JR札沼線駅徒歩圏!札幌の隣町・北海道当別町の温浴施設へ行こう!

JR札沼線駅徒歩圏!札幌の隣町・北海道当別町の温浴施設へ行こう!

更新日:2017/08/29 15:46

北海道当別町は札幌市の隣・北東側にある町です。町内4か所にある温泉・銭湯は町内を走るJR札沼線(学園都市線)駅からいずれも徒歩15分以内にあり、JRでもマイカーでも行きやすい特徴ある温浴施設となっています。当別町の温泉・銭湯へ行ってみませんか?

JR札沼線応援湯めぐりスタンプラリー実施中!北海道当別町内温浴施設

JR札沼線応援湯めぐりスタンプラリー実施中!北海道当別町内温浴施設
地図を見る

JR札沼線は、札幌駅の隣・桑園(そうえん)駅と新十津川駅の間を結ぶ全長76.5kmの路線です。このうち桑園〜北海道医療大学(当別町)は電化及び一部複線化されて本数も多いですが、北海道医療大学〜新十津川間は単線非電化の赤字ローカル線で、JR北海道は北海道医療大学〜新十津川間の廃止・バス転換を地元に提示中です。

JR札沼線応援湯めぐりスタンプラリー実施中!北海道当別町内温浴施設
地図を見る

廃止に危機感を抱いた対象区間のJR石狩金沢駅近くにある温泉「開拓ふくろふ乃湯」運営者・高野氏が中心となって、スタンプラリー「乗って!浸かって!札沼“泉(せん)”」を2017年8月から開始。参加施設は開拓ふくろふ乃湯の他に、中小屋温泉(本中小屋駅)、滝の湯(石狩当別駅)、ふとみ銘泉万葉の湯(石狩太美駅)です。
スタンプラリー帳に掲載されている各温浴施設について紹介します。

中小屋温泉は明治から開湯!宿泊も出来る一軒宿!

中小屋温泉は明治から開湯!宿泊も出来る一軒宿!
地図を見る

JR本中小屋駅から徒歩15分、国道275号から駅のそばにある中小屋温泉入口の看板を目印に道を進むと、1905年から開湯している中小屋温泉の建物が見えてきます。内装は昭和の頃に建てられ、時代を感じるものになっています。中小屋温泉は日帰り入浴が可能ですが、宿泊も可能な一軒宿でもあります。なお、JR本中小屋駅の隣にJR中小屋駅がありますので、降りる駅には注意して下さい。

中小屋温泉は明治から開湯!宿泊も出来る一軒宿!
地図を見る

中小屋温泉は無色透明・無味無臭の硫化水素泉で、慢性皮膚病、リューマチ、神経痛、慢性金属中毒に効能があります。大きな湯船の壁に写真の様に大きな岩があり、熱い湯が壁面を伝わって落ちてくる造りになっています。なお中小屋温泉には石鹸はありますが、ボディソープ、シャンプー、リンスは備わっていないので、タオルと同様に持参する必要があります。

また徒歩圏内にコンビニや飲食店がない中小屋温泉では昼食が食べられます。温泉入口付近にある休憩室利用時、入浴料とは別料金なのですが、昼食をオーダーして食事すれば休憩室の料金はかかりません。

滝が見える露天風呂も!森の中の温泉「開拓ふくろふ乃湯」

滝が見える露天風呂も!森の中の温泉「開拓ふくろふ乃湯」
地図を見る

「開拓ふくろふ乃湯」は、JR石狩金沢駅から徒歩約5分の場所にある森の中にある温泉です。泉質はアルカリ性のナトリウム・塩化物冷鉱泉で、源泉が19.3度のため、ゆったり長く入れる温度に加温してからかけ流しています。肌の弱い人も入りやすい泉質で、美肌の湯として知る人ぞ知る温泉。

玄関では地元当別の無農薬野菜を販売しているほか、休憩所が2か所あり、離れの休憩所では日祝にカイロプラクティックの施術が行われています。なお食事の提供はございません。

滝が見える露天風呂も!森の中の温泉「開拓ふくろふ乃湯」
地図を見る

浴場は偶数日・奇数日で男女の入れ替えが行われています。池側と山側があり、内湯は池側・山側共通の構造ですが、露天風呂はレイアウトが異なります。露天風呂からは池側・山側の両方から滝が眺められ、山側は露天風呂が1か所、池側(写真)は2か所あります。

