まるで名作絵画!京都「圓光寺」で美しすぎる額縁庭園を満喫しよう

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まるで名作絵画!京都「圓光寺」で美しすぎる額縁庭園を満喫しよう

まるで名作絵画!京都「圓光寺」で美しすぎる額縁庭園を満喫しよう

更新日:2017/08/29 11:56

堤原 順二のプロフィール写真 堤原 順二

京都市左京区一乗寺にある「圓光寺」(えんこうじ)は額縁庭園「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)で有名!お堂の柱を額縁に見立て、庭園を絵画のように楽しむことができます。春夏は生命感あふれる青い紅葉、秋には燃えるような真っ赤な紅葉・・・。そんな色鮮やかで名作絵画のような圓光寺の額縁庭園を訪れてみませんか?これぞ京都という美しい空間で贅沢な時間を楽しみましょう。

魅力的な庭園が自慢の圓光寺は贅沢な時間が楽しめる人気の名所

魅力的な庭園が自慢の圓光寺は贅沢な時間が楽しめる人気の名所

写真:堤原 順二

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圓光寺は静かな山里が広がる京都市左京区の一乗寺エリアにあります。慶長6年(1601年)、徳川家康によって京都伏見に開設された学問所が起源となっているお寺で、寛文7年(1667年)に現在の一乗寺に移りました。京都市街地からは少し離れてはいるものの、一年を通して観光客が多数訪れる人気の観光スポットとなっています。

魅力的な庭園が自慢の圓光寺は贅沢な時間が楽しめる人気の名所

写真:堤原 順二

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山門をくぐると、すぐそこには枯山水の庭園!この枯山水の庭園は「奔龍庭」(ほんりゅうてい)と言い、平成25年(2013年)に完成した新しい庭園です。渦を巻いたような白砂は雲海に、そそり立つ石柱は稲妻に、また石組は天空を駆け抜ける龍に見立てたもので、コンパクトながらも躍動感のある庭園です。

庭園の境界を示す「留め石」は置かれておらず、この奔龍庭は何とあえて未完成のまま!訪れる人それぞれの心の中で庭園が完成するという奥深さが魅力です。

なお奔龍庭の奥にある「瑞雲閣」(ずいうんかく)には書物の刊行に使用された江戸時代の木活字(もっかつじ)など圓光寺の貴重な宝物が展示されています。

本堂の玄関口には水琴窟(すいきんくつ)!美しい音色に癒されよう

本堂の玄関口には水琴窟(すいきんくつ)!美しい音色に癒されよう

写真:堤原 順二

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圓光寺のご本尊は運慶の作と伝えられている千手観世音菩薩坐像で本堂に安置されています。また本堂には、京都生まれで日本最後の文人と言われる富岡鉄斎が描いた襖絵「観楓山水図・脩竹清風図」等も展示されていますので、ぜひ見学してみてください。

本堂の玄関口には水琴窟(すいきんくつ)!美しい音色に癒されよう

写真:堤原 順二

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本堂の玄関口には水琴窟があります。水琴窟は日本庭園における最高技術のひとつとされ、地中の空洞に水滴の音を響かせ、その音を楽しむというものです。圓光寺の水琴窟は縁が広い盃型の手水鉢を用いた珍しいもので、キーンと澄んで余韻のある美しい水の音色は、どこか幻想的で癒し効果抜群!古都京都にぴったりの音色をぜひ楽しんでください。

額縁庭園「十牛之庭」は紅葉の名所であり人気の写真スポット

額縁庭園「十牛之庭」は紅葉の名所であり人気の写真スポット

写真:堤原 順二

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本堂前に広がる庭園「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)。この十牛之庭は江戸時代に作庭されたと伝えられる池泉回遊式の庭園です。最も人気のある楽しみ方は何といっても本堂の柱を額縁に見立て、額縁庭園として観賞する方法!春夏は生命感あふれる青紅葉、秋には燃えるような真っ赤な紅葉を額縁の中に見ることができます。

