伊豆最南端の超絶景!「石廊崎岬めぐり遊覧船」で海から楽しむポイント

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伊豆最南端の超絶景!「石廊崎岬めぐり遊覧船」で海から楽しむポイント

伊豆最南端の超絶景!「石廊崎岬めぐり遊覧船」で海から楽しむポイント

更新日:2017/08/15 10:37

波奈 美月のプロフィール写真 波奈 美月 伊豆地元案内人、絶景ドライブ探求家

静岡県南伊豆町の「石廊崎」は、絶景揃いの伊豆半島でも"伊豆三景"に数えられるほど美しい所。岬の周辺は約100メートルにも達する断崖絶壁でかこまれ、雄大な海岸線が続きます。
石廊崎を堪能するには「岬めぐり遊覧船」がお薦め!海から眺める"石廊埼灯台"や断崖にある"石室神社"、透明度抜群の"ヒリゾ海岸"は格別です。今回は、遊覧船ならではの石廊崎の楽しみ方をご紹介!

「石廊崎」の絶景を味わいに、いざ出航!

「石廊崎」の絶景を味わいに、いざ出航!

写真:波奈 美月

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「石廊崎岬めぐり遊覧船」の乗り場は、石廊崎の入り江(石廊崎港)の奥にあります。9時30分〜15時30分の間、30分置きに出航するので、少しの待ち時間ですみますよ(臨時便もあり)。

通常の運航は、「奥石廊崎」を巡るAコース。岬の西に位置する「ヒリゾ海岸」に向かいます。ただし、西風が強い日などで航行が困難な場合、「蓑掛岩(みのかけいわ)」を巡るBコースになる時も。A・Bコース共に、乗船時間は約25分です。

「石廊崎」の絶景を味わいに、いざ出航!

写真:波奈 美月

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遊覧船の「マリンバード号」は、オシドリをイメージしたカラフルなデザイン。紺碧の海と灰色の断崖によく映えます。混雑時は、写真左の五百石船「豆州丸」と2隻運航することも。こちらも味がある船、乗れたらラッキーですよ。

当日の運行状況は、「伊豆クルーズ」のホームページに掲載されます。下記の「MEMO」よりアクセスできますので、事前に確認をしておきましょう。
それでは、石廊崎の絶景を味わいに、いざ出航!

白亜のシンボル「石廊埼灯台」とびっくり仰天「石室神社」!

白亜のシンボル「石廊埼灯台」とびっくり仰天「石室神社」!

写真:波奈 美月

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石廊崎の西は駿河湾で東は相模灘。両方の怒濤を受け、荒々しくそびえる断崖は、かなりの迫力!海底火山の噴出物からできた断崖には、おもしろい形の窪みがたくさんあります。

出航して、まず見えてくるのは、白く輝く「石廊埼灯台」。『日本の灯台50選』にも選定された石廊崎のシンボルです。

白亜のシンボル「石廊埼灯台」とびっくり仰天「石室神社」!

写真:波奈 美月

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次に見えてくる建物には、誰もがびっくり!絶壁にはめ込まれているようです。この建物は、海上安全の守り神といわれる「石室神社(いろうじんじゃ)」。崖の窪みのひとつに建てられているんです。

「石室神社」の社殿は、伊豆七不思議のひとつ。千石船の帆柱を基礎に建っており、写真をよく見ると、社殿の下に横向きの帆柱が!一度見たら忘れられない不思議な神社です。

その先の、岬の最突端に小さく見えるのは「熊野神社」。縁結びで知られていますよ。
ここから遊覧船は外洋へ!美しい海岸に沿ってAコースは西、Bコースは東へと航行します。

目を見張る美しさ!透明度抜群「ヒリゾ海岸」

目を見張る美しさ!透明度抜群「ヒリゾ海岸」

写真:波奈 美月

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外洋に出ると、快晴の日は大島・利島・新島・三宅島・神津島を臨むことができます。一番大きな島は大島、三角形の島は利島、灯台の見える島は神子元(みこもと)島です。
小振りの船なので、多少揺れたり、少しばかり波の飛沫がかかる時も。それもまた魅力。なんとも冒険心を盛り上げてくれます。

石廊崎は魚介類の宝庫で釣りのメッカ。「えっここで!」と驚くような岩礁の上で釣りをしている人を見かけます。水温が上がる時期になると、ウミガメやトビウオが見られるかも。美しい海岸線や奇岩に目を奪われがちですが、海面もしっかりチェックしましょう。

目を見張る美しさ!透明度抜群「ヒリゾ海岸」

写真:波奈 美月

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Aコースの一番の見どころは、なんといっても「ヒリゾ海岸」。遊覧船は、その沖合にある周囲2キロほどの大根(おおね)島をぐるりと一周まわります。

切り立った大根島と海岸の間の狭い水道を航行するのは、迫力満点!エメラルドグリーンの海は底までクッキリ見えるほどで、目も覚めるような美しさ。⿊潮が通って常に水が変わるためで、伊豆屈指の透明度を誇ります。

