絶景!海へと続く道。日本一の高さを誇る宮崎日向「馬ケ背」

絶景!海へと続く道。日本一の高さを誇る宮崎日向「馬ケ背」

更新日:2017/07/25 10:45

舟津 カナのプロフィール写真 舟津 カナ アウトドアライター、撮影コーディネーター
まるで、海の上を歩いているかのような気持ちになる、海へと続く遊歩道。そして、高所恐怖症の人は見ることができない日本一の高さを誇る柱状節理がある宮崎県「馬ケ背」。
海と空のブルーがSNS映えするフォトジェニックな隠れた絶景スポットで、ドライブコースにもおすすめ!
今回は自然が作り上げたダイナミックな景色を紹介します。

足がすくむ!日本一の高さの柱状節理「馬ケ背」

足がすくむ!日本一の高さの柱状節理「馬ケ背」

写真:舟津 カナ

地図を見る

自然が作り出すダイナミックで美しい六角もしくは五角に岩が柱状になった節理「柱状節理」。日本では福井県の東尋坊や宮崎県の高千穂峡が有名ですが、実は宮崎県馬ヶ背展望所からの断崖絶壁は、70メートルで日本一の高さを誇ります。展望所から覗くその景色はあまりの高さに足がすくみます。
“馬の背の栗色のようで、馬の背のように狭い岩”が名前の由来となっているように、狭い眼下の両サイドに広がる柱状節理のリアス式の海岸線は、空と海のブルーと併せて迫力満点!

海へと続く道「日向岬展望台」は必ず行くべし!

海へと続く道「日向岬展望台」は必ず行くべし!

写真:舟津 カナ

地図を見る

馬ヶ背展望所を含む「馬ケ背遊歩道」は、駐車場からループ状になっており、見どころは馬ケ背だけではありません。駐車場から馬ケ背展望所まではゆっくり歩いて15分ほど。さらにそこを超えて2分ほど先にある日向岬展望所は必ず行くべし!絶景スポット。
その遊歩道を歩いていると海の上を歩いているような気持ちになります。

海へと続く道「日向岬展望台」は必ず行くべし!

写真:舟津 カナ

地図を見る

先端の日向岬からの景色は180度、眼下に広がる日向灘が眺められます。

海へと続く道「日向岬展望台」は必ず行くべし!

写真:舟津 カナ

地図を見る

この海岸は約120kmにおよぶリアス式海岸「日豊海岸国定公園」に位置しており、ここからも太平洋の荒波で作られた柱状節理のリアス式海岸が楽しめます。

カップルと訪れたい“恋する灯台”「細道灯台」も遊歩道内にあり

カップルと訪れたい“恋する灯台”「細道灯台」も遊歩道内にあり

写真:舟津 カナ

地図を見る

馬ケ背や日向灘岬の海の絶景だけでなく、この遊歩道にはカップルで訪れたい穴場スポット「細道灯台」もあります。ここはロマンスの聖地にふさわしい灯台を認定する「恋する灯台」に認定されており、カップルに人気が高い場所です。

駐車場から灯台まで歩いて5分。そこから馬ケ背展望所まで7分。日向岬の展望所まで行くと往復30分で、ちょっとしたトレッキング気分が味わえる遊歩道です。多少アップ・ダウンがあります。歩きやすい靴、途中に自動販売機などないので夏は必ず水を持参してください。

日向海岸ドライブコース

日向海岸ドライブコース

写真:舟津 カナ

地図を見る

馬ケ背遊歩道より車で3分の場所には、展望所から海を見ると十字(クルス)が浮かんで見える絶景の場所が! ここは漢字の“叶”という文字にも見えることから願いが叶う「クルスの海」と呼ばれています。東西200メートル、南北220メートル、高さ10メートルにわたって裂けた岸壁は迫力満点。
風がなく海が凪の時が一番きれいに見れると言われています。

日向海岸ドライブコース

写真:舟津 カナ

地図を見る

この展望所には「願いが叶うクルスの鐘」というロマンチックな鐘もあり、カップルに人気のスポットになっています。
このほかにも、海の眺めが抜群!日向のお伊勢さまとも言われている「大御神社」も近くにありますよ。
小腹が好いたら、日向灘で獲れた新鮮な海産物を購入できる「海の駅ほそしま」で休憩するのもよいでしょう。

いかがでしたでしょうか?

東九州自動車道が開通し、ますますアクセスしやすくなった宮崎県。
日向市は「お倉ヶ浜」や「金ヶ浜」をはじめとした全国屈指のサーフスポットも点在。海の幸も充実しているので、ぜひドライブとともに一泊してほしい場所です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/18 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -