レンタカーでぐるり一周!氷と火の国「アイスランド」絶景の旅

レンタカーでぐるり一周!氷と火の国「アイスランド」絶景の旅

更新日:2017/07/29 15:16

高田 真美のプロフィール写真 高田 真美 旅行ブロガー、グルメブロガー
北極圏のすぐ南に位置する島国「アイスランド」は、国土の1割以上が氷河に覆われており、数多くの火山があることから、氷と火の国というニックネームを持っています。アイスランドを一周するリングロードという道路をドライブしながら、氷河・火山・滝・フィヨルド・間欠泉といったアイスランドのドラマティックな景色を楽しむ旅へ出かけて見ませんか。

アイスランドの首都レイキャヴィク

アイスランドの首都レイキャヴィク

写真:高田 真美

地図を見る

アイスランドの一番のアトラクションは、その壮大な「自然」ですが、首都「レイキャヴィク(Reykjavik)」も大変魅力的な町ですので、1日はレイキャヴィクの町を観光する時間を作りましょう!

レイキャヴィクの町の中心には、チョルトニン湖という大きな湖があります。湖畔には、18世紀に建てられたカテドラルや、19世紀に建てられた国会議事堂といった歴史的な建造物が数多く見られ、落ち着いた雰囲気の美しい街並みが広がっています。

アイスランドの首都レイキャヴィク

写真:高田 真美

地図を見る

歴史的な街並みが残る一方、北欧らしいモダンなデザインの建物も数多く見られるのも、レイキャヴィクの魅力です。レイキャヴィクの町に聳え立つハットルグリムス教会は、正にアイスランドらしいシンプルで斬新なデザインが美しい教会で、レイキャヴィクの町のランドマークとなっています。

アイスランドの首都レイキャヴィク

写真:高田 真美

地図を見る

レイキャヴィクのダウンタウンには、個性的なカフェやバーが数多くあり、夕方になると、ハッピーアワーを楽しむ多くの人たちで賑わいます。北極圏に近いアイスランドでは、夏になると、真夜中になっても日が沈むことはありません。レイキャヴィクで、白夜のナイトライフを楽しんでみてはいかが?

レイキャヴィクから日帰りも可能! アイスランド西部の見所3選

レイキャヴィクから日帰りも可能! アイスランド西部の見所3選

写真:高田 真美

地図を見る

アイスランド西部の見所で、何と言っても外せないのが、「グトルフォス(Gullfoss)」という滝です。「グトルフォス」とは、アイスランド語で「黄金の滝」という意味。物凄い轟音と水しぶきを立てながら流れるグトルフォスは迫力満点です。

レイキャヴィクから日帰りも可能! アイスランド西部の見所3選

写真:高田 真美

地図を見る

グトルフォスのすぐ近くにある「ゲイシール(Geysir)」と呼ばれる間欠泉も見逃せません。広い公園のようになったこの場所には、あちこちから湯気が立ち上っており、地面からは熱湯が流れ出しています。そして、突然、噴水のように、空高く、熱湯が噴き上がるのです。

「グトルフォス」と「ゲイシール」は、アイスランドを一周するリングロードのルートからは外れていますが、レイキャヴィクからは約1時間半のドライブ、また、リングロード沿いのセルフォス(Selfoss)という町からも約1時間のドライブで簡単にアクセスすることができます。

レイキャヴィクから日帰りも可能! アイスランド西部の見所3選

写真:高田 真美

地図を見る

グトルフォスやゲイシールほど有名ではないのですが、リングロード沿いにあって簡単にアクセスできる場所としてお勧めしたいのが、「グラブロック(Grabrok)」と呼ばれる火山の火口です。グラブロックのクレーターは、紀元前1000年頃の噴火によって出来たと言われています。リングロード沿の駐車場から火口までは木の階段が設置されており、頂上からは、素晴らしい景色を一望することができます。グラブロックは、レイキャヴィクからリングロードを100キロほど北へ走ったところにありますので、リングロードを反時計回りに周る場合には、レイキャヴィクに戻る前に立ち寄ると良いでしょう。

滝、氷河、ランゴスティン!観光スポットが満載のアイスランド南部

滝、氷河、ランゴスティン!観光スポットが満載のアイスランド南部

写真:高田 真美

地図を見る

アイスランド南部のリングロード沿いには、数え切れないくらいたくさんの滝があります。轟々と凄い水音を立てながら川のように流れる滝や、高い崖から流れ落ちる華麗な滝など、どの滝も甲乙つけがたい美しさです。上の写真は、「スコゥガフォス(Skogafoss)」という滝。幅25メートルの滝が、高い崖から一気に落ちる様子は、まるでCGで作り出したかのような完璧な美しさです。

滝、氷河、ランゴスティン!観光スポットが満載のアイスランド南部

写真:高田 真美

地図を見る

見所満載のアイスランド南部の中でも一番のハイライトが、ヨークルスアゥルロゥン(Jokulsarlon)という氷河湖でしょう。この湖には、崩れ落ちた氷河が流氷となって浮かんでいるのです。深いブルーの氷や、白い氷や、火山灰の混ざった黒い氷が湖に浮かぶ様子は、この世のものとは思えない美しさです。

