ワイン好きの聖地!日本初ボルドー公認ワインバー福岡天神「オ・ボルドー・フクオカ」

ワイン好きの聖地!日本初ボルドー公認ワインバー福岡天神「オ・ボルドー・フクオカ」

更新日:2017/08/07 12:57

フランスボルドー市と姉妹都市の福岡市。天神西中洲に、C.I.V.B(フランス・ボルドーワイン委員会)公認の日本初ボルドーワインバー「Au Bord d’Eau FUKOKA(オ・ボルドー・フクオカ)」があります。姉妹都市かつ認定店舗としては、世界初!まるでフランスにいるような店内に、南京錠掛かる地下サロン&セラーも。ワイン好きの方は迷わずこの聖地へ集合しましょう!

那珂川のほとりの名店

那珂川のほとりの名店
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Au Bord d’Eau FUKOKA(オ・ボルドー・フクオカ)は、天神駅から徒歩5分、中洲川端駅から徒歩3分程の那珂川に架かる西大橋のたもとにあります。ボルドーの語源通り、川のほとりに建ち、緑地の木々がそよぐ一角は、フランスに想いを馳せるような趣きです。

扉を入ればまるでフランス!トリップ感に陶酔

扉を入ればまるでフランス!トリップ感に陶酔
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ホワイトとコペンハーゲンブルーに統一されたヨーロピアンテイストな内装が、ひときわ爽やかな落ち着きを感じさせる店内。季節のワインがクラッシュアイスの中にディスプレイされ、適度に冷やされながらサーブを待っています。

スパークリング、白、赤、ロゼの季節のお勧めが数種類ずつ置かれ、その色合いと共に、シャトー(生産者)それぞれのラベルが美しいもの、可愛いものを一通り眺めながら席に着くのも、訪ねる度の楽しみでしょう。

※このディスプレイされたワインの飲み比べの魅力は、後段でご紹介します。

扉を入ればまるでフランス!トリップ感に陶酔
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ボルドーと同じ、二つの川が合流し海に注ぐ天神、西中洲に建つこの店。写真のカウンター向こうにある、那珂川に面した席からはガラス窓すぐ外を流れる川と、西大橋、中洲のビル群を眺望できます。

川のほとりでワインと美食を味わう体験も多いヨーロッパ、いつか行った旅行のあの場所に似ている、と感じる方も多いでしょう。この席はコンパクトなローテーブルになっているので、食事シーンよりは、食事の予定前後、ゆっくりとワインを楽しむのに絶好の席です。

扉を入ればまるでフランス!トリップ感に陶酔
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ソムリエスタッフとのやり取りが楽しいカウンター席、食事と共にワインを味わうのに快適なテーブル席が用意されています。

カウンター横のキャンバス窓は、旧福岡県公会堂貴賓館や福博であい橋前の木々、そしてベンチが見える位置に開口し、その景色はまるでウォールデコのよう。時折ベンチに座る人も、絵画の一部に。変わる一コマ一コマの絵画を楽しみながらのワインは、言うまでもなく格別です。

ボルドーは赤だけじゃない。魅力発見“飲み比べメニュー”

ボルドーは赤だけじゃない。魅力発見“飲み比べメニュー”
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季節のグラスワインリストは、スパークリング、赤、白、ロゼ、貴腐で数種類ずつ準備されています。ボルドーと言えば赤、は定番ですが、ボルドーにも赤以外の隠れた銘ワインが存在します。その中でも意外なのは「貴腐ワイン」の存在。“ボルドーは赤”の定説の隠れているだけで、ボルドーの貴腐ワインはドイツと同程度にメジャーなカテゴリなのです。

写真は、30mlで少量ずつ楽しめるテイスティングセット。セットではなく、通常のグラスワインをオーダーする場合も、500円からと良心的で数種類を試しやすい価格設定です。

ボルドーは赤だけじゃない。魅力発見“飲み比べメニュー”
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何度訪れても、その時期に合わせて試すべきは、このテイスティングセットです。グラスワインリストからセレクト、3種1,000円、5種1,500円(各30ml:写真は5種2名分)。
やはりここは公認店たる特別な体験を求められることをお勧めします。

