マンハッタンにあるニューヨーク近代美術館(MoMA)は、フィンセント・ファン・ゴッホからアンディ・ウォーホルまで幅広く取り揃える人気の美術館。今回ご紹介するレストラン「ザ・モダーン」はそんなMoMAに併設された創作フレンチレストランなんです。
この写真はMoMAの美術館に入ってまず皆さんが目にする彫刻の庭。右奥に見える中庭に面したガラス張りの建物が「ザ・モダーン」です。なんと贅沢な立地でしょう。
レストラン入り口は53ストリート沿いにあるMoMA南側エントランスの、向かって右側に面しています。2018年1月現在MoMA南側エントランスは工事中ですが矢印に従っていくと臨時の入り口が見えてきます。
こちらのレストランへのエントランスにはご自慢のワインのコレクションがずらりと並んでいます。
提供元:Benjamin Johnson
https://www.themodernnyc.com/「ザ・モダーン」は日本でも大ヒットしたテレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のロケでも使われたレストラン。レストランスタッフの身のこなしはまさに一流な一方で、その名の通りテーブルや椅子はとてもモダン。ただの高級でエレガントなレストランじゃない、ヒップな空気も漂うなんともニューヨークらしい空間です。
全面ガラス張りになっている写真の右側が、MoMAの中庭です。中庭の彫刻が綺麗に見えるランチタイムも素敵ですし、ディナータイムに見える光に照らされた彫刻も美しいですよ。
提供元:Benjamin Johnson
https://www.themodernnyc.com/レストラン内は写真右側に写っているエレガントな食事メインのスペースと、バー使いもできるカジュアルなスペース「The Bar Room」に分かれています。おすすめはMoMAの中庭が綺麗に見える右側のスペースですが、ちょっとお酒が飲みたい方などはカジュアルな左側を試してみるのもいいかも。予約は分かれているので要注意です。
「ザ・モダーン」は眺めがいいだけではありません。2018年版ミシュランガイドで2つ星を取るなど、その味は折り紙付き。それもそのはず、実は季節ごとに変更されるメニューを担当するのは、ミシュラン3つ星常連のフレンチレストラン「イレブン・マディソン・パーク」でエグゼクティブシェフを務めていたアブラム・ビッセル氏。素材を活かしたお料理が多く、量も多すぎない、日本人にも食べやすいメニューになっています。
創作フレンチとされていますが、とてもあっさりしています。写真のように盛り付けも素敵ですよね。
お料理はプリフィクスでの注文で、ランチだと3品または少量ずつ6品、ディナーだと4品または少量ずつ8品のいずれかになります。ソムリエもしっかりしているのでワインが好きな方は是非試してみてください。
ここでは食後のデザートも楽しみの一つ。デザート専任のシェフが担当しているだけあり季節の食材を活かしたデザートが出てきます。見た目もまるでアートのようですね。
いかがでしたか?「ザ・モダーン」はミシュラン2つ星だけあって決して安いとはいえないレストランですが、MoMAのアートを前に優雅にフレンチを食べられるのはニューヨークでしかできない体験。美術館鑑賞とセットにすれば貴重な旅の時間短縮にもなりますよ。予約はオープンテーブルというサイト(日本語対応)で簡単にできるので安心です。是非、ニューヨークでの思い出の食事を「ザ・モダーン」で楽しんでくださいね。
住所:9 W 53rd St, New York, NY 10019
電話番号:+1-212-333-1220
アクセス:地下鉄B/E/Dラインの7Av駅またはE/Mラインの5Av/53st駅から徒歩5分
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/11/14更新)
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