十牛之庭は京都有数の紅葉の名所としても知られ、秋の紅葉のシーズンには連日多くの観光客が訪れます。なお、一乗寺エリアには、圓光寺と同じく紅葉の名所として知られる詩仙堂などもあり、秋の一乗寺エリアは紅葉スポットを巡る観光客で大賑わいです。

これぞ京都!という空間で美しい自然を堪能できる十牛之庭はSNS映え必至!圓光寺の中でも特に人気のある写真スポットです。十牛とは、禅の悟りへと至る道程を表したもの。心静かに庭園を眺めれば、あなたの心の中に何かが生まれるかも!?ここではきっと非日常の時間を過ごせること間違いなしです。

円山応挙が歩いた美しい竹林も必見!十牛之庭を回遊してみよう

円山応挙が歩いた美しい竹林も必見!十牛之庭を回遊してみよう

写真:堤原 順二

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本堂から額縁庭園を観賞した後は、庭園内にある栖龍池(せいりゅうち)に沿って庭園を回遊してみましょう。十牛之庭は本堂側から観賞して楽しむだけではなく、美しい庭園そのものを歩けるのが魅力です。

春夏は眩いばかりの緑色に、秋には燃えるような赤やオレンジ色に彩られ、雪が降った冬の日には純白に包まれる、そんな四季折々に美しい表情を見せる十牛之庭。本堂から額縁庭園として撮るだけではなく、栖龍池側から十牛之庭を全体的に撮ってもSNS映えすること間違いなし!圓光寺で素敵な写真をたくさん撮って楽しんでください。特に秋はおすすめ!

なお、十牛之庭の隅にある「蟠龍窟」(ばんりゅうくつ)では毎週日曜日の早朝に「日曜座禅会」が開かれています。(前日までに要予約、初回のみ志納金要)内容は、座禅・作務・法話・朝粥で、初心者でも参加でき、分かりやすい指導もありますので、京都観光の思い出に参加されてみてはいかがでしょうか。

円山応挙が歩いた美しい竹林も必見!十牛之庭を回遊してみよう

写真:堤原 順二

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十牛之庭にある竹林は「応挙竹林」(おうきょちくりん)と呼ばれ、江戸時代に京都で活躍した絵師・円山応挙がよく訪れていたとされる竹林です。奔龍庭奥の瑞雲閣に展示されている応挙の作品「雨竹風竹図」はこの竹林を描いたもの。応挙が歩いた竹林を、ぜひ歩いてみてください。

境内の裏山は穴場的な展望スポット

境内の裏山は穴場的な展望スポット

写真:堤原 順二

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圓光寺境内の奥にある裏山にも注目です。この裏山には圓光寺開基・徳川家康の歯が埋葬されている東照宮や歴史小説「花の生涯」のヒロイン・村山たか女の墓などがあります。階段はそれほど長くなく、普段の服装でも十分に登れますので、ぜひ足を運んでみてください。

境内の裏山は穴場的な展望スポット

写真:堤原 順二

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裏山に登るとそこは、京都の洛北エリア一帯が見渡せる穴場的な展望スポット!遠くの山には毎年8月16日に行われる京都の夏の風物詩「五山送り火」の「船形」が小さいながらも見ることができます。額縁庭園の観賞と合わせて、素晴らしい眺望も楽しんでみてはいかがでしょうか。

圓光寺の額縁庭園・十牛之庭はおすすめの人気観光スポット

京都市街地から少し離れた静かな山里にある圓光寺。見どころは何といっても美しすぎる額縁庭園・十牛之庭!紅葉の名所として有名ですが、秋だけではなく、春夏の青い紅葉も必見!いかにも京都らしい、おすすめの観光スポットです。日常の喧騒から離れ、美しい庭園をゆっくりと観賞してみませんか?圓光寺で心静まるひと時を、ぜひどうぞ!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/09 訪問

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