アイスランド南部のリングロード沿には、幾つもの氷河があり、氷河のすぐそばまで歩いていけるハイキングコースがあったり、氷河の上を歩くツアーに参加したりすることもできるんですよ。

滝、氷河、ランゴスティン!観光スポットが満載のアイスランド南部

写真:高田 真美

地図を見る

アイスランド南部の「ホプン(Hofn)」という小さな漁港では、ランゴスティンと呼ばれるハサミのついた海老が水揚げされることで有名です。アイスランド南部を訪れたら、是非ホプンの町で、ランゴスティンを味わってみてくださいね。甘くてジューシーで、とっても美味しいですよ!

フィヨルド地形の入り組んだ海岸線が続くアイスランド東部

フィヨルド地形の入り組んだ海岸線が続くアイスランド東部

写真:高田 真美

地図を見る

アイスランド東部は、フィヨルド地形の入り組んだ海岸線が続きます。V字型に深く入り込んだ湾が次から次へと続きますので、ドライブの距離は長く、時間はかかりますが、決して難しいドライブではありません。途中の村で休憩をしながら、のんびりと海辺のドライブを楽しみましょう。

フィヨルド地形の入り組んだ海岸線が続くアイスランド東部

写真:高田 真美

地図を見る

リングロード沿いのエイイルススタジル(Egilsstadir)という町に到着したら、リングロードから離れて、セイジスフィヨルズル(Seydisfjordur)というフィヨルドの村まで足を伸ばしてみましょう。エイイルススタジルからセイジスフィヨルズルまでの道は、フィヤルザルヘイジ (Fjardarheidi) という山の峠を越える絶景のドライブルートです。残雪と雪解け水が織りなす素晴らしい景色を見ることができますよ。

フィヨルド地形の入り組んだ海岸線が続くアイスランド東部

写真:高田 真美

地図を見る

静かなフィヨルドに面した「セイジスフィヨルズル」は、カラフルな建物が並ぶ可愛らしい村です。村の周辺には美しい滝や、フィヨルドと村を見下ろす展望スポットもありますので、車を停めて素晴らしい景色を楽しんでくださいね。リングロード沿いのエイイルススタジルからセイジスフィヨルズルまでは、片道30分ほどの快適なドライブです。

天然温泉もあり!火山活動が活発なアイスランド北部

天然温泉もあり!火山活動が活発なアイスランド北部

写真:高田 真美

地図を見る

アイスランド北部のハイライトは、「ミーヴァトン湖(Myvatn)」という火山湖です。この周辺は、火山活動が活発で、水蒸気爆発によって形成された数多くのクレーターや、溶岩が固まって出来た奇岩群の間を散策できるディムボルギル(Dimmuborgir)という公園、地面から熱湯や水蒸気が噴き出す地獄谷のようなクヴェーリル(Hverir)等、地熱活動や火山活動によって造られた見所が満載です。

天然温泉もあり!火山活動が活発なアイスランド北部

写真:高田 真美

地図を見る

ミーヴァトンには「ミーヴァトン・ネイチャー・バス(Myvatn Nature Baths)」という天然の温泉があります。アイスランドは、真夏でも、東京の真冬並みに気温が低くなることもありますので、青白い乳白色のお湯に浸って、体を温めましょう!レイキャヴィク郊外にある有名なブルーラグーンよりも規模は小さいですが、ブルーラグーンよりも人が少ないので、ゆったりとくつろいで温泉を楽しむことができます。もちろん露天風呂ですので、温泉に入りながら、周りの素晴らしい景色も楽しむことができますよ!

天然温泉もあり!火山活動が活発なアイスランド北部

写真:高田 真美

地図を見る

ミーヴァトン湖の西には、ゴーザフォス(Godafoss)という滝があります。馬蹄型の崖から水が流れ落ちる様子は迫力満点!アイスランド語で「神々の滝」という意味のゴーザフォスは、その名の通り、荘厳な雰囲気のする美しい滝です。

最後に

アイスランドの絶景スポットの数々、いかがでしたか?

今回ご紹介したスポットは、リングロードと呼ばれるアイスランドを一周する道路沿い、もしくはリングロードから1時間以内のドライブで簡単にアクセスできる場所ばかりです。

アイスランドを一周するリングロードの全長は1339km。所々舗装されていない部分もありますが、大半はきちんと舗装されていますので、コンパクトな普通車で十分に走行可能です。数多くの見所で下車して景色を楽しんだり、自然の中を歩いたり、温泉に入ってのんびりとくつろいだりする時間も欲しいので、アイスランド1周に7泊〜8泊程見ておくと良いでしょう。

アイスランドは気温がマイルドで日照時間が長い6月〜8月の夏がベストシーズンとなります。ハイシーズンには宿泊施設が大変混み合いますので、早めに予約を入れるようにしましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -