写真:花村 桂子
地図を見る熊本県天草の、オーシャンビューな爽快ドライブウェイ松島有明道路(有料)・知十ICから車で約20分。上天草市松島町教良木、山あいの緑あふれる棚田の中に、巨大な「下り龍」が現れました。青空の下「光」の文字を従えて、田んぼに降り立ったように見える龍は、迫力満点。
写真:花村 桂子
地図を見る下り龍は、天草四郎観光協会が、地元住民や高校生と共に作成した「田んぼアート」。田んぼをキャンパスにアートを描く試みは、2015年よりスタートし、3回目となる2017年のモチーフは「下り龍」。熊本地震からの、復興の願いも込められているとか。
特設の物見やぐらが設置され、田んぼアート全体が見渡せる絶好の撮影スポットとなっています。
写真:花村 桂子
地図を見る「光」の文字や、龍の白い牙や爪、あたりを睨め回すかのような力強い表情。色鮮やかな絵柄は、古代米やもち米など、種類の違う稲の色だけで表現されたもの。「ペンキを塗ったんじゃないの?」と、思わず尋ねてしまいたくなるような色鮮やかさは、必見です。ぜひ近くに寄って見てみたい!ですが、田んぼやあぜ道に入り込まないように、ご注意を。
写真:花村 桂子
地図を見る上天草市松島町教良木「田んぼアート・下り龍」までのアクセスは、松島有明道路(有料)から車で約20分。「知十IC」から324号線に入り、知十橋信号を左折して290号線へ。倉江川沿いの道を走り、突き当りの交差点を右へ。あとは、「老岳アート(Oidake art)」の看板が目印です。または、Googleマップ「教良木田んぼアート」で検索して、どうぞ。
写真:花村 桂子
地図を見る龍のほかにも、老司アートの不思議なオブジェがたくさん。駐車場から、龍の待つ田んぼへの道を導いてくれるのは、色鮮やかな枯れない花たち。緑の山道をカラフルに彩ります。
写真:花村 桂子
地図を見る野菜直売所で迎えてくれる村人たちも、実はオブジェ。なすやきゅうりなどの瑞々しい野菜は本物ですので、安心して購入ください。
写真:花村 桂子
地図を見る川遊びをする人たちは、オブジェと生身の人間の見分けがつかなくなりそう。ほかにも木材伐採中の人たちなど、思わず一緒にポーズをとりたくなるクオリティの高さです。
提供元:天草四郎観光協会
http://kami-amakusa.jp/田んぼアートが楽しめるのは、夏だけではありません。稲の刈り取りが終わると、田んぼは特性LEDライトで飾り付けられます。ゆらゆらと幻想的な光がゆらめく夜の田んぼアートは、超ロマンティック。写真は、2015年の「お地蔵さま・蓮の花」と「心」の文字。2017年も、12月のはじめごろから2月末までライトアップが楽しめる予定。下り龍が、どのような色で蘇るのか、今から楽しみですね。
熊本県天草といえば、風光明媚な海沿いドライブウェイ「天草五橋・天草パールライン」や、うに・たこなどの海鮮グルメが有名ですが、夏も冬も楽しめる「田んぼアート」は、わたしたちを楽しませてくれる新名所。松島有明道路・知十ICから車で約20分。ドライブついでに、ぜひ足を伸ばしてくださいませ。
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この記事を書いたナビゲーター
花村 桂子
長崎出身、福岡在住。地元・九州の「よかとこ」を探して旅する探検家。メジャーな有名観光地は、もちろん「よかとこ」ですが、ちょっとマイナーで人が少ない穴場な「よかとこ」が、大好きです。パワースポット、絶景…
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