね!」を貰い易いのです!
掲載した写真は右半分に、ひまわりと明確に分かる大きめの花を配置して、人物との一体化を表現しています。左半分では、広大な丘の斜面をひまわりが埋め尽くす様子により、大自然のアート作品である事を印象付けています。このように、一枚の写真に相反する要素を配置するには、絶妙なバランス感覚が必要です。
写真:藤田 聡
地図を見る名寄市のひまわり畑は、日進地区と知恵文地区の二箇所にあります。中でも、断然おすすめなのが日進地区の北海道立サンピラーパーク。なだらかな丘陵地帯一面をひまわりが埋め尽くし、期待通りの絶景を見る事が出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見るひまわりの撮影には、厳守した方が良いテクニックが幾つかあり、基本的なテクニックについては北竜町の記事で解説しました。しかし、現実の風景は実に複雑で、テクニックが通用しない状況も起こり得ます。その場合、最も大切な基本は何かを見極めて、他の事項は意図的に諦める必要があります。
今回は晴天に恵まれたので、貴重な気象条件を最大限に活かすべく、太陽を背にした順光と呼ばれる状態で撮影する事と、美しい青空を画面の半分程入れて、夏の爽快な光景を演出する事を大切にしています。
一方、本来は民家などの建築物が背景に入るのは避けるのが基本ですが、順光での撮影を優先したので、建築物が多数写り込んでいます。このように基本を一通り理解した上で、現場の状況に応じて守る点と諦める点を瞬時に判断する事。それが基本の応用です。
とは言え、完全に諦めてしまっては進歩がありません。上の写真では、左半分の背景には遠くに建築物が写り込んでいますが、右半分には建築物はありません。このように、限られた条件の中でも、可能な限り基本に忠実であろうと試行錯誤する事。そこに写真上達の道があります。
写真:藤田 聡
地図を見る名寄市のひまわり畑を、日進地区の北海道立サンピラーパークを中心に紹介しましたが、知恵文地区も必見です。MOA名寄農場と、名寄知恵文ひまわり畑がありますが、いずれも観光用というよりは、ひまわり生産用の素朴な雰囲気です。
名寄市のひまわり畑は、特に「ひまわり祭り」のようなイベントもなく、無料で自由に鑑賞出来ます。見頃は例年8月中旬で、まさにお盆休みの時期です。
名寄市のひまわり畑は、以前は日本一と呼ばれたようですが、現在では町内の総作付面積100ヘクタールの北竜町が日本一です。北竜町のひまわりは、例年8月上旬が見頃。北竜町の「ひまわりまつり」については、別の記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります。)
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(2024/4/18更新)
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