写真:藤田 聡
地図を見る親谷の湯は、白山白川郷ホワイトロードの途中にある無料混浴露天風呂です。白山周辺には絶景の観光地が多数ありますが、日本の滝百選にも選ばれた「姥ヶ滝」はその代表格。姥ヶ滝の目前にある「親谷の湯」は、文字通り日本屈指の絶景露天風呂です!
写真:藤田 聡
地図を見る昔から河原で自噴しており、各種の病に効くことから「ドスの湯」の別名もあります。野山で自然に湧いている温泉を野湯と呼びますが、今では立派な露天風呂になっています。
親谷の湯は、2012年に温泉の自噴が断続的に停止し不定期営業に入り、翌年休止に追い込まれました。その後、2015年に温泉にポンプを設置して足湯のみ復活し、2017年7月には露天風呂も再開。不定期営業を含めれば4年ぶり、通常営業では実に5年ぶりの再開です!
写真:藤田 聡
地図を見る「親谷の湯」の奥には展望台があり、写真のように姥ヶ滝の絶景を一望出来ます。展望台にはチップ制の公衆トイレの他、女性用の簡易脱衣テントもあるので、水着に着替えて混浴露天風呂を楽しめます。展望台の下には温泉の足湯があり、こちらも料金は無料です。
写真:藤田 聡
地図を見る「親谷の湯」は展望台からは見えませんが、写真の通り足湯からは丸見えなので、女性は水着が必要です。混浴露天風呂が苦手でも、足湯から姥ヶ滝の絶景を存分に楽しめます!
写真:藤田 聡
地図を見る「親谷の湯」は、岐阜県と石川県を結ぶ有料道路「白山白川郷ホワイトロード」の途中にあります。岐阜県から石川県へ向けて走行する場合は、写真の「ふくべの大滝」が目印。4km先にある蛇谷園地駐車場が入口です。
石川県側から行く場合は、「ふくべの大滝」が現れたら行き過ぎ。Uターンして蛇谷園地駐車場を探しましょう。ヘアピンカーブの外側に雄大な「ふくべの大滝」があり、カーブ内側が駐車場になっており、非常に目立つので目印に最適です!
写真:藤田 聡
地図を見る蛇谷(じゃたに)園地駐車場の一角に、写真の「親谷の湯」入口があります。一本道なので道を間違える心配はありませんが、看板の絵地図を念の為にスマホで撮影しておきましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る蛇谷園地駐車場は標高782メートル地点にあり、名前の通り渓谷に面しています。谷底まで約70メートルの標高差があり、急斜面の階段が続きます。初めて行く場合は、あまりの険しさに行くのは無理だし、行けても帰りが大変だと思い中止しようかと迷う程です。
実際、過去に行った事があっても、久しぶりに行くと谷の深さに驚きます。しかし、「親谷の湯」の温泉と周辺の絶景が素晴らしく、大自然のパワーを分けて貰えるせいか、意外な程苦労せずに帰れるので心配要りません!
写真:藤田 聡
地図を見る谷底まで降りたら、あとは美しい清流を眺めながら上流方面へ歩いて行くだけ。多少のアップダウンはありますが、最初の階段に比べれば平坦です。所要時間は蛇谷園地駐車場から徒歩約15分と言われますが、帰りは上り坂なので20分以上かかり往復40分程です。
「親谷の湯」は、白山白川郷ホワイトロードの営業期間・通行時間中のみ利用出来ます。営業期間は6月上旬〜11月10日まで、通行時間は6月から8月が朝7時から18時。9月から11月は朝8時から17時です。出口閉門時間に間に合わないと、車中泊せざるを得なくなるので長風呂は禁物です!
写真:藤田 聡
地図を見る親谷の湯はホワイトロードの紅葉名所でもあり、見頃時期には露天風呂に浸かりながら紅葉狩り出来ます。姥ヶ滝の紅葉を目前にした秋の景色は、まさに必見!
峠付近は見頃時期が早いですが、滝がある標高が低いエリアは晩秋が見頃です。ホワイトロードの紅葉については、別の記事で詳細に紹介しましたので是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
「親谷の湯」は露天風呂も足湯も無料ですが、白山白川郷ホワイトロードの途中にあるので、通行料金が必要。以前は普通車片道3150円でしたが、今では1600円に値下げされています。
石川県の温泉では「温泉に泊まって片道無料キャンペーン」を毎年実施しており、宿泊者は片道通行料金が無料。対象は加賀温泉郷(あわづ、片山津、山代、山中)、辰口温泉、白山温泉郷、金沢温泉郷の協賛施設で、中でも山代温泉「あらや滔々庵」が断然おすすめです!
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(2024/3/19更新)
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