写真:浅井 みら野
地図を見る「エラツォイガーマルクト」が開かれるのは、フランクフルトで一番賑わう“ツァイル(Zeil)”と呼ばれる歩行者天国のエリア。“コンスタブラーヴァッヘ(Konstablerwache)”の駅前の広場に、緑や黄色など色鮮やかなテントが目印です。
市場が開かれるのは週2回。木曜日の10-20時と、土曜日の8-17時。地元の人たちもオーガニックな食材を求めに訪れ、常に賑わいを見せます。12時ごろになると安くて美味しいランチを食べにスーツ姿の人たちも集まるほどです。
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地図を見るお店の数は50店舗ほど。フランクフルトがあるヘッセン州で最大規模を誇ります。新鮮さを大切にし、近郊でつくられたものしか売られてないのも、この市場のこだわりです。
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地図を見るその時期の旬な野菜やフルーツが、棚いっぱいに並びます。特に寒い冬を終えて迎える春は、よりお店がカラフルな色合いを見せる時期。箱いっぱいに入っているイチゴは、日本に比べると形がまちまちですが、一口入れればジャムと間違えてしまうほどのジューシーな甘みに驚くはず。
写真:浅井 みら野
地図を見る日本では目にしない、珍しいフルーツも見られます。まるでぺちゃんこにされたような形が特徴の“プラットフィアジッヒ(Plattpfirsich)”。ドイツ語でも“平たい桃”と、そのままの見た目で呼ばれています。桃の一種で、ドイツ人は皮のまま食べることも。桃の柔らかな甘みがしっかりと味わえる、おすすめのフルーツです。
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地図を見る実はドイツの人たちはキノコが大好き。キノコを使ったスープも複数あり、焼いたり、煮込んだりと、そのキノコに合った調理法で味を楽しみます。
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地図を見るキノコ専門店には、10種類ほどの色や形も異なるキノコが並びます。柔らかな黄色が特徴のリモン ザイトリンゲ(Limmon seitlinge)。タモギダケと呼ばれ、北海道では食用として見かけますが、本州より南の地域では馴染みが薄いキノコです。
写真:浅井 みら野
地図を見る他にも、ほわほわとした形がキノコに見えない種類も。お店の人に聞けば、おすすめの調理法も教えてくれますよ。
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地図を見る市場に広がるソーセージの焼けるジューシーな音と香ばしい匂い。それだけでお腹も空いてくるはず…。炭火で焼かれたソーセージは、皮がパリッとしていて、お肉のうまみがぎゅっと詰まっています。手軽に食べられる軽食としてよく食べられるソーセージは、ドイツに訪れた際には一度は食べたいメニューです。
写真:浅井 みら野
地図を見るよく見かけるソーセージの種類は2つ。白いのがブラートブルスト(Bratwurst)と呼ばれ、ドイツで一般的に見かけるソーセージを言います。2つめは、見た目が赤いリンドブルスト(Rindswurst)で、こちらは牛肉が原材料。2つとも味と食感が異なりますので、食べ比べてみるのもおすすめです。
写真:浅井 みら野
地図を見るカリフラワーをそのまま揚げたような食べ物に驚きますが、これは春にだけ食べられるホールンダーブルーテン(Holunderbluten)というお花。エルダーフラワーとも呼ばれ、甘い果実はジャムにしたり、水で割ってジュースとして飲まれたりすることも。油で揚げると花の甘みがより増し、優しいおやつになります。
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地図を見るスーツケースにスペースがあるのなら、ドイツのお土産にはちみつはいかがでしょうか。市場で見かけるたくさんのはちみつの瓶。実は、はちみつを販売する際にドイツでは厳しい独自の審査があり、加工や高熱処理がされていない状態はもちろん、酵素や水分含水率の基準なども決められています。
写真:浅井 みら野
地図を見るアカシアなど日本でお馴染みのはちみつも見かけますが、おすすめはヒンベリー(Himbeere)と呼ばれる、ラズベリーから作られたもの。フランクフルトのスーパーでもなかなか売られていない、珍しいはちみつです。
「エラツォイガーマルクト」が開かれるコンスタブラーヴァッヘ駅には、フランクフルト市内を走るほとんどの鉄道が停まり、アクセスも良好です。ソーセージ屋さんのすぐ近くにはビールやフランクフルト名物のりんご酒、アップルワイン(Apfelwein)が販売されているお店もありますので、ぜひお試しくださいね。
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(2024/3/29更新)
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