ソムリエスタッフはもちろん、オーナー、そして“カヴィスト”の肩書を持つ、ワインを直接仕入れ、管理を専門とするワインの第一線者の生エピソードを聴きながらワインをセレクトして貰うのも、ここならではの愉しみです。

それぞれのワインのその味と香りに添えて、公認だからこそオープンになったそのシャトーのルーツやエピソードを聴く…遠く離れた日本でも、そのワインの産地にトリップする魅力時間を味わって。

もちろんワインに合う美食も

もちろんワインに合う美食も
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ワインの魅力は、美食でさらに引き立てられるのは言うまでもありません。お腹の具合や前後の計画に合わせて、燻製ナッツやフランスチーズの盛り合わせなどの軽いアペリティフ的メニューから、しっかり前菜・メインと愉しめるメニューまで幅広くラインナップ。また九州産の食材とのペアリングを意識したものが多く取り揃えられているのも、旅行者には嬉しいものです。

写真は、ランチメニューより 九州産ミートローフ(パン、スープ、ドリンク(コーヒーかハーブティ)付き)1,500円。プラス500円でクレマン・ド・ボルド(スパークリング)を付けることができます。スパークリングを食前に、メインに合うワインをグラスで、という流れも良いでしょう。

お酒NGな方も、この店では蚊帳の外ではありません。赤はメルロー、白はソービニオンブランとワインの品種を使ったノンアルコールの香り高いぶどうジュース、ボルドーの水、など飲める飲めないに関わらず魅力のドリンクが用意されています。

ランチからディナーまで、ワインのこだわりにレベルを合わせるように、通常のワインバーとは一線を画した技量が高いメニューばかり。その内容は、関連MEMOリンクの公式ページでご覧ください。

“ここにしかない”博物館級ワインセラー

“ここにしかない”博物館級ワインセラー
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さて、一通りの食事やワインを愉しんだ後は、地下のワインセラーへの案内をリクエストされることを勧めします。オーナーや先に述べたカヴィストから、南京錠掛かる地下への階段に案内されます。階段頭上に飾られた絵画は、福岡市長室にかつて飾られていたものを借り受けた貴重なもの。ボルドー市と姉妹都市福岡市からこの店への寵愛と期待を感じる空間。

カシャンと乾いた鉄格子の音を聴き、照明が落とされたレッドカーペットの階段から地下へ向かいましょう。

“ここにしかない”博物館級ワインセラー
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ワインセラーの外にある小さなサロン。調印やフランスボルドーからの要人訪問の際に使われる部屋。周りにはこれまでの訪問時の写真が飾られており、配されたヨーロピアンの調度もシンプルながら重厚感があり、いつでも迎える支度が整えられています。

“ここにしかない”博物館級ワインセラー
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適切な室温、湿度に調整されたワインセラー。ワインに刺激を与えない環境の中、静かなワインの呼吸を感じるような空気感の中で、カヴィストの魅力的なワインエピソードに引き込まれていくことでしょう。ワインの博物館に来たように、カヴィストならではの専門的な知識を分かりやすく、そして楽しく学ぶことができます。

有名シャトーの土壌と、境界線を引くわずか一本の紐を隔てた土壌から作られたワイン。その紐一本の差で、その1ボトルの価格差が数倍に跳ね上がる訳ですが、その同じ土壌から作られた同品質と言っても過言ではない逸品の話。

そして、未だに昔ながらの手作業、足作業で作られたものや家族の為だけにこだわって作られた生産者の家族用ワイン(もちろん入荷はここだけのもの)…その希少ワインがどれもお手頃であることに驚きます。

このワインセラーから選び、店内で飲むことはもちろん、温度管理ができるシーズンであれば持ち帰りもできます。ここでしかないエピソードワインをどうぞ耳と口で味わってください。

福岡天神「オ・ボルドー・フクオカ」はワイン好きの聖地!

日本初ボルドー公認ワインバーは、福岡天神にあり。「オ・ボルドー・フクオカ」の名前の如く、ボルドー地方さながらの川のほとりにあるこの店は、ただのワインバーではない、見どころ味どころたっぷりの場所。ワイン好きでもそうでない方も、日本ではここだけ、世界でも稀有な公認の聖地へ。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/03 訪問

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