島根・石見「三瓶小豆原埋没林公園」で4000年前の太古の森へ還る!

島根・石見「三瓶小豆原埋没林公園」で4000年前の太古の森へ還る!

更新日:2018/09/21 15:44

菊原 朝香のプロフィール写真 菊原 朝香 モデル、美肌温泉家、食べ歩きトラベラー、歴女
島根県石見地方の東部、三瓶山(さんべさん)から車で10分ほどの地底に、4,000年前から眠れる不思議な森があるのを知っていますか?世界でも稀、日本では唯一と言われる、島根県「三瓶小豆原埋没林公園」。なぜそう言われるのかを、その成り立ちに触れながらお教えします。古代のロマンを感じる地底の森へ、一緒にタイムスリップしませんか?
LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

島根県「三瓶小豆原埋没林公園」とは?

島根県「三瓶小豆原埋没林公園」とは?

写真:菊原 朝香

地図を見る

中に入った途端に目に入るのは、地下13mの深さの円形のスペースにそびえたつ枝葉のない巨木たち。その巨大さは、写真の中の黄色い服を着た清掃スタッフとの対比で容易にわかることでしょう。これらの木々は、4000年前の三瓶山の噴火によって火砕流と火山灰の中にその姿を封印した、原始の大森林のほんの一部。

4,000年前で時が止まったままの太古の森がよみがえったのは、1998年のことでした。きっかけは1983年の水田の整備工事の際に撮られた一枚の写真。地中に生えた巨木を写したものでした。しかしそれは、1990年に地元の火山学者・松井整司氏の目に留まるまですっかり忘れ去られることに。

「三瓶山の歴史を探る貴重な証拠ではないか」と確信していた松井氏の独自調査により、これらの巨木と三瓶山との関係性が明らかにされ、本格的な発掘調査へと進むことになりました。そしてついに1998年に水田の下から現れた1本の巨木を皮切りに、次々と同様の木々が現れ、このあたり一帯は太古の昔は森であったこと、そして今それらはこの地下に眠っていることがわかりました。

日本で唯一、世界でも数例の貴重な存在

日本で唯一、世界でも数例の貴重な存在

写真:菊原 朝香

地図を見る

このような何らかの理由で地底に埋没していた木々は、「埋没林」「化石林」などと呼ばれています。そして島根県「三瓶小豆原埋没林」のように、地に根を張って当時生きていた頃の姿のままそびえたつ古代の木々が大量に残っているのは、世界でも類を見ないとても貴重な存在なのです。

そして日本国内では、このように目にすることができるのは、島根県「三瓶小豆原埋没林公園」だけ。世界でも数例です。日本には「埋没林」「化石林」と呼ばれるものは明らかになっているものだけで約40か所ほどありますが、どれも幹はなく根元の部分を残すのみというところばかりで、これだけの規模で直立した木々が残されているのを見ることができるのは、日本で唯一ここだけです。どれだけこの場所が貴重なものなのかがよくわかりますよね。

スタッフによる展示解説はマスト!

スタッフによる展示解説はマスト!

写真:菊原 朝香

地図を見る

地層などから様々な情報がわかっています。これらの大半はスギの森林であったこと、川沿いなどにトチノキやケヤキ、カシなどの広葉樹が多少生えていたこと、1,000年以上の時を経て森林が形成されていったこと、このあたりには人間の住んでいた痕跡はなかったこと、などです。とても興味深いですよね。

島根県「三瓶小豆原埋没林公園」を訪れてみれば、もっともっとたくさんの面白いことがわかりますよ。これらの木々に実際に触れてみることもできます。また事前申し込みをすれば、スタッフが詳しく展示解説してくれますので、展示解説を付けることをオススメします。

展示パネルだけでは伝え切れないことがたくさんありますし、下にまで降りて根元に近づくことができるのは、展示解説を付けた場合のみです。入館料はかかりますが展示解説は無料ですので、絶対に付けた方がオトク!団体個人問わず受け付けてくれます。電話もしくは、関連メモに記載の公式サイトからオンラインでも申し込み可能ですよ。

さて、島根県「三瓶小豆原埋没林公園」、いかがでしたか?巨木の姿を眼下に眺めるだけでも圧倒されます。4,000年前のまま時を止めた奇跡の地底林に会いに来てみませんか?縄文時代に還った気分になれるかもしれません。

LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

三瓶小豆原埋没林公園の基本情報

住所:島根県大田市三瓶町多根ロ58-2
電話番号:0854-86-9500
アクセス:JR大田市駅から車で約20分、石見銀山から車で約42分、石見交通バス「稚児橋」バス停下車徒歩20分
観覧料:大人 300円、小中高生 100円
※三瓶自然館の当日レシートを持っている人は割引
開館時間:9時〜17時(最終入館 16時半)
休館日:12月第1月曜日から金曜日までの5日間、年末年始(12月27日〜1月1日)

2017年9月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、関連メモに記載の公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。

LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/27 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -