写真:安藤 美紀
地図を見る毎年12月上旬までひまわりが楽しめる花スポット、それが「観光農園 花ひろば」です。こちらの施設は、ただの「花ひろば」ではなく、「観光農園」という名前が付いているのがポイント。季節の花を見られるのはもちろん、愛知県南知多町の温暖な気候をいかして、いちご狩りやスイカ刈り、メロン狩り、ブロッコリー狩り、春キャベツ狩り…など様々な◯◯狩りを1年中体験することができます。
写真:安藤 美紀
地図を見る受付があるハウスの中は、近くの農家さんが毎朝収穫した採れたてのお野菜がズラリ!一見、道の駅かな?と思えるほど賑やかな雰囲気です。どれも形は無骨ですが、農薬を極力使用しない安全でおいしい野菜ばかり。しかも、そのほとんどが110円で販売されており、「美味しい野菜を喜んで食べてほしい」という思いが込められています。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに奥に進むと、「観光農園 花ひろば」で作られたスイカの試食販売コーナーが出現。このスイカは、自然の太陽光をたっぷり浴びて育った希少な露地物。お値段も驚くほどリーズナブルで、なんと市場の半額くらいの価格で売られているんですよ!8月中旬まではスイカの試食販売を行っているそうなので、ぜひ試食してその美味しさを確かめてみてください。
写真:安藤 美紀
地図を見るそしてビニールハウスの先には、東京ドーム2個分(2.5ヘクタール)という広大な花ひろばが現れます。いざ花ひろばに足を踏み入れると、そこは丘陵風景が美しく広がる場所。丘の斜面を利用してひまわりが植えられているため、右も左もひまわりで埋め尽くされています。
「観光農園 花ひろば」は、年間約10万人もの人が訪れる人気の花スポット。しかし、それだけではありません。ここは、秦基博さんが歌う大ヒットソング、「ひまわりの約束」のミュージックビデオのロケ地に使われた場所でもあります。
ひまわり畑の中で歌う秦さんや、男女がふわりと宙に浮く不思議なシーンは印象的でしたよね。ファンの方は「ひまわりの約束」を歌いながら、ひまわりの温もりを感じてみましょう。秦さんの存在が身近に感じられて幸せな気持ちになりますよ。
ちなみに、写真を撮るなら朝一番の8時頃がおすすめ。人も少なく、抜けるような青空とひまわりの写真を撮ることができます。
写真:安藤 美紀
地図を見るさて、「観光農園 花ひろば」が日本有数のひまわり畑といわれるようになったのは、ひまわりが12月まで咲くから。しかし、夏の花ひまわりがなぜ12月まで咲くのでしょうか。
写真:安藤 美紀
地図を見るその理由は、ひまわりの植え付けを少しずつ場所をずらして行うことで、順番にひまわりが満開を迎えるから。ひまわり畑は全部で11面あり、14万本のひまわりが1シーズンで14〜15回花を付けると言われています。
季節でいうと、蒸し暑〜い夏が過ぎ去って、霜がおりる12月頃まで、ひまわりを楽しむことができるんですよ!秋になると、コスモスと夏のひまわりが同時に見られるのも、「観光農園 花ひろば」ならではの珍しい光景です。
写真:安藤 美紀
地図を見るひまわりを見下ろすための高見台には、軽トラックが使われています。思わずほっこりしてしまうユニークな試み。農園ならでは…ですね。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに「観光農園 花ひろば」は、プロポーズや告白をするカップルが多いというロマンスの名所でもあります。なんと夏のシーズンだけでも、毎年3回くらいはプロポーズで使われるそうです!ハッピーオーラで満ち溢れる黄色い絶景は、まさにプロポーズの場所にぴったり。もしも、こんな場所でプロポーズされたら…。毎年ひまわりを見る度に、あの時のドキドキを思い出せそうですね。
写真:安藤 美紀
地図を見る実はこちらの「観光農園 花ひろば」では、自分で好きなひまわりを摘んで、1人5本まで持ち帰ることができるんです。ハサミは受付時に貸してもらえるので、手ぶらでOK。ひまわりの切り方のコツは、長さの目安を50cmくらいにして、葉っぱは出来るだけ残しておくこと。このように葉っぱを残しておくと、水揚げの助けになるんですよ。
カットしたひまわりは、受付に持っていくと、水につけて新聞紙で包んでくれます。ひまわりは水揚げしにくい花ですが、一緒にもらえる「水揚げ方法」の説明書を参考にすれば、お家でも長持ちさせることができますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る「観光農園 花ひろば」は正月三が日以外、年中無休。1年中旬のお花を楽しむことができます。ひまわりだけでなく、7月終わりから8月にかけてはラベンダーが、7月から10月まではマツバボタンが花ひろば一面に咲き誇ります。行く度に違うお花が見られるので、何度も足を運びたくなりますね!
またこちらの施設は、コスプレ撮影、ワンちゃん入園OK…というウェルカムな場所。せっかくなので、思い出に残る写真をたくさん撮りましょう。
ひまわりと併せて楽しみたいのが、「観光農園 花ひろば」ならではの、ちょっと変わった味覚狩り!
9月〜11月までの2ヶ月間、「観光農園 花ひろば」では、全国的にも珍しい「青パパイヤ狩り」を楽しむことができます。青パパイヤはよく沖縄料理店などで出されますが、すでに調理済みのものがほとんど。どんな風になってるの?と聞かれると、答えられない人が多いでしょう。そんな青パパイヤを、自分で収穫できるなんて感動モノ!お子さんと一緒にチャレンジすれば、食育にもつながりますよ。
料金は、入園料(中学生以上650円、小学生までは300円)とは別に、青パパイヤ料金(1つ200円)が必要です。ひまわりを見て癒やされた後は、レアなフルーツ狩りをして、美味しいお土産を持ち帰りましょう。
夏の花ひまわり。でも、わざわざ暑い日にひまわりを見に行くのは大変ですよね…。そんなときは、涼しくなってから「観光農園 花ひろば」に足を運んでみてはいかがでしょうか。ここなら、急ぐ必要はありません。ひまわりは、気長にあなたを待っていてくれますよ。
「観光農園 花ひろば」の営業時間は、朝8時から夕方5時まで。広めの無料駐車場がありますので、車で行くのをおすすめします。
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(2024/9/11更新)
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