「もうじゅう館」では、国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されている、アムールヒョウのメス「ルナ」とオス「キン」の間に、2017年8月17日に雄と雌の双子の赤ちゃんが誕生しました。旭山動物園では、アムールヒョウの繁殖成功は21年ぶり、国内では2年ぶりです。
アムールヒョウの双子は、2017年11月15日から一般公開されています。敷き詰めた枯葉の上を、小さな体でジャレ合いながら愛らしい姿を見せてくれています。名前も募集していますよ。
写真:ミセス 和子
地図を見る「オオカミの森」では、ここから見える「エゾシカの森」のエゾシカがゆっくり餌を食べている姿を眺めながら目を輝かせている野性的なオオカミ達を見ることができます。体は大きいとは言えない動物ですが、目がランランと輝き、殺気を感じる迫力のあるオオカミ達です。
写真:ミセス 和子
地図を見る雪だるまの様に見えるのが北極圏に生息する鳥類、オスの「シロフクロウ」です。雪と同系色なので、広い「シロフクロウ舎」で見つけるのに時間を要します。
目と鼻を時々左右に動かし、目を閉じると笑っているような顔、白くてこじんまりと愛らしい姿、体は動かず顔だけ時々動かし、瞬きをしています。可愛らしく見入ってしまう光景です。
写真:ミセス 和子
地図を見る「ペンギンの散歩」は冬の旭山動物園で一番の人気です。園内の散歩コースは約500メートル、約30分〜40分かけて歩いたり、滑ったりします。期間は散歩コースに雪が積もる、12月中旬〜3月までが午前、午後の1日2回です。3月からは1日午前中の1回となります。
旭山動物園には、4種類のペンギンがいますが、散歩に参加するペンギンは「キングペンギン」です。毎日海に猟に出かける習性を、散歩に変えて運動不足を解消しています。間近で見ると、顔の表情も、性格もそれぞれ個性が感じられます。お話しながら歩いているペンギンもいて、しばし時間を忘れて見入ってしまいますよ。
「あざらし館」のマリンウェイでは、アザラシが円柱トンネルを上下に通り抜けます。アザラシがマリンウェイを通るのは、もぐもぐタイム(11時45分)の直前です。あっと言う間の通り抜けなので、写真撮影を予定している方は、時間を合わせていつでもシャッターが切れる様に準備が大切です。楽しい写真が撮れますよ。
「ほっきょくぐま館」では、ほっきょくぐまが水の中で遊ぶ姿、泳ぐ姿、もぐもぐタイムをガラス越しに観察してみましょう。水の中でしっかり目を開いて観光客を見ている事もあります。
冬になると、雪を掘って寝る場所を作ったり、氷で滑ってプールに入ったりします。大きな動物ですが、遊ぶ姿が可愛いほっきょくぐまです。
写真:ミセス 和子
地図を見る「きりん舎」と「かば館」は隣同士で地下で繋がっている建物です。このキリンの種類は、「アミメキリン」でアフリカサバンナに生息しています。
旭山の高低差のある地形を生かした展示施設で、屋内ではキリンの足元が見え、屋外からはちょうどキリンが食事をしている風景を、間近で見られるように工夫されています。
写真:ミセス 和子
地図を見る「かば館」の「百吉君」です。2013年に生まれ故郷の長崎県西海市から北海道旭川市まで、4トントラックで運ばれてきました。2014年夏にはメキシコから、目がくりくりで可愛い「旭子」さんが、百吉君のお嫁さんに来ました。
1日のほとんどを、水の深さ約3メートルのプールの中で過ごしています。かばが潜ったり泳いだり、眠ったりしている様子を眺めてみましょう。
写真:ミセス 和子
地図を見るかば館のプールの真下からは、水の中で大きな体を身軽に動かしているカバを観察してみましょう。ここから見える百吉君や旭子さんが泳いでいる姿は、まるで軽やかに空を飛んでいるよう。
写真:ミセス 和子
地図を見る旭山動物園「エゾシカの森」は、かつて北海道に生息し絶滅させられたオオカミと、現在は害獣とされているエゾシカ、自然との共生について考えてもらいたいというコンセプトのもと設けられた施設です。
ゆっくりのんびり餌を食べいる、冬に強い雄のエゾシカです。
「北海道産動物舎」の「オジロワシ」は天然記念物に指定されています。扇形のような白色の尾羽とうすい黄色いくちばし、体の羽の色は灰褐色が特徴の鳥です。
オジロワシはユーラシア大陸北部に広く分布し、10月末頃から越冬のため北海道知床にやって来る渡り鳥です。
写真:ミセス 和子
地図を見る旭山動物園内、正門から東門方向に向かうメインストリートです。雪が降っても、吹雪いていても、この時計塔のあるサポートセンターを目印にして散策しましょう。この傾斜のある坂道の左右と、登りきった場所に合計28の施設があります。
園内は広いので、地図を見ながら目的とする場所に移動しましょう。その日のもぐもぐタイムの時間も把握して、行動する事もお勧めします。
夜の「ほっきょくぐま」は、昼間の雪遊びや水遊びをしている姿とは違った、幻想的な雰囲気です。マイナス30度を超える日も珍しくない旭川、吐息も白く、雪あかりの動物園でしか見る事ができない夜の顔です。
アイスキャンドルに照らされて「レッサーパンダ」が橋を渡っています。
レッサーパンダは、暑い地方で生息する動物と思われがちですが、実は寒冷な気候を好む動物で、雪が大好きで雪遊びを好みます。1月〜2月はレッサーパンダの恋の季節でもあります。
2018年の「雪あかりの動物園」は、2月7日〜12日の6日間旭川冬まつりと同時開催です。
旭山動物園の正門から、飼育員の手作りのアイスキャンドルが動物園のメインストリートを温かい明かりで照らし、期間中は、動物雪像や飼育スタッフのガイドなど見どころいっぱいです。
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
TEL:0166-36-1104
アクセス:JR利用の場合
新千歳空港〜札幌駅/ 特急列車で約40分
札幌駅〜旭川駅/ 特急列車で約1時間20分
路線バス
旭川駅東口前の6番乗り場〜旭川電気軌道のバスで約40分
高速バスの利用
札幌駅前ターミナル〜旭山ターミナルまで約2時間
営業時間:冬期開園
期間:2019年11月11日(月)〜2020年4月7日(火)
時間:10時30分〜15時30分(入園は15時まで)
雪あかりの動物園
期間:2020年2月6日(木)〜2020年2月11日(火)
時間:10時30分〜20時30分(入園は20時まで)
夏期開園
期間:2020年4月29日(水)〜2020年10月15日(木)
時間:9時30分〜17時15分(入園は16時まで)
期間:2020年10月16日(金)〜2020年11月3日(火・祝)
時間:9時30分〜16時30分(入園は16時)
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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