大阪・泉州路に秋の訪れを告げる勇壮「岸和田だんじり祭」

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大阪・泉州路に秋の訪れを告げる勇壮「岸和田だんじり祭」

大阪・泉州路に秋の訪れを告げる勇壮「岸和田だんじり祭」

更新日:2017/08/16 11:22

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

江戸時代中期から始まり約300年の歴史を持つ泉州「岸和田だんじり祭」は岸和田市内の9つの地区で毎年9月と10月の2回に分けて開催されています。そのうち9月開催の岸和田地区・春木地区のだんじり祭は全国的に有名で「試験曳き」を含めると近年は約50万人もの見物客で賑わいます。今回は、泉州路に秋の訪れを告げる風物詩ともなっている9月開催の「岸和田だんじり祭」の「岸和田地区」のみどころをご紹介します。

岸和田だんじり祭をゆっくり見るなら「疎開道」

岸和田だんじり祭をゆっくり見るなら「疎開道」

写真:モノホシ ダン

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2017年の9月の「岸和田だんじり祭」の祭礼曳行日程は「試験曳き」が9月3日(日)と9月15日(土)の2日間で曳行時間は14時〜16時までです。本祭にあたる「宵宮」と「本宮」は9月16日(土)と9月17日(日)の2日間で、だんじりの曳行時間は宵宮が6時〜22時まで、本宮が9時〜22時までです。

「岸和田地区22町」のだんじりを見物するポイントはいろいろありますが、おすすめは比較的見物客が少なく空いている「疎開道」です。疎開道は紀州街道のもう1本海側にある道で、もともと「浜七町」と呼ばれていてだんじりの密度のたいへん高い場所です。

疎開道へのアクセスは南海本線の「蛸地蔵」駅の利用が便利です。蛸地蔵駅は岸和田駅から和歌山方面の次の駅で普通電車しか停まりません。蛸地蔵商店街を海側へと下り堺阪南線の「蛸地蔵駅下り」交差点を直進するとそのまま疎開道へとつながっています。徒歩で約10分ほどの道程です。

岸和田だんじり祭をゆっくり見るなら「疎開道」

写真:モノホシ ダン

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疎開道はだんじりの豪快な「やりまわし」が見れる人気のスポット「カンカン場」に距離も近いため、だんじりが結構なスピードで駆け抜けてゆくのでなかなか迫力があります。約4tのだんじりの曳き手は曳き綱の長さにもよりますが約500名です。見物の際は曳き手とぶつかると危ないので必ず歩道の中から見るようにしましょう。

岸和田だんじり祭をゆっくり見るなら「疎開道」

写真:モノホシ ダン

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岸和田だんじり祭の見物には、さらに空いている「試験曳き」の日を選ぶというのもおすすめです。人出はそれなりにありますが本祭よりははるかに余裕があります。写真は疎開道にある「中之濱町」のだんじり小屋の前を「そーりゃ!そーりゃ!」の掛け声とともに通過する「中町」のだんじりです。

豪快な「やりまわし」が見れる「カンカン場」

豪快な「やりまわし」が見れる「カンカン場」

写真:モノホシ ダン

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岸和田だんじり祭の「華」ともいえる豪快な「やりまわし」が見れるのが疎開道を北へ進んだところにある「大北町」交差点ならびに「岸和田港」交差点の通称「カンカン場」です。この付近は本祭のときは言うに及ばす、試験曳きの際もかなりの人出で賑わいます。地上約4mのだんじりの大屋根の上で派手な跳躍や踊りで指揮をとる「大工方」の華麗なパフォーマンスを楽しみましょう。

豪快な「やりまわし」が見れる「カンカン場」

写真:モノホシ ダン

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「カンカン場」のいいところは近くに「岸和田カンカンベイサイドモール」という大きな商業施設があってトイレや休憩に利用できるということです。またカンカン場には有料観覧席も設けられています。観覧席の利用時間は約90分で、料金は約1千円から約7千円と幅があります。詳しくは関連MEMOをご覧下さい。

豪快な「やりまわし」が見れる「カンカン場」

写真:モノホシ ダン

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岸和田だんじり祭では、各町の「纏(まとい)」にも注目してみましょう。纏はだんじりに先駆けてやってくるので、纏を見るだけで次はどこのだんじりがやってくるのか知ることができます。写真は「南町」の纏です。ちなみに南町のだんじりのやりまわしの際には綱元が地面に倒れてだんじりを操作し、南町特有の光景となっています。

だんじりと岸和田城天守閣をカッコよく撮りたい

だんじりと岸和田城天守閣をカッコよく撮りたい

写真:モノホシ ダン

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つづいて岸和田のシンボル「岸和田城天守閣」とだんじりをカッコよく撮ることのできるスポットをご紹介します。日時は毎年の「本宮」の岸城神社への「宮入り」の時で、2017年は9月17日(日)になります。岸和田城内にある岸城神社へは9時30分〜11時20分過ぎまで合計15台のだんじりが宮入りします。

岸城神社前まで行ってしまうと岸和田城が死角になってしまうので、撮影ポイントは岸和田城の二の丸庭園からお堀沿いに進んだ岸和田高校前までのあいだとなります。写真は二の丸庭園から少し南へ下った「本町」の町並みを俯瞰できる小公園から撮ったものです。ここは意外と穴場でカメラマンも少ないおすすめの撮影スポットです。

だんじりと岸和田城天守閣をカッコよく撮りたい

写真:モノホシ ダン

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大屋根に乗る大工方の衣装は各町のだんじりによって法被姿の時もあり、浴衣姿の時もあります。また曳き手の法被は各町それぞれ衣装を凝らしたもので、あわせて楽しみましょう。

だんじりと岸和田城天守閣をカッコよく撮りたい

写真:モノホシ ダン

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岸城神社の宮入りでは、参拝に時間がかかるためにあとからやってくるだんじりで渋滞します。そのために間隙が生じて渋滞しているだんじりの間を縫って移動しやすくなります。いろいろなアングルから天守閣とだんじりの撮影を楽しみましょう。

幻想的な「灯入れ曳行」も楽しみたい

幻想的な「灯入れ曳行」も楽しみたい

写真:モノホシ ダン

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宵宮と本宮の両日、19時〜22時まではだんじりの約200個の提灯に灯が入る「灯入れ曳行」があります。写真は疎開道で灯入れ曳行の準備をする大工町のだんじりです。

幻想的な「灯入れ曳行」も楽しみたい

写真:モノホシ ダン

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疎開道では「浜七町」のだんじりすべてに灯が入る光景を見ることができてとても幻想的です。ズラリと並んだ様子は壮観すら感じさせます。

幻想的な「灯入れ曳行」も楽しみたい

写真:モノホシ ダン

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灯入れ曳行は日中と違ってゆっくりとだんじりが進むためとても「雅」な感じがします。昼間とは違った美しいだんじり祭りの夜を存分に楽しみましょう。

岸和田だんじり会館も開館中

いかがでしたか。岸和田のだんじり祭をさらに詳しく知りたいと思ったならば岸和田城の近くにある「岸和田だんじり会館」もおすすめです。たんじり祭期間中ももちろん開館しています。岸和田最古のだんじりの展示をはじめ、最新のビジュアル映像と音響で日本一の岸和田だんじり祭そのものが体感できます。

各町の意匠を凝らした法被の展示やだんじりの大屋根に乗るという体験もできます。あわせて訪れるとより深く岸和田だんじり祭を知ることができておすすめですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/18−2016/09/18 訪問

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