「ヒリゾ海岸」は、渡し船でしか行けない海水浴場としても有名で、夏は、色とりどりの海水浴のテントやシュノーケリングを楽しむ人の姿が見られます。

大根島をまわったら、遊覧船は石廊崎港方面へ向かいます。「蓑掛岩」も遠くに望むことができますよ。

「みのかけ岩コース」も魅力的!伝説の岩を堪能しよう

「みのかけ岩コース」も魅力的!伝説の岩を堪能しよう

写真:波奈 美月

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その日の状況で、「みのかけ岩コース(Bコース)」になることも。ガッカリされがちですが、「蓑掛岩(みのかけいわ)」は石廊崎を代表する奇岩。かつて、切手のデザインになったほどです。海から真近で見るのは魅力的ですよ。

波に浸食された岩が海中から突き出し、動物の牙のように林立する様子は、迫力十分!"初日の出の名所"として知られ、正月前後になると、蓑掛岩越しに昇る朝日を眺めることができます。干潮になると、陸続きになるのもおもしろいですよ。

役行者(修験道の開祖)が飛行中に雨に降られ、飛行用の衰を干した所と言われています。

「みのかけ岩コース」も魅力的!伝説の岩を堪能しよう

写真:波奈 美月

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Bコースでは、そのほかにも、袈裟姿のお坊さんがお辞儀をしてるように見える「上人岩(じょうにんいわ)」、釣り人から人気の「牛が瀬根(うしがせね)」など、イチオシの見どころを堪能できます。

そうは言っても「ヒリゾ海岸を見れなくて残念!」というかたもいるでしょう。石廊崎港から約3キロの「愛逢(あいあい)岬」は、ヒリゾ海岸を陸から眺めることができる絶好のポイント。遊覧船を楽しんだ後、そこまでちょっぴりドライブしてはいかがでしょうか?Aコースを堪能したかたにもお薦めです。

奥石廊の絶景を見渡せる!「愛逢岬」と「ユウスゲ公園」

奥石廊の絶景を見渡せる!「愛逢岬」と「ユウスゲ公園」

写真:波奈 美月

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「愛逢(あいあい)岬」は、県道16号線沿いにある駐車場の通称です。奥石廊の絶景と夕陽が展望できる絶好のスポットとして人気!
駐車場内には「南伊豆町ジオパークビジターセンター」があり、ジオサイトの紹介のほか、大地を模したジオ菓子や南伊豆産のお土産、かき氷などを販売しています。下賀茂温泉の塩を掛けて食べる「ジオソフトクリーム」がお薦め。

センターの左側に位置する丘には、眺望が素晴らしい「ユウスゲ公園」があります。駐車場(数台)は、公園の登り口にありますが、愛逢岬に駐車して歩いて行ってもよいでしょう。

奥石廊の絶景を見渡せる!「愛逢岬」と「ユウスゲ公園」

提供元:南伊豆観光協会

http://www.minami-izu.jp/entry.html?id=6733地図を見る

「ユウスゲ公園」のある池の原はなだらかな丘。歩きやすいのでご安心を。頂上までは3、4分程です。

階段を登り右へ進むと、展望所があり、三ツ石岬や大根島など、奥石廊崎の美しい眺めが広がります。その絶景の前に立つのは、おしゃれな「出会いの鐘」。カメラスタンドも用意されているので、全員揃ったベストショットを撮影できますよ。
階段を登って左へ進むと、そちらにも展望所があり、カツオ島や水平線に浮かぶ伊豆七島を眺めることができます。

池の原には、海岸から山にかけてユウスゲが自生しており、6月下旬〜8月中旬頃にはレモン色の花が咲き誇ります。午後2時頃から咲き始め、夕方6時頃に全部の花が開花するので、一日の締めくくりに「ユウスゲ公園」に寄り、花と夕陽の両方を楽しんではいかがでしょうか?

「石廊崎岬めぐり遊覧船」で巡る伊豆最南端はまた格別!

石廊崎港に駐車するには、「遊覧船のりば」前の区営駐車場(1回500円)を利用します。(その手前の無料駐車場は、おみやげ屋さんが管理しています)
交通機関でのアクセスは、下記のMEMO「伊豆クルーズ」よりご確認ください。

遊覧船で石廊崎の景観を楽しんだら、今度は陸から見どころを巡ってみたいものですね。
「遊覧船のりば」の近くに、石室神社の参道入口があり、「石廊埼灯台」と「石室神社」へ行くことができます(徒歩約20分)。坂や階段を歩くことになりますが、素晴らしい景色を眺められ、その価値は十分ありますよ。

石廊崎のダイナミックな景観と「ヒリゾ海岸」のどこまでも澄み切った海。誰もが魅了されること、間違いありません。特に潮風と、ちょっとした冒険心を感じられる遊覧船は格別です。ぜひ一度、体験してみてくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/25 訪問

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