名物の玉子宝楽はまるでスフレ!「彩席ちもと」でお手頃京料理ランチ

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名物の玉子宝楽はまるでスフレ!「彩席ちもと」でお手頃京料理ランチ

名物の玉子宝楽はまるでスフレ!「彩席ちもと」でお手頃京料理ランチ

更新日:2017/07/21 15:46

吉川 なおのプロフィール写真 吉川 なお 台湾在住ライター、元旅行会社勤務の旅行マニア

千年の都、京都には昔からの伝統とのれんを守る京料理の老舗店が数多くあります。旅したら是非ともその自慢料理を味わってみたいものですが、敷居もお値段も高いのが悩みの種・・。
しかしランチならそんな老舗料亭の味もリーズナブル!
江戸時代創業の料亭「ちもと」の姉妹店、「彩席ちもと」は本店ゆずりの本格京料理がお手頃価格でいただける店。彩り豊かな料理と名物の玉子宝楽のふわふわ食感がたまりません♪

ロケーション抜群!老舗料亭の姉妹店

ロケーション抜群!老舗料亭の姉妹店

写真:吉川 なお

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京都の夏の風物詩、納涼床で知られる鴨川。そのほとり、四条大橋を渡ってすぐの場所に今回ご紹介する「彩席ちもと」があります。その斜め向かいにあるのは享保3(1718)年創業の料亭「ちもと」で、その姉妹店として1994年から営業しています。

本店は300年もの歴史を持つ老舗。店名は創業した西陣の千本通に由来し、明治初期に現在地に移転しました。多くの文人墨客を顧客に持ち、小説家泉鏡花の作品にも登場するなど伝統と格式ある高級料亭として名を馳せています。「彩席ちもと」はその本店ゆずりの味をカジュアルに味わえる割烹料理店で、ひとりでも入れる気安さとリーズナブルな価格設定が人気です。

ロケーションが良いのも観光客には嬉しいところ。阪急京都線の四条河原町駅、京阪本線の祇園四条駅からともに徒歩3分、JR京都駅からはタクシーで10分以内とアクセス抜群!
店の外観も京都らしい風情が漂っています。

職人の技が目の前で

職人の技が目の前で

写真:吉川 なお

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店内はとても落ち着いた雰囲気で、ところどころ飾られた掛け花が和の彩りを添えています。
1階はカウンター席のみ10席で、木のぬくもりを感じるL字型のカウンターの向かいには黙々と料理を作る板前さんの姿が。目の前で手際よく調理する様子が見られるカウンター席は割烹店ならではの醍醐味。ちょっとした上客気分も味わえます。
2階はテーブル12席と20席の部屋が2つ。大人数での利用も可能です。

人気店なので予約は必須。本店と共通番号の電話予約のみで、予約時間に合わせて配膳してもらえます。

職人の技が目の前で

写真:吉川 なお

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料理と一緒にオーダーしたいのは、地元京都のキンシ正宗堀野酒造が作る地ビール。1781年創業の老舗酒造で、現在日本酒は伏見で醸造していますが、創業者の堀野家本宅跡に建つ中京区の「町家麦酒醸造所」で敷地内に残る井戸の名水を使って地ビールを醸造しています。

ちもとのオリジナルラベルがついた黒ビールは「京都平安麦酒くろおす」というアルトビール。コクと苦味があり、上品なお料理との相性もぴったりです。

老舗料亭ゆずりの彩り豊かな料理

老舗料亭ゆずりの彩り豊かな料理

写真:吉川 なお

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「彩席ちもと」は昼が11時30分〜15時、夜は17時〜21時30分の二部営業。お目当てのランチのメニューは「彩点心(3,024円)」と「雪(4,320円)」「月(7,560円)」「花(10,800円:要予約)」の3種類の懐石で、お値段手頃な「彩点心」は時間があまりない方にも最適なお弁当タイプです。

まず手渡されるのは、和紙に手書き文字が印刷されたおしながき。献立は毎月変わり、その時の旬の食材が使われます。

老舗料亭ゆずりの彩り豊かな料理

写真:吉川 なお

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朱塗りの器のふたをあけると、見るも美しい料理がぎっしり!煮物、焼き物、揚げ物などその数なんと16種類もあり、地元の京野菜や新鮮な魚介を使った料理が彩り豊かに詰められています。

どれから食べようか迷ってしまう宝石箱のようなお弁当は、旬の旨味をぎゅっと閉じ込めた逸品。ひとつひとつが料亭ゆずりの上品な味で、丁寧に下ごしらえされ、その素材を生かした味付けがなされています。目で楽しみながら、季節を感じながらいろいろな味が堪能できます。

これが名物「玉子宝楽」!

これが名物「玉子宝楽」!

写真:吉川 なお

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そしていよいよ、この店の名物、玉子宝楽が登場します。ちょうど食べ終わる頃を見計らってタイミングよく出される玉子宝楽は、見た目は洋風ですがれっきとした和食料理。スフレのようなふわふわ生地の下に茶碗蒸しが隠れています。

出し汁の効いた茶碗蒸しの上に卵白を泡立てたメレンゲを載せてオーブンで焼く、というなんとも斬新な料理で、カステラのようなほんのりとした甘さとふわっとしたオムレツのような食感が味わえるランチだけのオリジナルメニューです。

これが名物「玉子宝楽」!

写真:吉川 なお

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熱々で出てくるので熱いうちに、まずはスプーンを突き刺して素の味を味わいます。上はふわふわ下はツルンという食感で、やっと顔を出した茶碗蒸しには具もしっかり入っています。

少し食べたら、次は一緒に出された生姜のせん切りを添えて一口。生姜の味がいいアクセントになって、また違った味が楽しめます。

旬の素材で季節を感じる

旬の素材で季節を感じる

写真:吉川 なお

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飯椀と汁物は季節の味付けご飯と赤だし。これに香の物がつきます。写真は6月頃から夏の間だけ出回る新生姜のご飯で、まさに旬物。口の中にさわやかな風味が広がります。

山椒の味と香りが引き立つ赤出しのおいしさにも絶句。具の豆腐はサーブのたびに別の鍋で湯通しするというこだわりようです。

〆の水物は手作りのさっぱりデザート。最初から最後まで手抜きのない料理が続き、五感も大満足です。

京料理の伝統の味と技を気軽に楽しめる店

落ち着いた空間で味わう老舗料亭ゆずりの味。京都らしさも感じられるお手軽な彩点心は、量もちょうどよく、お腹も心も満腹になります。

京都は1年中観光のベストシーズン。ランチの予約を考えたら、立地もコスパも良い「彩席ちもと」を候補にしてみてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/27 訪問

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