岡山「王子が岳」で地元の人が楽しむ登山道とニコニコ岩

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岡山「王子が岳」で地元の人が楽しむ登山道とニコニコ岩

岡山「王子が岳」で地元の人が楽しむ登山道とニコニコ岩

更新日:2017/09/21 11:14

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 写真家、旅ライター

瀬戸内海国立公園に指定されている「王子が岳」は、岡山県倉敷市と玉野市の間にある巨岩や奇岩がある絶景観光地。

ここに地元の人が教える面白いコースが。三つあるミニ登山道の一つで、いつ、誰が描いたのか分からない仏画が岩に残されています。そして山頂のニコニコ岩はこちらまで笑顔に。また、パラグライダーを楽しむことも出来る場所も。山道でありながら瀬戸内海の美しさを楽しめる名勝地を歩きましょう。

王子が岳のお手軽なミニ登山道

王子が岳のお手軽なミニ登山道

写真:大里 康正

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倉敷市のJR児島駅から「王子が岳登山口」行きのバスで約30分。無料駐車場も完備された登山道に到着します。そこを起点に、三つのミニ登山道を歩きましょう。

ミニ登山道なので、一つの登りは約30分程度。倉敷側のバス停からの登山道を登り、仏画が岩肌にある登山道を下り、今度は玉野市側から登山道を上がり、最初の登山道を使ってバス停に戻るというものです。

ところで仏画の登山道から最初のバス停に戻ることも簡単。なぜなら約500mしか離れておらず、舗装された国道430号を歩いて戻ることが出来るからです。

王子が岳のお手軽なミニ登山道

写真:大里 康正

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王子が岳は標高234.5m。バス停がある最初の王子が岳登山道は、階段が多くあります。ここでは時々後ろを振り返りながら登ってみて下さい。眼下に瀬戸内海が広がっています。

この登山道を少し登ると、ご覧のような分かれ道があります。通常であれば右に進み山頂方向に行きますが、ここでは左。これこそ地元の人が教える道なのです。

王子が岳のお手軽なミニ登山道

写真:大里 康正

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左に進んで少しすると、左側に20m程下る道があります。そこには10畳を超える巨大な岩があり、瀬戸内海が一望出来ます。お弁当を持参し、ここで海を眺めながらのんびりするのが地元流。

岩から戻り、来た道とは反対に左折して少しすると階段が見えてきます。ここを登れば公園広場に出ますので、右側に進んで下さい。

かわいい犬の岩。そして下山道を見つけよう

かわいい犬の岩。そして下山道を見つけよう

写真:大里 康正

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最初の登山道から大きなホテル跡を過ぎてそのまま直進すると、左側に大きめの駐車場が見えてきます。そこにあるのが犬岩。これも地元民が教える場所です。子犬が眠そうな顔をしているように見えませんか?

かわいい犬の岩。そして下山道を見つけよう

写真:大里 康正

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犬岩を左手に見ながら、パラグライダーが飛び立つ山頂方向に進みましょう。右手に展望所が見えたら、その30m程先でやや左にカーブしながら下りの場所。ここが仏画を見ることが出来る下山道となるので、地元の人に聞かねば見落としてしまいそうです。

それでもどうしても分からない場合、やはり聞くのが一番です。

この下り場所と、下からの登り場所には一切看板がありません。上から下る為の目印は写真に写るピンクの紐のみ。では、なぜ案内が無いのかですが、ここは修験者の修行道だからなのです。もちろん一般観光客が通っても何ら問題はありません。

修験者の修行道で見る岩肌の仏画

修験者の修行道で見る岩肌の仏画

写真:大里 康正

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この道はこまかな花崗岩が足元にあるので、滑りやすい道となります。注意して下りましょう。少し下ると視界が開け、絶景の岩場に到着します。王子が岳は「奇岩の名所」と言われることが分かるはずです。

そこでは眼下に広がる瀬戸内海の雄大さと、遠くに見える瀬戸大橋の美しさを楽しみましょう。

修験者の修行道で見る岩肌の仏画

写真:大里 康正

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この瀬戸内海が一望出来る場所に出たら、右側をご覧ください。そこに仏画があるのです。どうやってここに描いたのか。確かに岩の下には鉄の梯子があります。しかしながら、いつ、誰が描いたのかは分かっていません。しかもこんな危険な場所で!

修験者の修行道で見る岩肌の仏画

写真:大里 康正

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周囲をぐるりと見てみましょう。たくさんの奇岩、巨岩が。この後も、足元に注意をしながら下山をして下さい。

倉敷市から玉野市に抜け再び山頂へ

倉敷市から玉野市に抜け再び山頂へ

写真:大里 康正

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仏画の登山道を下ると国道430号線に出ます。ここで右に進むと500m程で最初の「王子が岳登山道」があるバス停に戻ることが出来ます。

左に進むと玉野市側から、別ルートの王子が岳登山道に行くことが出来ます。瀬戸内海の美しさを見ながら約1.8kmを歩いてみましょう。

倉敷市から玉野市に抜け再び山頂へ

写真:大里 康正

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信号を渡り、王子が岳方面に抜ける道のすぐ左側が登山道です。イノシシ対策で柵がありますが鍵はかかっていません。中に入ったら再び柵を閉めるようにして下さい。

倉敷市から玉野市に抜け再び山頂へ

写真:大里 康正

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この登山道を登り、30分程で到着するのが「ニコニコ岩」です。岩のすぐ近くを通るときには周囲を歩いてみて下さい。巨大な岩がゴロゴロしています。道を更に進むと、途中で下った仏画の登山道に到着出来ます。

それにしてもニコニコ岩は、まさに笑顔の巨岩に見えませんか?

山頂付近ではパラグライダーが飛んで行く

山頂付近ではパラグライダーが飛んで行く

写真:大里 康正

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ニコニコ岩は、頂上にだいぶ近い場所となっています。その近くからは、パラグライダーが飛び立つ場所があり県外からもたくさんの人が集まるのです。

ここから空に向かって飛び立ち、雄大な瀬戸内海を見降ろして楽しむ人たち。一気に飛び立つ人たちを眺めて見てはいかがでしょうか。興味がある人はチャレンジも?!

最後に

「王子が岳」を背にすれば眼下に広がる瀬戸内海。奇岩や巨岩の名勝地である瀬戸内海国立公園で、地元の人が教えてくれる楽しみ方を参考にしながら、気持ち良い汗を流し、思い出に残る旅をしてみてはいかがでしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/13 訪問

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