日本三名城・熊本城!大・小の天守閣と石垣が見せる戦国時代の勇姿!

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日本三名城・熊本城!大・小の天守閣と石垣が見せる戦国時代の勇姿!

日本三名城・熊本城!大・小の天守閣と石垣が見せる戦国時代の勇姿!

更新日:2014/01/16 17:15

Shinkurouのプロフィール写真 Shinkurou

日本三名城の一つに挙げられ、戦国時代後期を代表する城「熊本城」。空に駆け上がるように高くそびえる石垣、黒と白のコントラストが美しい大・小の天守閣、そして金襴豪華な「本丸御殿」。城郭の醸(かも)し出す雰囲気はまるで戦国時代にタイムスリップした素晴らしさです。加藤清正公が築城した54万石の城を訪れ、戦国武将の心意気を感じる旅はいかがでしょうか?。

高さ30メートルの天守閣は圧巻!

高さ30メートルの天守閣は圧巻!

写真:Shinkurou

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国の特別史跡である熊本城は54万石の城下町・熊本のシンボルとして400年以上もの間、市民に愛され続けてきました。また日本三名城の一つにも数えられ、その堂々とした佇まいは訪れる人を虜にしてしまう程の威圧感と美しさを誇ります。

残念ながら加藤清正公の築城した天守は、西南戦争の時に焼失してしまいましたが、昭和35年大・小天守閣が復元され、平成20年に本丸御殿が完成。これによりほぼ当時と同じ城郭が蘇りました。

やはり一番の見どころは、瓦の列や枚数など細部にまでこだわって復元された、3層6階、高さ30メートルの大天守。軒下の白壁と黒の下板とのコントラストが素晴らしく、とても重厚な存在感があります。この壮大な外観を見ていると、日本三名城と言われるのも納得ですね。

また少し北にずらして建てられた小天守も、大天守とは趣が異なり、素晴らしい景観を見せてくれます。遠くから天守を眺めたとき、横からの景観を考慮して、二つの天守が重ならないように工夫され建てられました。微妙にずらした大・小の天守閣、そして足元にある美しいカーブの高い石垣等、熊本城ご自慢の景観をゆっくりとお愉しみ下さいね。

写真は正面から見た天守ですが、当初はこの大きさで木造だったのですから、大変な普請だった事でしょう。

さらにこの城は正面・側面だけでなく背面からも美しい姿を見せてくれます。ではその魅力的な後ろ姿をご紹介します。

正面に負けない程美しい後ろ姿!

正面に負けない程美しい後ろ姿!

写真:Shinkurou

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一般的に城は正面からの姿が最も美しいかと思うのですが、実は熊本城の後ろ姿は、正面に負けない程の素晴らしさを持っています。

高く積まれた石垣、その上で空高くそびえる大・小の天守閣!特に背面の堂々とした佇まいは、前を歩く自分が小さく感じられ、これぞ敵を威圧する戦国時代の城だと納得させられます。

またこのエリアは人もまばらですので、絶好の写真撮影スポット。是非背面からの熊本城も愉しんで頂きたいです。

そしてこの場所でのもう一つのお勧めは、第三の天守とも呼ばれる「宇土櫓(うとやぐら)」。この櫓は西南戦争の戦火を逃れて現存する唯一の建物で、国の重要文化財に指定されています。

3層5階地下1階からなる立派な櫓で、中に入る事が出来ます。内部に入るとむき出しの太い梁と柱が、そしてその柱にはなんと建築当時の手斧の跡が!その削り跡は当時の大がかりな建築の様子が目に浮かぶほどリアル。往時を偲ぶ事が出来る興味深い建物ですので、是非お立ち寄り下さいね。

それでは石垣の名人と呼ばれていた清正公ご自慢の石垣をご紹介します。

石垣が語る熊本城

石垣が語る熊本城

写真:Shinkurou

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熊本城の特徴の一つに「武者返し」と呼ばれる石垣の美しさがあります。「武者返し」とは敵の侵入に備え上に行くほど急に反り返った石垣の事で、特に戦国時代の城郭には多く用いられました。

中でも熊本城の石垣は400年の時の流れを感じさせない程の高さと威容を誇ります。真下を歩くとその迫力に押しつぶされそうに。そして息を飲む程美しいカーブで空に向かって立ち上がっています。

下を歩きながら仰ぎ見れば「さすがにこの石垣を登って攻め込むのは無理だ。」と戦国時代の武将になった気分。下端は約30度ほどでゆるやかですが、上端では75度の絶壁になっています。加藤清正公は石垣の名人と言われたそうですが、納得する素晴らしさです。是非下を歩いてその景観を愉しんで頂きたいと思います。

また次にご紹介する「本丸御殿大広間」の下にある石垣は「二様の石垣」と呼ばれ、清正時代の石垣と、加藤家が改易された後の城主である細川家が造った石垣とを、比べてみることの出来るお勧めスポットです。

蘇った「本丸御殿」

蘇った「本丸御殿」

写真:Shinkurou

清正公により創建され、行政の場や藩主の対面所として使われていた「本丸御殿」が平成20年に5年の歳月をかけて復元されました。

写真は「昭君(しょうくん)の間」と呼ばれる藩主の部屋で、漆塗りや飾り金具が荘厳な雰囲気を醸(かも)し出しています。徳川時代に入ってもなお、亡き豊臣秀吉に心を寄せる清正公の逸話が残されている特別の部屋です。

何よりこの御殿の特徴は大広間の下に「闇り(くらがり)通路」と呼ばれる地下通路がある事ではないでしょうか?大広間の地下に広がる特別の空間で、闇り御門から入り中を歩く事が出来ます。むき出しの石垣の上に架けられた太い梁を見ながら歩くと、ここは本当に御殿の下?と不思議に思う程の空間が広がります。再現ではありますが赤松の梁やケヤキの柱など本格的な造りになっていますので是非じっくりご覧下さい。上を歩く見学者の足音がミシ、ミシと聞こえるのも趣があってまた面白いですよ。

そして御殿を出られたらすぐ前にある銀杏の木。この銀杏の木は清正公が植え西南戦争の時に延焼しましたが、後に新たな芽が出て成長したものです。そのため熊本城は地元では銀杏城とも呼ばれているそうです。一見の価値ありの素晴らしい木ですよ。

熊本城

 入園時間  3月〜11月  8:30〜18:00(入園 17:30まで)
       12月〜2月  8:30〜17:00(入園 16:30まで)
      ただし 天守閣などの建物への入館は閉園30分前までですので
      ご注意下さい。
 入園料   大人500円

まとめ

日本三名城の一つ「熊本城」では「武者返し」と呼ばれる急な傾斜で高くそびえる素晴らしい石垣を楽しむ事が出来ます。そして立派な石垣の上に建つ大・小の天守閣の素晴らしさは他に例を見ないほどの景観。
また熊本城周遊バス「しろめぐりん」を利用し、城周辺の観光名所を愉しまれるのもお勧めです。54万石の城と城下町を回り戦国時代の武将の息吹を感じる旅はいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2009/04/13 訪問

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