カツオやサバなどの海の幸が有名な愛南町ですが、「山出(やまいだし)憩いの里温泉」は山側、それもかなり山奥にあります。すぐそばに僧都川が流れる46号線の山道を進んで行くと(途中かなりの絶景スポットがありますが、運転には注意しましょう)、突如として現れるのがこちらの建物。
「こんなところにお城!?」と思われるかも知れませんが、こちらのお城風建物が温泉の目印です。こちらは主に食堂として利用されています。平日は軽食などの提供のみとなりますが、土日祝日、ゴールデンウィーク、お盆限定でバイキングも楽しむことができます。バイキングは昼、夜どちらの時間帯でも楽しむことができ、料金も共通です。
こちらのバイキング「遊花亭」は地元の人にも大好評で、開店待ちをする列ができることも。料金は以下の通りです。
大人:1、017円
4歳〜小学6年生:596円
3歳以下無料
バイキングは野菜中心のお総菜で、和え物から揚げ物、南予の郷土料理「冷汁」や特産品愛南ゴールドのジェラートまで揃い、約30種類ほど。ツイモや麦ミソの湯ざらし(イカやこんにゃくを茹でたもの)など、郷土色豊かなバラエティに富んだメニューが並びます。そして、何と言ってもそのどれもが恐ろしく美味い!!んです。
愛南町の海産物、農作物がたっぷり、まさにごちそう!!海の幸、山の幸、どれもこれも身体が欲するレベルで美味しい!何と言っても野菜が新鮮でシャキシャキ、ツヤツヤ。見た目でどれほど大切に育てられたかが分かるほど。まさに心と身体が喜ぶバイキングです。
こんなに食べても胃もたれすることなく、お腹はいっぱいなのに不思議とまた食べたくなってスルッと食べてしまうところが唯一の問題点でしょうか…。
ぜひ食べて頂きたいものが、こちらの「愛南ゴールドジェラート」です。あまり量は多くないので早い者勝ち!出てきた途端、あっという間に無くなります(笑)。
地元の特産、愛南ゴールドをたっぷりと使用したジェラートはとにかく香りが良く、酸味もほどほどで食後のデザートにぴったり。ぜひその爽やかな香り、甘みを堪能してくださいね。
バイキングでお腹いっぱいになったあとは、お楽しみの川遊び!!山出憩いの里温泉は僧都川の上流がすぐそばを流れていて、夏になると家族連れで賑わう人気レジャースポットです。
川の水は透明度が高く、水中ゴーグルを付けると川魚の姿がちらほら!こんな体験も自然がいっぱいの愛南町ならではですね。
もうひとつのポイントは「日陰」。こちらの山出の川は岸側から木が生い茂っているので、場所によっては泳ぐ頭上の木が日除けの役目を果たしてくれる所も。そして疲れたらすぐそばの木陰で休憩できるのも嬉しいです。
肝心の川の水は、常に流れているのでいつでも少しひんやりと最高に気持ちいい!!山出付近の川は流れも穏やか、浅瀬なら小さなお子様でも安心して入ることができますよ。
場所によっては大人の腰あたりまで深くなっている所があります。お子様を浮き輪などで泳がせる場合には、必ず大人が付き添うようお願いします。また、川は地面がごつごつとした岩や石で、足場も安定していません。必ずサンダルなどを履いて入水してくださいね。
川遊びで冷えた身体を温めてくれるのがお待ちかねの温泉です。2種類の大浴場に家族風呂もあり、泉質は低張性弱アルカリ性冷鉱泉。疲労回復や健康増進の効能があり、まさに疲れた身体を癒すのにぴったりです。
※入湯料などは関連MEMOを参考になさってください。
浴室は浴槽と洗面台のシンプルで素朴な造り。やや熱めのお湯にじっくりと浸かると、身体の疲れが芯からじんわりとほぐれていくのが分かります。川の冷たさに対しての温泉の温かさ、この温度差がたまりません。
客層は地元の人がほとんどで、回数券を購入して通うファンも多い温泉です。また、近くにはキャンプ場やログハウスもあり、宿泊客もこちらの温泉が利用できます。キャンプで温泉、なんて贅沢!!
半日、1日じゃ足りない!という方は、宿泊してみてはいかがでしょう。こちらの山出憩いの里温泉には、ログハウスやオートキャンプ場も完備。休日であれば夕飯にバイキングも食べることができて温泉にも入ることができます。がっつりアウトドアには尻込みしてしまう人も、こちらなら気軽に楽しめそうですね。
※宿泊料などは、関連MEMOを参考になさってください。
バイキング、川遊び、温泉…。どれも都会の贅沢とは一味も二味も違う、身体の芯から喜ぶ恵みがいっぱいの愛南町「山出憩いの里温泉」。ぜひ味わって、遊んで、癒されてくださいね。
また、交通機関が限られますので、現地までは自家用車で行くかレンタカーをおすすめします。
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