写真:古都の U助
地図を見る上の写真は築100年ほどの古民家を利用した「猫猫寺(にゃんにゃんじ)開運ミュージアム」の玄関です。最寄のバス停は京都バスの神子ヶ渕(みこがふち)。地名まで何だか猫っぽい!
「猫猫寺開運ミュージアム」があるのは日本仏教の母なる地といわれる比叡山の麓、京都八瀬(やせ)。八瀬は、「大原三千院」へ行く途中、大原の南側の地域でもあります。
また、八瀬地区には叡山電鉄の終着駅である八瀬比叡山口駅(通称八瀬駅)があり、そこから300メートルほど離れた場所には叡山ケーブル八瀬駅もあります。八瀬はケーブルとロープウェイを乗り継いで比叡山に上がることのできる、「比叡山・延暦寺の玄関口」という顔も持っています。
写真:古都の U助
地図を見る猫猫寺開運ミュージアムの東側には鴨川の支流、高野川(八瀬川とも)が流れています。部屋の窓からの眺めは絶景で、四季折々の美しい山並みと川の風景が楽しめます。
こちらには駐車場もありますが、八瀬駅から京都バスに乗ると約7分、徒歩だと20分少々かかります。そのほかは京都駅から京都バス1本で行くことができ(大原行きの17または18系統)、地下鉄・国際会館駅からだと19系統、四条河原町からなら16系統のそれぞれ大原行きの京都バスで、猫猫寺に訪問することができます。
※京都バスで行く場合は別途片道170円を支払えば、京都市バスの一日乗車券(600円)も利用できます。
写真:古都の U助
地図を見る2020年10月にこれまでの猫猫寺からリニューアルした「猫猫寺開運ミュージアム」は、入場料は大人1人500円で、記念品として猫作家・加悦雅乃書き下ろし非売品のポストカードと、開運ステッカーがそれぞれランダムで1枚ずつプレゼントされます!ステッカーはスマホやスケジュール帳に貼るのもオススメですよ。ミュージアム内には新たに1杯100円で利用できるドリンクマシーンが設置されたのも嬉しい点です。
写真:古都の U助
地図を見る猫猫寺の大人気スポットはお洒落で可愛い22匹もの猫が描かれた襖絵です。これは猫作家であり、猫猫寺オーナー夫婦のご長男、加悦雅乃さんの作品。雅乃さんは国内外で数々の賞も受賞されている、羽生結弦選手似のイケメン人気アーティスト。平成11年生まれで、幼少期から猫をモチーフとした素晴らしい作品を手がけています。
写真:古都の U助
地図を見るそしてこちらは新たに登場した雅乃さんの作品!とても可愛らしい猫の襖絵で、記念撮影にもぴったりです。
右側にはカウンタースペースもあり、こちらはワークスペースとして、またアート制作の場として利用される予定です。
写真:古都の U助
地図を見るさらにこちらは、圧巻の猫の天井画!合計で44枚もの作品が並び、全ての作品が猫をモチーフとしています。この天井画は「猫猫寺天井画プロジェクト」として、公募で作家さんをつのり完成したものです。可愛らしいもの、お洒落なもの、カラフルなもの…。すばらしい作品ばかりでずっと眺めていられます。
写真:古都の U助
地図を見るこちらは猫猫寺の仏間にご安置されるご本尊で、どこから見ても眼が合う八方睨みの「大日猫来(だいにちにゃらい)」様です。大日猫来さまは雅乃さんとそのお父様である徹さんとの合作。徹さんは全国の神社仏閣を彩色してきた絵師であり、猫猫寺をプロデュースした人物でもあります。
写真:古都の U助
地図を見る今回のリニューアルでは、新たに猫照大神様と素戔猫尊様もお迎えしました。上から「にゃが玉」、「にゃたの鏡」、「くさにゃぎの剣」の種の猫器も安置され、神仏習合のお寺となりました。大日猫来様と、仲良く隣同士に並んでいます。
写真の猫ちゃんは、猫猫寺で飼われているなっちゃんです。高齢猫さんなので顔を見せてくれることはまれなんですが、もしかしたら、会えるかも。
写真:古都の U助
地図を見る猫猫寺開運ミュージアムには数々の授与品も用意されています。その一端がこちら。一押しはリニューアル記念に登場した「開運にゃが玉」のネックレスです。他にもお守りやおみくじ、御朱印、御朱印帳もあり、普通の寺社とは一味も二味もちがう胸キュングッズが揃います。
写真:古都の U助
地図を見る猫猫寺ではイヌ・ネコ手作り雑貨の店「little footmark REN」の営業もしており、玄関を入るとまずは可愛い雑貨たちが目に飛び込んできます。
ほとんどが手作りの一点ものの為、中には高価なものもありますが、ポストカードなら150円ほど、ピアスやキーホルダー、布製の小物など千円以下で高品質・高クオリティのものも多数あり、猫好き、アート好きならまずここでじっくり時間を費やしてしまうことうけあい!
写真:古都の U助
地図を見るそして一瞬本物か!?と見紛うわんことにゃんこたち。これは羊毛フェルトで出来た猫猫寺の奥様の作品で、小さなサイズのぬいぐるみやストラップなどの扱いもされています。期間はかかりますが、写真を持ち込んで大切な家族の姿を作ってもらうことも可能。また、猫猫寺では羊毛フェルト教室の他、各種ワークショップの開催もされています。
写真:古都の U助
地図を見るもちろんお家で待っている猫ちゃんへのお土産もばっちり用意されています。首輪にバンダナ、猫じゃらしもありますよ。
写真:古都の U助
地図を見る猫猫寺には、通いの猫住職もいます。
初代住職 小雪
2代目 若(わか)
3代目 珍(ちん)
4代目 主(あるじ)
見習い 結(むすび)といった通いの猫住職たちは、週末などを中心に人々を癒す為、みんなに猫を好きになってもらうため、がんばってお勤めをしてくれています。どの子も本当に可愛くて、猫猫寺にはなくてはならない存在。あえない日は、ポストカードやグッズを愛でてくださいね。
※当面の間猫住職のお勤めは自粛されています。またの再会を楽しみにお待ちくださいね!
写真:古都の U助
地図を見るこちらのまだあどけなさの残る見習い住職のロン(龍)ちゃんは、ご縁があって猫猫寺の新メンバーとなった幸運のにゃんこちゃん。推定ですが令和元年の秋ごろに生まれたと思われる男の子です。
猫猫寺では見習い住職としてお寺の猫ちゃんたちもいますが、猫は気ままでちょっぴりストレスに弱い生き物です。なっちゃんもそうですが、もし会えたら、とてもラッキー!という存在なんですよ。
写真:古都の U助
地図を見る出会いもあれば、別れもあります。こちらは在りし日のレンちゃん。
レンちゃんは見習い住職から正住職に就任した後、安らかで立派な最期を迎えられたそうです。何と18歳という大往生でした。きっとこれからも猫猫寺を訪れる人々を見守ってくれることでしょう。
住所:京都府京都市左京区八瀬近衛町520
電話番号:075-746-2216
アクセス:京都バス神子ヶ渕より徒歩約3分
叡山電鉄 八瀬比叡山口駅より徒歩約20分
営業時間:11:00〜17:00(土日祝18:00)
定休日:火曜、年末年始等
入場料:大人500円、小・中・高校生300円、乳幼児無料
※非売品ポストカードとステッカーそれぞれ1枚付き。
年間パスポート:5000円
※ドリンク飲み放題のほか、非売品ポストカード10種がプレゼントされます。
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/6更新)
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