写真:井伊 たびを
地図を見る我孫子市・鳥の博物館は、手賀沼のほとりにある親水広場に隣接。こちらは国内唯一の鳥だけを扱った博物館で、「人と鳥の共存をめざして」をテーマにしています。
「鳥とはいったいどんな動物か?」といった基本的な疑問から「地球の環境問題」まで踏み込んだ充実した展示内容が魅力です。
そんな手賀沼の鳥を中心とした世界の鳥や、鳥の歴史と生活などの展示を見ると、きっと有益な知識を得ることが出来るでしょう。
また、野生では見ることのできなくなった日本のトキの剥製も展示。人と鳥の共存の大切さを、見る人に強く語りかけてくること間違いなしです。
写真:井伊 たびを
地図を見る人類の起源は、せいぜい500万年ほど前なのに、鳥の起源は、およそ1億5000万年前にさかのぼるといわれています。鳥は人類にとって、動物界の大先輩なのです。
そもそも生物の分類は、階層構造になっており、鳥は動物界−脊索動物門−鳥鋼に属します。
写真:井伊 たびを
地図を見る三階の「世界の鳥コーナー」は、世界中の鳥の実物剥製を一堂に展示しており圧巻の一言。この「立体図鑑」ともいえるコーナーに入ると、時の過ぎるのも忘れて、誰もが見入ってしまうことでしょう!
現在、鳥類は世界に約9000もの種がいるといわれています。当然、体の大きさや色、くちばしの長さやつばさの形など、種類によって特徴はさまざま。生息環境に適応した姿、形になっています。それぞれを見比べながら、展示コーナーを歩けば興味100倍! 鳥のトリコになってしまうこと間違いなしです。
写真:井伊 たびを
地図を見る手賀沼のほとりにある約3.3haの手賀沼親水広場。そこには「水の館」という水質浄化に対する理解を深める目的として博物館が設置されています。
地上25mの展望室から、手賀沼を見渡すことができます。入館料は無料ですので、一度のぼってみてはいかがでしょうか?
写真:井伊 たびを
地図を見る我孫子市鳥の博物館の裏手にあるのが公益財団法人・山階(やましな)鳥類研究所。こちらは、国内唯一の民間の鳥類研究機関で、秋篠宮文仁親王が総裁をされております。
近年、人類の繁栄に伴う環境破壊が問題視されてますが、そんな中鳥類は、美しい色彩と囀りが多くの人々の目に留まることもあり、環境の指標となっています。ですので、その保護活動はダイレクトに生態系全体と地球環境の保全に繋がっているのです。
毎日の一般公開はされていませんが、毎月、第4金曜日に所内見学会を開催。それには、事前に広報室(04-7182-1101)までの予約が必要です。
我孫子市鳥の博物館で鳥の虜になったなら、ぜひバードウォッチングをやってみてください。生きた鳥の囀りを聞くのは気持ちのよいものですよ。
そんなときにオススメなのが鳥の博物館に置いてある無料パンフ「手賀沼のバードウォッチング・ガイド」。手賀沼周辺で、よくみられる鳥ベスト50が、季節とともに画像入りで紹介されています。ウレシイことに、その鳥たちが、よく見られるポイントまでイラストで案内。まるでミニ図鑑なのです。
そして年に1度、この辺りがメイン会場となるジャパンバードフェスティバルが開催されます。そして今年(平成26年)は11月1日、2日に開催される予定。愛鳥家でなくても、是非参加したいものです。
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(2024/12/14更新)
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