写真:村松 佐保
地図を見る音羽富士は真言宗豊山派の護国寺(ごこくじ)内にあります。護国寺は1681年に五代将軍徳川綱吉が、母桂昌院(けいしょういん)の願いによって創建されました。境内には国指定重要文化財のご本堂や月光殿、区指定文化財の仁王門や薬師堂など数多くの寺宝が保存されています。大都市の一角でその昔の面影を残す姿は、訪れる方々を魅了し癒しと安らぎの場を与えてくれています。
音羽富士は仁王門をくぐって右手に分岐した道を進んだところにあります。木々に囲まれた鳥居をくぐると一合目と刻まれた石碑が見えてきます。目の前に現われた築山は高さ6メートルとは思えないほど壮大! 登り始めると少しずつ小さくなっていく境内の景色が、塚の高さをなおさら感じさせてくれます。ゴツゴツした岩や石でおおわれた足元、草木に隠れたり倒れかかったりしている石碑に歴史の重みを感じます。ゆっくりじっくり味わいながら頂上までの道のりを楽しんでください。
<基本情報>
住所:東京都文京区大塚5-40-1
電話番号:03-3941-0764
アクセス:東京メトロ有楽町線「護国寺駅」1,2出入口すぐ(平成31年12月まで閉鎖予定ですので3,4出入口をご利用ください)
写真:村松 佐保
地図を見る品川区の指定有形民俗文化財となっている品川富士は品川神社内にあります。第一京浜上り車線に面した境内の入り口では左の柱に昇り龍、右の柱に降り龍が彫刻された双龍鳥居が出迎えてくれます。品川神社は1187年(文治3年)に源頼朝が海上安全、祈願成就の守護神として天比理乃当ス(あめのひりのめのみこと)を祀ったことが始まりといわれています。境内は石造灯籠や板垣退助墓などの品川地区の貴重な文化財の宝庫であり、また美しい景勝地として新東京百景にも指定されています。
品川富士への入口は、双龍鳥居をくぐり石段を上っていく途中の踊り場左手です。富士塚への鳥居をくぐると目の前に現われる石段や岩肌に少し緊張感を覚えます。平坦な登山道から傾斜が厳しい鎖場を見上げると臨場感たっぷり。登りきるとそこは高さ15メートルの頂上、都内で最大の規模といわれています。行き交う車や京浜急行の車両の可愛いいこと。スケールの大きい品川富士で富士山パワーを満喫してください。
<基本情報>
住所:品川区北品3-7-15
電話番号:03-3474-5575
アクセス:京浜急行「新馬場駅」北口改札徒歩2分
写真:村松 佐保
地図を見る大都会新宿の街並みにぽっかりと空いた空間にそびえる鳴子富士は成子天神社内にあります。神域内がすべてパワースポットといわれている神社の表参道に足を踏み入れると、どこか不思議な世界に入り込んだような錯覚に陥ります。朱塗りの鮮やかな鳥居やご拝殿が印象的な成子天神社は千百年を超える天神様のお社です。ご神徳は学問や厄除けの神様として知られる天神様、ご祭神は菅原道真公です。
鳴子富士はご本殿の左手奥、北参道の脇にあります。1920年(大正9年)に富士山の溶岩を運んで造られ、1990年(平成2年)には新宿区指定文化財史跡として登録されました。12メートルほどの高さがありかなり急ですので、登るときは充分にお気をつけください。周囲のビルと比べればとても低い築山かもしれませんが、その凛とした存在感には圧倒されます。高層ビルの谷間で力強くそびえる鳴子富士から、富士山パワーをたっぷり吸収してください。
<基本情報>
住所:東京都新宿区西新宿8-14-10
電話番号:03-3368-6933
アクセス:東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」1番出口徒歩2分/都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」A7・E2出口徒歩8分
写真:村松 佐保
地図を見る千駄ヶ谷富士は鳩森八幡神社(はとのもりはちまんじんじゃ)内にあります。応神天皇・神功皇后がご祭神のこちらの神社は、長きにわたり地域一帯の鎮守様として多くの方々を見守り続けてきました。年中行事も盛りだくさんで、初詣に始まり将棋堂祈願祭(向かいが将棋会館)、節分祭や鳩森薪能、秋季例大祭など一年を通じて賑わっています。6月の菖蒲の時期には富士塚で富士浅間社例大祭も執り行われています。
1789年(寛政元年)に造られた千駄ヶ谷富士は都内に現存する最古の富士塚です。1981年(昭和56年)には東京都の有形民俗文化財に指定されました。境内を進んでいくと右手に見える鳥居の奥に山頂に向かう階段が見えます。はじめはゆるやかな段も少しずつ険しくなり、足場もどんどん悪くなっていきます。張られたロープを頼って山頂に立ったときの充実感と景観は、高さわずか6メートルとは思えないほど。千駄ヶ谷富士から湧き出るエネルギーをぜひ体感してみてください。
<基本情報>
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷1-1-24
電話番号:03-3401-1284
アクセス:東京メトロ副都心線「北参道駅」出入口2徒歩5分/JR総武線「千駄ヶ谷駅」出口南方面徒歩7分/都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」A4出口徒歩7分
写真:村松 佐保
地図を見る船堀日枝神社内にある富士塚は江戸川区の有形民俗文化財となっています。こちらの神社は、1614年(慶長19年)に船堀の新田開発の際守護神として山王権現を祀ったことが始まりといわれています。ご祭神は国常立尊(くにとこたちのみこと)。境内には江戸時代から近代にかけて若者たちが力試しに持ち上げた力石や、区の特産品であった海苔の記念碑などがあります。
ご社殿左手奥にある富士塚は1892年(明治25年)に築かれました。溶岩でおおわれた山肌や、くの字型の登山道が印象的な高さ2メートルほどの塚です。五合目に浅間神社の石碑、頂上には浅間神社が祀られ、こじんまりしていながらも富士山パワーを存分に感じることができます。
また神社の前には、全長1,200メートルにおよぶ古川親水公園が流れています。昭和48年に開園した国内で第1号となる親水公園です。富士塚でエネルギーを充分蓄えた後、清らかな水の流れと季節の草花に癒されるのもいいですね。
<基本情報>
住所:東京都江戸川区船堀6-7−23
電話番号:03-3680-3865
アクセス:都営地下鉄新宿線「船堀駅」南口徒歩9分
富士山登山と同じご利益が得られるといわれている富士塚は多くの方々からパワースポットとしても親しまれています。都内だけでも数多くありますが、山開きの時期が決まっていたり、崩れを起こす危険性などから登山禁止となっていたりするところも多々あります。そんな中、気軽に登ることができる富士塚5選をご案内いたしました。都内最古の富士塚から最大級のものまで、都会の大地で長く深い歴史と信仰を守り続けている富士塚のエネルギーを味わう旅をぜひ楽しんでください!
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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