浴場には石鹸、ドライヤー、シャンプー、ボディソープが備え付けられていますが、タオルは持参する必要があります。また脱衣所のロッカーはコインなしで鍵をかける事が出来、入浴中は鍵を腕に巻く事になります。

滝が見える露天風呂も!森の中の温泉「開拓ふくろふ乃湯」
地図を見る

開拓ふくろふ乃湯でスタンプラリー帳を提示して入浴すると、明治時代に当別町で創業した御菓子司「ひらで」の「大地の侍」がプレゼントされます。「大地の侍」とは明治維新の際、当別町に入植した時の苦闘を描いた、当別町出身の作家・本庄睦男の小説「石狩川」の映画名です。

当別町唯一の街中銭湯!滝乃湯

当別町唯一の街中銭湯!滝乃湯
地図を見る

滝乃湯は当別町唯一の銭湯で、JR石狩当別駅から徒歩3分です。JR石狩当別駅南口を出ると、写真のふくろうの形をした当別町案内看板があるので、ふくろう看板の後ろにある道・園生(そのお)通りを奥に向かって進みます。すると「開拓ふくろふ乃湯」で取り上げた御菓子司「ひらで」が現れるので、「ひらで」がある交差点を右に曲がって進むと到着します。なお滝の湯専用の駐車場はありません。

当別町唯一の街中銭湯!滝乃湯
地図を見る

滝乃湯の特徴は、国内外で唯一北海道・上ノ国町でのみ産出される天然鉱石・ブラックシリカを浴槽に使用していることです。ブラックシリカは多くのミネラルを含み、遠赤外線効果により湯冷めしにくい効果があります。なお石鹸、シャンプー、リンス、ボディソープ、タオルは持参して下さい。

「ふとみ銘泉万葉の湯」は札幌のベッドタウン・太美にある入浴・宿泊施設!

「ふとみ銘泉万葉の湯」は札幌のベッドタウン・太美にある入浴・宿泊施設!
地図を見る

JR石狩太美駅を降りて徒歩3分、駅建物から見える5階建ての建物が「ふとみ銘泉万葉の湯」です。車で来る場合は国道337号線の札幌大橋を渡り、太美地区へ向かう標識に従って進むと到着。駅から近い上、屋外駐車場が完備されており、車での利用者にも便利です。そしてここは23時間営業で、宿泊も可能です。

「ふとみ銘泉万葉の湯」は札幌のベッドタウン・太美にある入浴・宿泊施設!
地図を見る

1階で靴を脱いで100円返却式コインロッカーに入れた後、靴のキーを持参し受付します。受付で4階浴室のロッカーキーを受けとり、エレベーターで上がる前に館内着を選択し、4階まで上がります。館内着は写真の通り、様々なデザインのものから各自選べるので便利。浴衣タイプと温泉で使用するタオルは4階脱衣所に用意してあります。

なお2階は食事処と宴会場で、食事・飲み物は各テーブルにあるタッチパネルでもオーダーが可能。飲食はロッカーキーを用いた事後精算です。3階はゲームコーナー、リラックスルーム、マッサージ、5階は客室と家族風呂があります。

「ふとみ銘泉万葉の湯」は札幌のベッドタウン・太美にある入浴・宿泊施設!
地図を見る

温泉はナトリウム塩化物・炭酸水素泉で、主に神経痛、疲労回復、皮膚病に効能があります。4階にある温泉は気泡風呂、水風呂、サウナ、打たせ湯などがありますが、何といってもおススメは露天風呂です。写真の様に男女共、太美周辺や札幌方面の景色を眺めながら入浴出来ます。

北海道当別町の温浴施設へ出かけよう!

北海道当別町の温浴施設4か所は、JR札沼線駅から近く、各施設に特徴があり入り比べる価値があります。札幌都心から1時間以内で行ける施設もあり、札幌圏、道内の人だけでなく、道外からの旅行者にも立ち寄りやすく楽しめます。札幌から足を少し伸ばし、当別町の温浴施設へ出かけてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/11−2017/08/26 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -