写真:吉川 なお
地図を見る「美好年代(メイハオニィエンダイ)」は現在、台北市内に本店と西門店、姉妹店のドリンクショップ「小美好(シャオメイハオ)」の3店舗を展開しており、今回ご紹介する本店はMRT忠孝復興駅4番出口から歩いて約5分、SOGO復興館の裏通りに位置しています。
店名の「美好年代」はフランス語のBelle Epoque(ベル・エポック)=古き良き時代を中国語に直訳したもの。19世紀末から20世紀初頭にフランス・パリを中心に新しい文化や芸術が栄えた華やかなりし時代をテーマにしています。
写真:吉川 なお
地図を見る店内の内装もこの時代をイメージしたもので、一歩入ると当時のパリにタイムスリップしたようにぐっとその世界に引き寄せられます。
入口横のオープンスペースには、パリによくある街角のカフェのように通りに向かってテーブルが置かれ、客席を照らす間接照明もレトロ感を演出しムードを高めています。
写真:吉川 なお
地図を見るアンティーク調のインテリアが並べられた店内は、1階も地下もクラシカルな雰囲気がムンムン。不揃いなテーブルや椅子も年季を醸し出し、常時上映されている古いモノクロフィルムも気分を盛り上げてくれます。
写真:吉川 なお
地図を見るこの店の魅力は雰囲気だけではあらず、オーナーが生み出した絶品スイーツも注目の的!
1番人気は「珍珠ナイ茶鬆餅塔(ヂェンヂューナイチャーソンビンター:230元)」で、ご覧の通り、重ねたパンケーキの上にミルククリームをたっぷりかけ、タピオカをトッピングした珠玉スイーツです。
写真:吉川 なお
地図を見るタピオカをパンケーキのトッピングにしてしまうのは台湾ならではのナイスな発想。まるで白いベールの上にきらきら光る黒真珠が載っているようで、白黒のコントラストが美しい芸術作品に仕上がっています。
写真:吉川 なお
地図を見る濃厚なミルククリームの下に隠れているのは3層に重ねられた紅茶味のパンケーキ。ナイフを入れて中を開くと、茶色いパンケーキの間にもタピオカとクリームがはさまっているサプライズも。これらを一緒にほおばると、口の中でタピオカとミルクと紅茶がドッキングしてタピオカミルクティー味になるという、見事に計算された究極のスイーツです。
NO.2の人気メニューは、生地、クリーム全てオレオの「経典OREO鬆餅塔(ジンディエンオレオソンビンター:250元)」。オレオ尽くしのパンケーキも珍しいですね。
ひとり1オーダー制で、午後2時〜5時までのアフタヌーンティータイムに5種類あるこれらのパンケーキをオーダーすると、ドリンクが50元引きになります。
写真:吉川 なお
地図を見る一緒にオーダーしたいドリンク類は自家焙煎のコーヒー、紅茶、ココア、スムージーやソーダ、ビールまで種類豊富。紅茶はフランスのマリアージュフレールのもので、中国茶ベースにエキゾチックフルーツの香り漂うマルコポーロ(200元)、緑茶をベースにざくろの花、オレンジ、パイナップル、しゃくやくの花びら入りのハッピークイーン(200元)などが味わえます。
ネーミングがユニークなのは、この店オリジナルの「盆栽可可(ペンツァイクークー:200元)」。私たちが知っている盆栽ほど立派ではありませんが、細かく砕いたオレオを土に見立て、その上にミントの葉をあしらっています。甘さ控えめなので、パンケーキとの相性もぴったりです。
タピオカミルクティーパンケーキも盆栽ココアも、一瞬で見た人を釘付けにしてしまうほどのインパクトがあり、インスタ映えすること間違いなし。見た目だけでなく、味にもきっと満足されることでしょう。
「美好年代」にはこれらのカフェメニューの他にも、ハンバーガーやサンドイッチ、ピザやパスタ、ステーキまで食事メニューも充実しており、食事の後に移動することなくデザートが楽しめます。
いまや飲むだけでなく、食べるスイーツに進化したタピオカミルクティー。在住者の一押しスイーツです!
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(2025/2/10更新)
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