時が止まった世界遺産の町!チェコ「クトナーホラ」の見所

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時が止まった世界遺産の町!チェコ「クトナーホラ」の見所

時が止まった世界遺産の町!チェコ「クトナーホラ」の見所

更新日:2017/07/27 12:02

西崎 莉緒のプロフィール写真 西崎 莉緒 トラベルライター

チェコ共和国の中部ボヘミア地方のクトナーホラは、かつて「ボヘミア王国の宝石」と称された美しい町。今ではチェコの小さな地方都市の一つですが、プラハに次いで繁栄した時代の名残を今も残しており、ユネスコの世界遺産に登録されています。プラハから鉄道で約1時間ほどの距離なので、日帰り観光にもおすすめです。

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クトナーホラの歴史

クトナーホラの歴史

写真:西崎 莉緒

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「ボヘミア王国の宝石」や「王国の財宝庫」と称されたクトナーホラは、かつては小さな田舎町の一つにでした。13世紀に銀鉱脈が発見されたことにより急速に発展し、一時はプラハに次ぐほどの繁栄した歴史を持ちます。

17世紀に銀が枯渇すると衰退の一方を辿りますが、クトナーホラ全盛期に築かれた教会や街並みは、現在も非常によい状態で保存されており、小さな町に不釣り合いなほど立派で歴史的な建物があちこちで見られます。クトナーホラの町は、まるで時が止まったかのような静寂さと美しさを兼ね備えているのです。

クトナーホラの歴史

写真:西崎 莉緒

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クトナーホラ観光の目玉となるスポットは2つの地区に分かれており、繊細な装飾が美しい「聖バルバラ教会」のある「クトナーホラ歴史地区」、華やかで光溢れる「聖母マリア大聖堂」と本物の人骨で飾られた迫力満点の「セドレツ納骨堂」のある「セドレツ地区」です。

クトナーホラ歴史地区の見所

クトナーホラ歴史地区の見所

写真:西崎 莉緒

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「聖バルバラ大聖堂のあるクトナーホラ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されている旧市街は、見所がぎゅっと凝縮されており徒歩での移動がメインになります。石畳と坂道が続くエリアなので、歩きやすい靴を準備しておきましょう。

クトナーホラ歴史地区の見所

写真:西崎 莉緒

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鉱山労働者の守護聖人バルバラを祀る「聖バルバラ教会」は、建設に500年もの歳月がかかった歴史を持つ美しい教会で、クトナーホラの象徴的存在です。

独特の外観をしており3つの曲線美が素晴らしい尖塔、細部まで細かく施された装飾は圧巻です。教会の内部も非常に見応えがあり、天井のフレスコ画もオリジナルの状態で残されています。

クトナーホラ歴史地区の見所

写真:西崎 莉緒

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一時、ヨーロッパの銀産出の三分の一を占めていたクトナーホラは、14世紀にイタリアから専門家を招き宮殿内に造幣局を建設しました。「イタリアンコート」と呼ばれる造幣局の跡地では、歴代の銀貨の展示や国王が滞在した部屋などを見学することができます。

石畳の続く歴史地区を歩こう

石畳の続く歴史地区を歩こう

写真:西崎 莉緒

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聖母マリアの柱像の周辺は、オシャレなカフェレストランや小さな商店が集まるエリアです。フソヴァ通りの周辺には個性的な建造物が多く残されおり、街歩きにおすすめの場所。

石畳の続く歴史地区を歩こう

写真:西崎 莉緒

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ラドニツカー通りのカラフルな建物が並ぶ中でひと際目を引く存在が「石の家」です。フス戦争以前に建てられた非常に古い建物で、現在見られる姿は15世紀後半に改築された後期ゴシック様式の建築です。建物正面の精巧なファザードのレリーフに注目してみてください。内部は博物館になっており、クトナーホラの工芸品などが展示されています。

石畳の続く歴史地区を歩こう

写真:西崎 莉緒

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石の家のすぐ近くにある「石の泉」は、15世紀後半に作られた後期ゴシック様式の建築物です。銀鉱山のあるクトナーホラでは水不足の問題を抱えており、4キロメートル離れた場所から木製の配管で水を運び貯蔵する石の泉が造られ、貯水槽として19世紀頃まで使用されていました。

セドレツ地区を歩く

セドレツ地区を歩く

写真:西崎 莉緒

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世界遺産に登録されている聖母マリア大聖堂は、「光の教会」と呼ばれる美しい教会です。14世紀頃に以前にあった教会に代わってゴシック様式の教会が建てられましたが、15世紀にフス戦争で焼失し、現在見られる姿は18世紀に建てられたバロックゴシック様式です。

一見すると石造りのシンプルな教会ですが、内部は非常に華やかな内装の教会で、パステルカラーの薄い黄色の壁に、ピンクや白を基調とした華やかなフレスコ画や装飾が施されています。

セドレツ地区を歩く

写真:西崎 莉緒

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聖母マリア教会から徒歩すぐに位置するセドレツ納骨堂は、13世紀にセドレツ修道院長がエルサレムより持ち帰った土をこの場所に撒いた事から聖地と見なされ、各地から遺骨が集まる大規模な墓地となりました。

フス戦争やペストの被害により死者が急増し、墓地が手狭になったことから遺骨が集められたのがセドレツ納骨堂です。建物内部には人骨が安置されているだけでなく、人骨を使ったシャンデリアや燭台が飾られており、独特の死生観がを体感できる場所です。

プラハからクトナーホラへのアクセス方法

プラハからクトナーホラへのアクセス方法

写真:西崎 莉緒

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プラハからクトナーホラへは、プラハ本駅(Praha hl.n.)からクトナーホラ本駅(Kutna Hora hl.n)まで、チェコ鉄道を利用する方法がおすすめです。

コーリン(Kolin)駅で乗り換えクトナーホラへ向かう電車は、約1時間に1本。プラハからクトナーホラへ直通電車は約2時間に1本の運行です。
直通電車に乗車すると、プラハから約1時間で到着します。料金は片道108コルナ。

プラハからクトナーホラへのアクセス方法

写真:西崎 莉緒

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聖バルバラ教会のある歴史地区方面へのアクセスは、「クトナーホラ本駅」からバスを利用する場合は、平日は1番バス、休日は7番バスに乗車。電車の場合はクトナーホラ本駅でローカル線に乗り換え「クトナーホラ・ムニュスト(Kutna Hora mesto)」下車。

クトナーホラ本駅にある観光案内所では、無料の地図や交通手段の情報を入手することができるので便利です。

クトナーホラを訪ねてみませんか?

プラハから鉄道で1時間の距離にある小さな町クトナーホラは、ボヘミア王国の栄華を感じることのできる美しい町。観光地エリアを外れるとあまり英語が通じず、チェコ語の看板が並ぶローカルな景観も魅力の一つでもあります。ぜひチェコ旅行の際には、プラハからクトナーホラへ足を延ばしてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/20−2017/03/25 訪問

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