写真:Benisei Rinka
地図を見る明治35年創業の金精軒は、できる限り地元の上質な食材を使い、防腐剤や保存添加物などを一切使わず、安心・安全にこだわる和菓子店。以前は旅籠だったという趣のある店構えからは、老舗の貫禄さえ感じます。
写真:Benisei Rinka
地図を見る金精軒があるのは、中央自動車道長坂インターチェンジ、もしくは須玉インターチェンジから車で約15分、江戸時代〜明治中期まで栄えた、甲州街道41番目の宿場町「台ケ原宿」です。
駐車場は、店舗の並び、約100メートル離れた場所にあります。駐車場内は一方通行になっていますので、間違えないように気を付けてくださいね。
提供元:金精軒
http://kinseiken.co.jp/金精軒のある山梨県北杜市白州町は、名水百選に選ばれた尾白川や湧水が点在するなど「水」に恵まれ、名水の里として知られています。
甲斐駒ヶ岳の伏流水で仕込まれた金精軒の和菓子たちは、とても上品で奥行きのある味わい。どの和菓子も、名水の恩恵をたっぷりと受けた逸品です。
提供元:金精軒
http://kinseiken.co.jp/名水の恩恵をたっぷりとうけた夏限定スイーツが、ここにはあります。水を寒天で固めただけの「水信玄餅」です。
透き通り宝石のように輝く「水信玄餅」は、形を保っていられるギリギリの硬さに作られており、車での運搬ができないため、直営店でのみの限定販売となっています。また、常温に戻すと30分程で水が染み出してきてしまうため「買ったらすぐ食べる」のが必須。白州町の水のおいしさを、何よりも感じられる名スイーツは、自家製きな粉と特製黒蜜と共にいただきます。
「水信玄餅」は、6月〜9月末日までの土日限定。この希少なスイーツを求めて、朝9時の開店前から行列ができ、午前中には売り切れてしまうほどの人気ぶり。海外からも問い合わせがくるのだとか…。
写真:Benisei Rinka
地図を見る金精軒の「信玄餅」は、八ヶ岳周辺のホテルなどでも購入可能ですが、賞味期限が3日と短く、直営店でしか売られていない「極上 生信玄餅」というのがあります。
生信玄餅で使用している餅米は、日本穀物検定協会の食味ランキングで、5年連続「特A」に輝く「梨北米」。お米の味を生かすため、砂糖は従来品の半分しか使用していません。仕込み水はもちろん「甲斐駒ヶ岳の伏流水」。きな粉も山梨県産大豆を自家焙煎し、とても香り豊か…。
写真:Benisei Rinka
地図を見る生信玄餅は、「生」というだけあって、モチモチなのにフワフワ!歯切れもよく、口の中いっぱいにお米の風味が広がります。お餅自体が甘すぎないので、黒蜜との相性も抜群!
写真:Benisei Rinka
地図を見る生信玄餅は、ひとつひとつ個包装されていて、きな粉も黒蜜も別添え。お皿に出して、お好みの量をかけてお楽しみください。
お餅の風味を生かすため、保存料無添加です。日持ち加工されていないため、賞味期限は3日。ご自宅で楽しみたい方は、旅程の最終日に購入されることをオススメします。
写真:Benisei Rinka
地図を見る金精軒には、水信玄餅や生信玄餅以外にも、こだわりの商品がいっぱい!写真の「くるみ信玄餅」は、くるみの香ばしい風味が広がり、いつもと違った信玄餅を味わいたい方におすすめです。“いきなり冒険できない”という方は、試食もできますよ。
また、店舗向かいにある山梨銘醸の清酒「七賢」の大吟醸酒粕を活用し、卵白だけでカステラ状に焼き上げた「大吟醸粕てら」も、原材料や製造工程など、こだわりぬいた銘菓のひとつ。一般的なカステラとは違う、しっとりフワフワ食感が魅力。
従来の信玄餅しか食べたことのない人にとって、金精軒の「生信玄餅」や「水信玄餅」は、全く新しいスイーツです。口に入れたときの感動は、食べた人にしかわかりません。是非一度、この感動を味わってみてくださいね。
「生信玄餅」と「水信玄餅」は、今回ご紹介した「台ケ原本店」と、本店から約20分程の場所にある「韮崎店」でのみ購入可能です。
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(2024/3/19更新)
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