大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代の名残をとどめる「姫路城」。知っておくとドラマも観光もさらに楽しめる!

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大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代の名残をとどめる「姫路城」。知っておくとドラマも観光もさらに楽しめる!

大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代の名残をとどめる「姫路城」。知っておくとドラマも観光もさらに楽しめる!

更新日:2017/02/13 10:35

塚本 隆司のプロフィール写真 塚本 隆司 ぼっち旅ライター

姫路から天下へと羽ばたいていく黒田官兵衛の姿を描くNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。保存修理中の姫路城の予定とあわせ、知っておくとドラマも観光もさらに楽しめる秀吉時代の姫路城や黒田官兵衛関連のスポットをご紹介しよう。

【注意】修理見学施設「天空の白鷺」は2014年1月に閉館。保存修理は終了し、2015年3月27日にグランドオープンしました。

大河ドラマの主人公、黒田官兵衛の生まれた頃の姫路城

大河ドラマの主人公、黒田官兵衛の生まれた頃の姫路城

写真:塚本 隆司

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官兵衛が生まれた頃の姫路城は「砦」程度の規模であったという。
現在の姫路城は、天守閣を1601年から9年かけて築城、1617年には写真左側にある西の丸などが増築され今の威容が完成された。豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が播磨の国に入った頃の官兵衛の居城は西の丸付近だったのではないかと云われている。

姫路城は2015年春まで修復工事中。2014年1月15日までは修理見学施設「天空の白鷺」で大天守を間近で見ることができるが、閉館以降も西の丸などは一部見学が可能となり大河ドラマに合わせて特別展などが開催される。2014年夏頃には大天守の覆いも取れ、別名「白鷺城」にふさわしい白亜の天守を目にすることができるだろう。天守内部の観覧・登城については2015年3月27日からの予定だ。

写真は三の丸広場からの眺め。無料で入れる市民の憩いの広場であり観桜会や観月会などイベント会場ともなるため出かける前に是非チェックしておくのがいいだろう。

姫路城天守から見る城下町

姫路城天守から見る城下町

写真:塚本 隆司

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修理見学施設「天空の白鷺」からの風景。天守からとほぼ同じ高さの景色で天気がよければ遠く瀬戸内海まで見渡せるという。大通りの先にあるのがJR姫路駅。在来線はもちろん新幹線の停車駅からすぐ近くに姫路城は位置している。

姫路の町割りは大通りがあるように東西南北碁盤の目になっている。しかし広場の形を見ると少し左側を向いているのがわかるだろうか?
これは秀吉築城時の縄張りの名残だという。播磨統一を果たした秀吉は官兵衛のすすめで本拠地を姫路に定め三重四層の天守を持つ城を築城する。その時の名残がこの広場だといい、現在の姫路城と同じくして造られた町割りとは異なる方を向いているわけだ。

ちなみに居城であった姫路城を秀吉に譲った官兵衛は写真左手、煙突から煙が上がっている横の山にあった国府山城(こうやまじょう)へと移るのだが、秀吉の姫路城の正面あたり当時の戦略的な意図を想像することができる。

秀吉時代の面影が残る石垣

秀吉時代の面影が残る石垣

写真:塚本 隆司

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姫路城は石垣に注目しながら見て回るのも面白い。異なる時代の石垣が混在しており見応えがあるのだ。秀吉時代の石垣も残っている。写真は上山里曲輪の二段積みのシノギ積み野面石垣。官兵衛も築城に携わっていたことが文書に残っている。

城内(有料)には秀吉時代に造られた「油壁」や石集めに困る秀吉に老婆が差し出したという「姥ヶ石」も残されている。ちなみに秀吉時代の天守の木材は大天守を囲む小天守の一つ「乾小天守」に転用されたと云う。

官兵衛のものと云われるクルス瓦(十字紋瓦)

官兵衛のものと云われるクルス瓦(十字紋瓦)

写真:塚本 隆司

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官兵衛がキリシタンであったことは有名で洗礼名はドン・シメオンという。そんな官兵衛にゆかりがあると云われる瓦が残っている。「に」の門櫓にある十字紋の瓦だ。この築城時に官兵衛は関わっていないと考えられ、諸説あり真偽のほどはわからないが、姫路城にまつわるミステリーのひとつとなっている。

最後に

大河ドラマ「軍師官兵衛」時代の姫路城を少しでも感じてもらえただろうか?
ドラマの時代と今の姫路城は異なるが当時の名残は今も残っている。官兵衛や秀吉の活躍する時代に思いをめぐらせながら姫路城を散策してみると、官兵衛らの息づかいが聞えてくるかもしれない。

2014年1月12日から2015年1月10日まで「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」が姫路城のすぐ南にある家老屋敷公園で開催されている。この機会に是非姫路に行ってみよう。

ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館
大河ドラマ館入場券
 おとな(高校生以上)500円 こども(小・中学生)200円 小学生未満無料
大河ドラマ館・姫路城共通入場券
 おとな(高校生以上)700円 こども(小・中学生)250円 小学生未満無料

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/25 訪問

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