岩場か一般ルートか、選ぶのはあなた!楽しい雪彦山(姫路)登山

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岩場か一般ルートか、選ぶのはあなた!楽しい雪彦山(姫路)登山

岩場か一般ルートか、選ぶのはあなた!楽しい雪彦山(姫路)登山

更新日:2017/08/24 11:34

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

兵庫県の中央部は、岩場が露出した山が多いのでクライマーにとっては絶好のゲレンデ。森林限界を越えれば岩場が続く日本アルプス・3000メートル級の山々を目指す登山者にとっても、格好の練習場所です。中でも岩場ルートと一般ルートがある姫路市の雪彦山(せっぴこさん)は、ひときわ人気の高い山。簡単に両ルートをご紹介します。ご自身の経験・力量・興味によってどちらのルートを行くか選んでください。無理は禁物です。

見晴らし岩で雪彦山とご対面

見晴らし岩で雪彦山とご対面

写真:SHIZUKO

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一般ルートも岩場ルートも登山口は同じで、雪彦峰山県立自然公園にあります。自然公園というとレクリエーション施設があるように思う方もあるでしょうが、そうではありません。国立公園、国定公園の都道府県版です。素晴らしい自然景観を守ろうという趣旨のもとに制定されている場所です。
今回ご紹介するコースは、登山口をスタートして、一般ルートなら5時間弱、岩場ルートなら4時間弱のコースです。

見晴らし岩で雪彦山とご対面

写真:SHIZUKO

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登山口から、いきなりの急登です。木の根が浮く歩きにくい登山道を、ゆっくり高度を上げて進みます。

30分ほど登ると、パッと展望が開けた場所にできます。そこが展望岩。小休止にピッタリ。前方に、これから登る鋭い岩峰・雪彦山の全景を見ることが出来る場所。素晴らしい眺望です。と同時に、あんなところまで登れるのかしら…などと不安になる方もあるでしょう。大丈夫。人間の足ってかなりすごいです。信じて進んでください。山頂から自分が歩いた道を見る時、一歩一歩歩くことのすごさを実感されることでしょう。

岩場を楽しみながら山頂へ

岩場を楽しみながら山頂へ

写真:SHIZUKO

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またしばらく急な山道が続きますが、ロープを頼りに急坂を登り切ると、岩が天井のように覆いかぶさった場所に出ます。そこが出雲岩。足元も大きな岩が重なる歩きにくい場所ですが、楽しみながら慎重に進みましょう。

岩場を楽しみながら山頂へ

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出雲岩を越え、細い溝状の岩を鎖を頼りに登ると見晴らし岩に。
一般登山道はこの辺りが一番楽しい、岩山らしい場所。眼下に広がる播磨の景色も素晴らしい。

岩場を楽しみながら山頂へ

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そして、うん?ここを通るの?と、一瞬不安になる人も多いセリ岩。細い岩の間をすり抜けます。見た目以上に広いので、お相撲さん以外は通りぬけられるはずですが、どうしても不安な方にはう回路もあります。この先、馬の背と呼ばれるやや厳しい岩場もありますが、手足をフルに使って登れば、問題なく山頂へと到着出来ます。

岩場か一般登山道か選択ポイント

岩場か一般登山道か選択ポイント

写真:SHIZUKO

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雪彦山山頂とされている場所は、正しくは大天井岳858メートル。ここでお昼ご飯を取る登山者も多数。休日には雪彦山の登山バッジを売る移動販売のおじ様がいらっしゃいますので、登山バッジを集めている方はぜひ。

岩場か一般登山道か選択ポイント

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しばらく下ると天狗岩への分岐があります。岩場ルートへ行かない人は鉾立山方面に直進。雪彦山の三角点目指して進みます。三角点は915メートル。最高点は鉾立山960メートルです。

岩場か一般登山道か選択ポイント

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鉾立山を過ぎると、ジャンクションピークと呼ばれるポイントに出ますから、今まで登ってきた北東方角からバキッと折り返し、南へ下ります。下り始めはかなりの急坂。ギザギサの刻まれた下山道。滑らないように注意して進んでください。この先には、虹が滝など緩やかな渓流沿いの道が続きます。

天狗岩から地蔵岳へは、上級コース

天狗岩から地蔵岳へは、上級コース

写真:SHIZUKO

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岩場コースを選んだ人は、天狗岩に登ってみるのも楽しいでしょう。あくまでも自己責任ですが、岩登りとしてはそんなに難しいわけではないので、ゆっくりと登りましょう。登り切ると、昼食を取った大天井岳が見渡せます。

天狗岩から地蔵岳へは、上級コース

写真:SHIZUKO

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天狗岩をおりて、地蔵岳へ。クライミングを楽しむ人も多い、ほぼ垂直の岩場が続く場所ですが、登山道は整備されていて、丁寧の手足を使って登ると、それは楽しいアドベンチャー。頭頂部は狭いのですが、その狭さが鋭い岩峰の証でもあります。

天狗岩から地蔵岳へは、上級コース

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地蔵岳からの下山道も、岩場や木の根の浮く歩きにくい道。しっかりと足場を確認しながら下って行きます。やがて道は、一般登山道の虹が滝に合流します。そのまま川沿いに下ると、さっき自分の足で登った地蔵岳を見上げるポイントに出ます。ほぼ垂直の岩肌を見る時、あれを登ったのだなと思うと不思議と満足感に満たされることでしょう。

下山祝いは、雪彦温泉で

下山祝いは、雪彦温泉で

写真:SHIZUKO

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神経痛や筋肉痛などの効果があるとされるアルカリ性単純温泉の雪彦温泉。秘湯と銘打つには都市部に近いロケーションですが、一軒宿の温泉です。

下山祝いは、雪彦温泉で

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露天風呂もあり、とっても肌触りのいい温泉で汗を流したら、下山祝いに姫路おでんとビールといきましょう。姫路名物の姫路おでんは、煮込まれたおでんを生姜醤油につけて食べるという姫路独特のおでん。これが思いの外おいしいので、ぜひ、お試しください。

岩場のある山はアドベンチャー

関西圏の方には多少知られている雪彦山ですが、それ以外の地域にお住まいの方には全く無名の山かも知れません。でも、そんな山だからご紹介したいのです。楽しみ方がいっぱいある山。それぞれのレベルに合わせて楽しめる、とっても魅力あふれる山です。ぜひ、一度、お訪ねください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/16 訪問

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